ビルメンに転職したい人必見! 転職に有利な資格一覧はこれだ!

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ビルメンとは、ビルメンテナンス業務の略称です。不特定多数が利用するオフィスビルや商業施設などを安全かつ衛生的に利用してもらえるよう、ビルの設備管理やメンテナンス・清掃・害虫駆除などを行います。ビルメンを必要としている施設は、全国に数千か所以上あり、転職・就職先にビルメン業界を考えている人もいるでしょう。さて、ビルメンになるには、「ビルメン4点セット」「ビルメン3種の神器」など呼ばれる資格を取得すると有利と言われています。しかし、どちらも複数の資格があるため、どれから取得してよいか分からない、と悩んでいる人も多いでしょう。
そこで、今回はビルメンの転職や就職に必要な資格一覧を紹介し、おすすめの取得方法などについて解説します。

  1. ビルメンの基礎知識
  2. ビルメンになるために有利な資格について
  3. 建築物環境衛生管理技術者の資格取得方法
  4. ビルメンの資格に関するよくある質問

この記事を読めば、ビルメン業界に転職したり、仕事に必要だったりする資格がよく分かるでしょう。ビルメン業界で働きたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.ビルメンの基礎知識

はじめに、ビルメンの仕事内容や仕事に資格が必要な理由などを解説します。どのような人が向いている仕事なのでしょうか?

1-1.ビルメンとはどのような仕事?

前述のとおり、ビルメンとは、不特定多数の人が利用する施設を安全かつ衛生的に使用できるように管理する仕事の総称です。主な仕事は、清掃・害虫(害獣)駆除・設備の点検や修理・施設の警備などがあります。また、ビルメンと称していますが、オフィスビルや商業ビル以外にも、不特定多数が利用する施設ならば、ホテルや旅館などの宿泊施設・学校・地下街、などでビルメン業務は必要です。そのため、想像以上にビルメンの需要は高く、常に一定の求人があります。

1-2.ビルメンの働き方と収入

ビルメンは、基本的に24時間体制で施設管理を行います。パートやアルバイトならば日勤だけ、夜勤だけといった働き方もできますが、正社員として働きたい場合は日によって勤務時間が変わることが一般的です。また、オフィスビルや学校など一部を除いて、土日やお盆、正月も仕事がある施設が多いでしょう。そのため、休みも不規則になります。
年収は250万円~と決して高くはありませんが、資格を取得することによって給与アップが可能です。

1-3.資格が必要な理由

ビルメンの仕事の中には、資格が必要なものと必要でないものがあります。例えば、清掃や警備などの仕事に資格は必要ありません。しかし、空調や電気設備の管理や修理には電気工事士や冷凍機械責任者の資格が必要です。また、建築物環境衛生管理技術者は、建築物衛生法という法律で、特定建築物での選任が義務づけられています。
つまり、資格を取得すれば仕事の幅も広がり、資格手当などで給与もアップするでしょう。また、ビルメンの求人も有資格者限定が優遇のものもあります。

不特定多数の人が利用する施設を安全かつ衛生的に使用できるように管理する仕事の総称がビルメンなんですね。
主な仕事は、清掃・害虫(害獣)駆除・設備の点検や修理・施設の警備などがあり、オフィスビルや商業ビル以外にも、不特定多数が利用する施設ならば、ホテルや旅館などの宿泊施設・学校・地下街、などでビルメン業務は必要です。

2.ビルメンになるために有利な資格について

この項では、ビルメンに転職や就職をするために有利な資格について解説します。どのような資格があるのでしょうか?

