【必見】ビルメンに必要な資格をご紹介!~ビルメン4点セットとは~

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街中には多数のビルが立ち並んでいます。ビルの中には店舗やオフィスなどがあり、たくさんの人が行き交う場所です。不特定多数の人が出入りする場所は、きちんと管理していかなければなりません。ビルのメンテナンスを「ビルメンテナンス」「ビル管理」といいます。ビル管理に関する知識を持っていないと、正しく管理することはできません。そのため、ビルメンテナンス・ビル管理には有資格者の存在が必要不可欠です。そこで、本記事では、ビルメンとは何なのか、必要な資格について詳しく説明しましょう。

  1. ビルメンとは
  2. ビルメン4点セットとは?
  3. 二級ボイラー技士について
  4. 危険物取扱者乙3種について
  5. 二種電気工事士について
  6. 第三種冷凍機械責任者について
  7. そのほかビルメンに有効な資格について
  8. ビルメンに関してよくある質問

この記事を読むことで、ビルメンに必要な情報と資格の種類を知ることができます。資格取得を考えている方やビルメンについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。


1.ビルメンとは

ビルメンテナンスは通称ビルメンと呼ばれています。ビルメンとは一体どのような仕事なのか、詳しく見ていきましょう。

1-1.ビルメンの定義

ビルメンは建築物管理のことです。建築物管理とは、建築物を維持・管理するために清掃や点検などの各種業務を指しています。使用する人たちが気持ちよくいられるようにビルを管理する仕事です。ビル全体の管理業務はたくさんあります。

1-2.仕事内容

主な仕事内容は、環境衛生管理・設備管理・建物や設備の保全業務・保安警備・ビルマネージメント業務になります。さらに、それぞれの業務はさまざまな内容にわかれているのです。以下に主な仕事内容をまとめました。

  • 環境衛生管理:清掃・害虫防除・空気環境管理・排水給水管理・廃棄物処理など
  • 設備管理:電気通信設備・空気調和設備・消防用設備・給排水設備などの管理
  • 建物や設備の保全業務:建物構造部・設備の点検調査
  • 保安警備:警備業務・防火防災業務・駐車場管理など
  • ビルマネージメント:ビル運営の費用節約計画の立案など

1-3.必要性

オフィスビルなど不特定多数の人が出入りする場所は、すぐに汚れや劣化が目立ちます。誰かがきちんと管理していかなければ、トラブルが起きやすくなるのです。たとえば、トイレの水が流れない・水が汚い・エアコンの調整ができない・エレベーターが使えないなどが挙げられるでしょう。トラブルを防ぎ、快適に働ける環境にするためにもビルメンが必要です。

1-4.魅力と将来性

ビルメンの魅力は、就職・転職に役立つことです。ビルメンに必要な資格を取得すれば、建築物管理に必要な知識を習得しているあかしになります。そのため、ビルメンテナンス会社などが欲しがる人材なのです。また、資格手当など収入も期待できます。

2.ビルメン4点セットとは?

ビルメン4点セットと呼ばれている資格をご存じでしょうか。二級ボイラー技士・危険物取扱者乙種4類・第二種電気工事士・第三種冷凍機械責任者のことです。それぞれどのような資格なのか、詳しく説明しましょう。

2-1.二級ボイラー技士

ボイラー技士は、ボイラーを専門的に取り扱う有資格者のことです。二級ボイラー技士は、小規模ボイラーから伝熱面積25平方メートル以内のボイラーを扱うことができます。ボイラーを設置している建築物もあるため、知識として身につけておけば役に立つ資格です。

2-2.危険物取扱者乙種4類

危険物取扱者乙種第4類は、ビルメンの資格の中でも持っておいたほうがいい資格になります。なぜなら、乙種第4類の危険物は、ガソリン・灯油・軽油など引火性液体が含まれているからです。私たちに最も身近な危険物といえます。建築物内にある非常用の発電機には、重油などの燃料を取り扱っているところが多いです。

2-3.第二種電気工事士

第二種電気工事士は、一般住宅・店舗など600ボルト以下で受電する設備工事に従事できる資格です。ビルメン4点セットの中でも、最も重要な資格になります。「第二種電気工事士の資格を持っている者」と求人に記載されていることも多いです。コンセント工事など簡単な作業でも、第二種電気工事士の資格が必要になります。

2-4.第三種冷凍機械責任者

冷凍機械に関係する高圧ガスの製造施設などで保安業務をおこなうのが冷凍機械責任者です。第三種冷凍機械責任者は、100トン以内の冷凍機器を扱うことができます。大型冷蔵倉庫が設置されている建築物もあるため、取得して損はない資格です。

