建築物環境衛生管理技術者・ビル管理士の資格取得に必要な基礎知識

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資格を取得するために試験を受けたいけれどよくわからない。試験日までのスケジュール計画や勉強法が知りたい…。あなたのその悩み、この記事を確認すれば解決します。できることなら1発で資格を取得したいでしょう。建築物の環境衛生にたずさわる「建築物環境衛生管理技術者」は国家資格の1つです。通称、ビル管理技術者・ビル管理士とも呼びます。ビル管理士の資格を取得するためにも、定義や試験データ、メリット、学習のポイントや合格までのスケジュール計画など詳しく説明しましょう。試験を受ける予定の人は、ぜひ参考にしてください。

  1. 建築物環境衛生管理技術者とは?
  2. 建築物環境衛生管理技術者の試験データ
  3. 建築物環境衛生管理技術者のメリット・生かせる仕事
  4. 受験対策と学習のポイント
  5. 合格までのスケジュール
  6. 建築物環境衛生管理技術者・ビル管理士に関するよくある質問
  7. まとめ

1.建築物環境衛生監理技術者とは?

そもそも、建築物環境衛生管理技術者とはどんな役割を担っているのでしょうか。定義について知ることは資格の目的や本質の理解へとつながります。自分自身、知らない人に説明できるよう歴史・職務・選任義務について把握しておきましょう。

1-1.建築物環境衛生管理技術者の歴史

通称、ビル管理士は「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」に基づいています。衛生面を保つことはビルで働いている人の健康にかかわる大切な内容です。人が多く集まる場所は特に、衛生的でなくてはなりません。大まかに説明すると、ビル管理士はビル全体の総合監督者のような役割を担っています。資格自体、長年の歴史を持っているため、職務や講習などより細かくルールが決まっているのです。

1-2.建築物環境衛生管理技術者の職務

ビル全体の環境衛生管理を務めるため、職務は非常に幅広いです。大まかに区別すると全部で4つの職務があります。1つ目は「管理業務計画の立案」です。環境衛生を維持するには適度に改善点をあげていき、計画を立てなければなりません。計画を立てたうえで2つ目の「管理業務の指揮監督」へ移ります。現場技術者への講習や計画に基づいた実施状況の監督、技術指導などです。そして、3つ目は「建築物衛生管理基準に関する測定、または検査結果の評価」になります。空気環境の測定や水質検査など施設の総合的点検から問題点を把握しなければなりません。問題点が明確になれば最後の「是正措置(ぜせいそち)」に入ります。問題点の改善を中心に、改善案の作成や現場の意見を聞くなど行動することになるでしょう。

1-3.建築物環境衛生管理技術者の選任義務

ビル管理士には選任義務があります。面積3,000m2以上の特定建築物になるでしょう。超高層ビルや大・中規模のオフィスビル、ホテル、ホール、大学、図書館・博物館などきちんとビル管理士を選任しなければなりません。選任を怠ると法律違反になります。また、近年建設している大規模建築物の機能や収容人員からすると、小都市にも匹敵する大きさです。よって、管理技術にはビル管理士と言った専門知識を身につけた人の配属が必要になります。