2-1.ビルメン4点セットについて

ビルメン4点セットとは、ビルメン業界に就職するならば、取得しておきたい以下に紹介する4つの資格のことです。

  • 第二種電気工事士:一般住宅・店舗などにある600V以下で受電する設備の工事を行うことができる資格
  • 危険物取扱者乙種4類:灯油・ガソリンなど、引火性液体の取り扱いや保安監督業務を行える資格
  • 第三種冷凍機械責任者:冷凍機械(業務用空調設備含む)の保安管理ふぁできる資格
  • 二級ボイラー技士:ボイラーの取り扱いができる資格

この4つの資格を取得すれば、電気工事・業務用空調設備の維持管理、ボイラーの取り扱いやボイラーの燃料である重油の取り扱いなどができるようになります。
これらの資格の特徴は、受験資格が定められていないことです。ですから、学歴・職歴・経験などがなくても試験を受けて資格を取得することができます。ただし、二級ボイラー技士だけは、無経験の場合は資格取得後に2日間の講習受講が必要です。
試験の難易度もそれほど高くないので、勉強さえしていれば、一発合格も不可能ではありません。

2-2.ビルメン4点セットの資格取得方法

ビルメン4点セットは、すべて資格試験を受けて合格すれば取得できます。各種試験を主催しているのは、以下のような団体です。

試験の日程や内容などは、主催団体のホームページを確認していただければ分かります。ただし、第二種電気工事は、経済産業省が認めた認定校で特定の単位を取得することでも取得可能です。例えば、工業高校の電気科などが該当します。ビルメン4点セットの取得方法についてはこちらにも詳しく記載されていますので、ぜひ参考にしてください。

2-3.ビルメン4点セットは何から取得するべき?

ビルメン4点セットのうち、最も使える資格が第二種電気工事士です。現在はボイラー設備がない施設も増えており、そのような施設ではボイラー技士や危険物取扱者の資格は、必要ありません。しかし、電気設備がない施設はありませんから、「取得しても活用できるところがない」とがっかりすることもないでしょう。また、第二種電気工事士の資格を取得して実務経験を積めば、上位資格である第一種電気工事士の免状交付条件を満たすこともできます。電気工事士についてもっと詳しく知りたいという人は、こちらの記事も併せて読んでみてください。

2-4.ビルメン3種の神器とは?

ビルメン3種の神器とは、

  • 建築物環境衛生管理技術者
  • 第三種電気主任技術者
  • エネルギー管理士

以上3つの資格を指します。これらの資格は、ビルメン4点セットよりも難易度が高く、第三種電気主任技術者以外は、資格試験や資格を取得するための講習会を受けるために一定の条件が必要です。ですから、まずビルメン4点セットを取得し、その後ビルメンの仕事をしながらビルメン3種の神器にチャレンジする人もいるでしょう。ビルメン3種の神器のうち、どれか1種類でも取得していれば、ビルメン業界では引っ張りだこになることもあります。ビルメン3種の神器の詳細や取得方法は、こちらの記事に詳しいので、ぜひ併せて読んでみてください。

ビルメン業界に就職するならば、取得しておきたいビルメン4点セットがあるんですね。
具体的には、第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者、二級ボイラー技士の4つです。これらは学歴・職歴・経験などがなくても試験を受けて資格を取得することができます。

3.建築物環境衛生管理技術者の資格取得方法

この項ではビルメン3種の神器の1つ、建築物環境衛生管理技術者の資格取得方法を解説します。取得を目指す人は、ぜひ参考にしてください。

3-1.建築物環境衛生管理技術者とはどのような資格?

建築物環境衛生管理主任技術者は、特定建築物で建物の衛生管理や維持管理に対する監督等を行う国家資格です。特定建築物とは、床面積が3,000平方メートル(学校の場合は、8,000平方メートル)以上ある、商業施設・オフィスビル・劇場・ホテルなど、不特定多数が利用する施設を指します。ビルメン業務を必要とする施設のうち、大規模なものと理解しておけばよいでしょう。特定建築物は、建築物衛生法という法律により、建築物環境衛生管理技術者の選任が義務づけられています。
取得すれば、ビルメン業務に就く人を統括する立場を任されるようになり、昇給・昇進も期待できるでしょう。もちろん、転職にも大変有利です。

3-2.建築物環境衛生管理技術者の主な業務

建築物環境衛生管理技術者は、特定建築物の清掃・害虫駆除、空気や上下水道の点検などの業者との契約や検査の立ち会いい、検査結果の保管などのほか、テナントや自治体との折衝を行います。オーナーからビル管理の全権を任されている、という有資格者も珍しくありません。ビルメンたちの統括、テナントからのクレーム処理なども行いますので、ある程度社会経験を積んでいる40代以降の人のほうが向いている仕事です。

