空気塞栓症について学ぼう!症状や原因を知って予防するためには?

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潜水士を目指す人には、空気塞栓症の詳しい知識が必要です。
今回は、空気塞栓症の症状や原因について詳しくまとめましたのでぜひ読んでくださいね。

  1. 空気塞栓症の症状を知ろう
  2. 空気塞栓症の原因は何?
  3. 空気塞栓症を予防する方法は?
  4. まとめ

この記事は、空気塞栓症について知りたい人にとって有益な情報となるでしょう。


1.空気塞栓症の症状を知ろう

まずは、空気塞栓症になるとどんな症状が出るのかを知りましょう。
代表的な症状を、解説しますね。
空気塞栓症の疑いがあるときは、素早く対応して後遺症を残さないようにしてください。

1-1.意識障害が起きる

空気塞栓症の代表的な症状には、意識障害があるでしょう。
血管の中に入った空気が脳に達すると、血流を妨(さまた)げることがあります。
すると、脳に血が行き届かなくなって意識障害が起こる原因に。
意識障害には、記憶があやふやになる記憶障害などがあります。
また、呂律(ろれつ)が回らなくなったり言葉が出てこなくなったりすることもあるでしょう。
意識障害が起きた場合は、気を付けてください。

1-2.手足の感覚が無くなる

空気塞栓症の症状としては、手足の感覚が無くなることも代表的な症状のひとつと言えるでしょう。
たとえば、手足に触(ふ)れても触(ふ)れたことが判断ができなかったりします。
また、熱い・冷たいといった感覚が無くなることもあるでしょう。
手足の感覚が無くなることも、脳に障害が起きていることを示す重要な症状ですから、覚えておいてください。
潜水を行った後は、手足の感覚が正常であるかどうかについても確認しましょう。
中には、手足の感覚(かんかく)が無くなったことに気づかず、思わぬ大けがをしてしまう人もいるので気を付けてください。

1-3.体が麻痺(まひ)する

体が麻痺(まひ)することも、空気塞栓症の症状として挙げることができます。
空気塞栓症によって脳に空気が入ると、脳の血流を阻害(そがい)することで神経障害が出るでしょう。
すると、神経を圧迫して体が麻痺(まひ)することがあります。
潜水後などに手足などが自由に動かなくなったときは、空気塞栓症になっていることを疑ってください。
麻痺(まひ)が出る段階では、後遺症をもたらすことも心配です。
少しでも手足の動きがおかしいと思う場合は、空気塞栓症を疑って医師の診断を受けてくださいね。

1-4.体のひきつけや昏睡(こんすい)が起きる

空気塞栓症で重症になると、体のひきつけが起きることも忘れないでください。
体のひきつけは、昏睡(こんすい)が同時に起きることもあります。
空気塞栓症の症状の中でも、体のひきつけや昏睡(こんすい)を見る場合は、すぐに救急処置を行ってください。
特に、昏睡(こんすい)状態になると命にかかわることもあります。
必ず、救急車を呼んで適切な処置を受けましょう。

2.空気塞栓症の原因は何?

空気塞栓症になる原因は、何でしょうか。
原因を知ることは、予防するためにも必要なことです。

2-1.潜水による肺組織の損傷

潜水を行うと、水中で体に大きな圧力が掛かります。
反対に、浮上するときに今まで掛かっていた圧力が減ることは、簡単に理解できるでしょう。
このとき、急激に圧力が減ると肺の中の空気が肺組織を傷付けてしまうことがあります。
すると、肺胞(はいほう)が破れて血液に空気が入ってしまうでしょう。
血液の中に流れ込んだ空気によって、空気塞栓症が起こってしまいます。
急激な減圧は、肺の組織を傷付けるために結果として空気塞栓症になりやすいので気を付けましょう。

2-2.飛行機内の急激な気圧の変化

飛行機が急激に上場したときは、機体の中の気圧も急激に変化するでしょう。
飛行機内の急激な気圧の変化は、空気塞栓症の原因になります。
潜水を行った後に飛行機に乗ることは、空気塞栓症のリスクが高まるので注意しましょう。
特に、潜水を行った後は、24時間以内に飛行機に乗ることを避けてください。

2-3.ヘリウムガスの吸い過ぎ

ヘリウムガスを吸って、声を高くすることが流行(りゅうこう)したことがありました。
実は、ヘリウムガスの吸い過ぎも空気塞栓症の原因になることをご存じでしょうか。
たとえば、高圧のヘリウムガスが肺に入ると、肺の内部の圧力が上がって血液中に空気を送り込むことになります。
また、急激にヘリウムガスを吸い込むことで、肺の中の空気圧が急激に変化することもいけません。
ヘリウムガスを吸う機会がある場合は、気を付けましょう。

3.空気塞栓症を予防する方法は?

では、空気塞栓症を予防する方法について解説していきます。
安全に潜水を行うために、何度も読んで頭に入れてくださいね。

3-1.空気塞栓症について深く学ぶこと

まずは、空気塞栓症の予防のためには、空気塞栓症について深く学ぶことが大切でしょう。
どんなときに起きやすいのか、をしっかり認識することで発症を防ぐことが可能です。
また、ほかの人が空気塞栓症になることを防ぐためにも有効でしょう。
特に、潜水を行う人にとっては、命にかかわる問題です。
空気塞栓症について深く学ぶことで、きちんと予防しましょう。

3-2.急激に浮上しないこと

空気塞栓症を予防するためには、急激に減圧をしないことが大切です。
潜水をした後は、急激に水面に浮上することを避けましょう。
特に、深い場所で潜水作業をした後は、ゆっくりと浮上するように心がけてください。
具体的には、浮上する途中で待機をするなどしてから浮上すると良いでしょう。
自分ひとりで潜水を行うときは、慎重に浮上しましょう。
ゆっくりと浮上して、肺の中の空気圧が急に変化しないように注意してくださいね。

3-3.ヘリウムガスの使用は注意すること

ヘリウムガスを使用するときは、急激に吸い込まないように注意してください。
また、1回で大量に吸い込むことも危険です。
市販のヘリウムガスボンベは、高圧で注入してあるので大量に吸い込むことは止めましょう。

4.まとめ

さて、空気塞栓症について詳しくお話をしてきましたがいかがでしょうか。
ぜひ、何度も繰り返して読んでください。

  • 空気塞栓症の症状を知っておく
  • 空気塞栓症の原因には何があるかを学ぶ
  • 空気塞栓症を予防する方法を理解する

空気塞栓症にかんして、詳しい知識が身に付いたことでしょう。

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