3-3.資格取得方法

建築物環境衛生管理技術者の資格を取得するには、ビル管理の実務経験を2年以上積んで日本建築物環境衛生管理教育センターが主催する試験を受けて合格する方法が一般的です。そのほか、医師や薬剤師などの資格を取得したり、大学・高校を卒業したりして、環境衛生監視員や建物の衛生管理を指導する実務経験を積み、センターが主催する講習を受ける方法があります。
ちなみに、講習の受講資格を得るために必要な期間は資格や学歴によって異なりますので、詳しくはセンターのホームページを確認しましょう。講習の時間は全部で103時間です。
資格試験の合格率は23%前後ですから、易しい試験ではありません。講習を受講したほうが確実に資格は取得できます。しかし、103時間の講習を修了するためには、職場の理解が不可欠です。一方、資格試験のほうは、受験資格を得るために必要な実務経験の期間が短く、短時間で資格取得できるというメリットもあります。

3-4.勉強方法のコツ

建築物環境衛生管理技術者の試験勉強は、独学や通信教材を利用して行う人が多いことでしょう。参考書と過去問題集は大手書店やインターネットショップで豊富な種類が販売されています。
なお、建築物環境衛生管理技術者は「ビル管理士」という通称があり、参考書には「ビル管理士試験の参考書」として販売されているものもたくさんありますので、購入する際は注意しましょう。
建築物環境衛生管理技術者の試験は暗記が中心ですが、科目数が7科目あり、仕事をしながら勉強する場合は効率的に勉強する必要があります。
勉強時間があまりとれないので、合格に必要な知識を短時間で身につけたいという場合は、SATの教材を利用してみましょう。テキストだけでなく専門の講師が行った講義を収録したDVDやeラーニングもついています。eラーニングはスマートフォンやタブレットでも視聴可能ですので、重いテキストを持ち歩かなくてもどこでも勉強することができ、便利です。通勤時間や昼休みに勉強するという人もぜひご利用ください。

建築物環境衛生管理技術者の資格を取得するには、ビル管理の実務経験を2年以上積んでから試験を受けて合格する方法が一般的なんですね。
合格率は23%前後ですから、易しい試験ではありません。合格に必要な知識を短時間で身につけたいという場合は、SATの教材を利用してみましょう。

4.ビルメンの資格に関するよくある質問

Q.第三種電気主任技術者は、電気工事も行える資格ですか?
A.いいえ。電気工事は電気工事士しか行えません。一方電気主任技術者は、事業用電気工作物の点検を行うことができる資格です。ビルメン業務としては、電気設備の点検が行えます。難易度の高い資格なので、電気工事士を取得出来たら挑戦してみましょう。

Q.第一種電気工事士のほうが資格を取得したら有利になりますか?
A.はい。ただし、第一種は電気工事士として5年間の実務経験がなければ免状が交付されません。まずは第二種を取得しましょう。

Q.建築物環境衛生管理技術者試験に必要な実務経験は、ビルメンの仕事をしていれば、問題なく積めますか?
A.はい。建物の設備(給排水・空調・電気)などの維持管理や清掃業務が実務経験に当たります。ただし、設備の修理だけを行っていた場合や警備のための巡回は実務経験ではありませんので、注意しましょう。

Q.ビルメン4点セットはすべて取得しなくても問題ありませんか?
A.はい。でも、電気工事士と冷凍機械責任者の資格を両方取得していれば、空調設備の管理・電気設備の管理の両方を行うことができ、より有利です。

Q.建築物環境衛生管理技術者を取得すれば、ほかの資格は取得しなくてもかまいませんか?
A.受験資格や講習受講資格を取得するために必要な実務経験を積むためには、資格があったほうが断然有利です。ビルメン4点セットのうち、どれか1つでも取得しておきましょう。

ビルメンの資格について気になっていたことがよくわかりました。
ビルメンを目指しているのならば、ぜひ参考にして資格取得に役立ててくださいね。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回はビルメンに転職・就職するために有利な資格を解説しました。ビルメン4点セットならば、参考書や過去問題集も豊富です。SATでも各種資格の対策講座を開催していますので、ぜひ利用してみてください。