3.二級ボイラー技士について

小規模ボイラーから伝熱面積25平方メートル以内のボイラーを扱う二級ボイラー技士の試験について説明します。一体どのような仕事をおこなうのかについても説明しましょう。

3-1.職務

二級ボイラー技士の主な職務は、ボイラーの点検や安全管理です。ボイラーが正常に働いているかどうか、異常がないかどうか点検します。ボイラーは熱源にガス・石油・石炭などを使用するため、慎重に扱わなければなりません。知識を心得ているボイラー技士ならではの仕事です。

3-2.試験概要

二級ボイラー技士の試験は、公益財団法人安全衛生技術試験協会が実施しています。受験資格や試験科目など、合格に必要な試験内容をチェックしていきましょう。

3-2-1.受験資格

第二級ボイラー技士に受験資格はありません。誰もが受験できるので、気軽に申し込みができます。ただし、保険証や自動車免許証など本人確認証明書が必要です。

3-2-2.試験日・試験科目・受験料

試験は北海道センター・東北センター・関東センター・中部センター・近畿センター・中国四国センター・九州センターにて毎月実施されています。各センターによって日程が異なるため、安全衛生技術試験協会のホームページで確認してください。また、試験科目は以下のとおりです。受験料は6,800円になります。

<二級ボイラー技士 試験科目>

  • ボイラーの構造に関する知識
  • ボイラーの取り扱いに関する知識
  • 燃料および燃焼に関する知識
  • 関係法令

安全衛生技術試験協会ホームページ

3-2-3.申込方法

郵送か、各センター窓口への持参になります。郵送の場合は、第1受験希望日の2か月前から14日前まで受験申請書を郵送してください。直接窓口に持参する場合は、2か月前から2日前まで受け付けています。受験申請書は各センターまたは免許試験受験申請書取扱機関一覧に示す団体で無料配布されているので、チェックしておきましょう。

受験申請書取扱機関一覧はこちら

3-2-4.難易度

近年の合格率を見てみると、50%~60%ほどです。受験者の半分近くが合格しているので、難易度は「やや易しい」になります。参考書と過去問を使って勉強すれば、難なく合格できる資格です。

4.危険物取扱者乙種4類について

引火性液体を扱う危険物取扱者乙種4類は、一体どのような試験になっているのでしょうか。資格取得を考えている方はぜひチェックしてください。

4-1.職務

主な職務は、危険物第4類の管理・保管・取り扱いです。必ず有資格者が危険物を扱わなければなりません。特に、引火性液体は火の近くに置いておくとすぐに火災が発生します。現場で保管するなら、管理や保管場所を徹底しておく必要があるのです。

4-2.試験概要

危険物取扱者乙種4類の試験は、一般財団法人消防試験研究センターが実施しています。合格するためにも、試験内容をチェックしておきましょう。

4-2-1.受験資格

危険物取扱者乙種4類に受験資格はありません。誰もが受験できる資格になります。そのため、とりあえず危険物取扱者乙種の試験を受けようとする方も多いのです。

4-2-2.試験日・試験科目・受験料

危険物取扱者乙種4類の試験は、前期(4月~9月)と後期(10月~3月)にわかれています。月に1回~数回実施されていますが、試験地によって異なるので注意してください。試験日の詳細については、消防試験研究センターのホームページで確認できます。試験科目は、以下のとおりです。また、受験料は3,400円になります。

<危険物取扱者乙種4類 試験科目>

  • 危険物に関する法令
  • 基礎的な物理学および基礎的な化学
  • 危険物の性質ならびにその火災予防および消火の方法

消防試験研究センターホームページはこちら

4-2-3.申込方法

申込方法は書面申請と電子申請(インターネット)の2つがあります。書面申請の場合は、必要な書類をそろえたうえで各都道府県のセンター窓口に提出してください。電子申請の場合は、消防試験研究センターのホームページから可能です。申請に必要な書類(願書)は、各センターの窓口にて無料で配布されています。

電子申請はこちら

4-2-4.難易度

危険物取扱者乙種4類の難易度は、「やや易しい」です。近年の合格率を見てみると、30%~35%ほどになります。決して高い合格率とはいえませんが、しっかり勉強すれば合格できる資格です。

5.第二種電気工事士について

600ボルト以下で受電する設備工事ができる第二種電気工事士は、一体どのような試験になるのでしょうか。主な職務と一緒に詳しく説明します。

5-1.職務

第二種電気工事士は、600ボルト以下で受電する設備の工事・取り扱いが主な職務になります。電気を扱う際、感電や火災が起きる危険性もあるため有資格者が工事をしなければなりません。電気を扱う建築物においては、必要な仕事になります。

5-2.試験概要

第二種電気工事士の試験は、一般財団法人電気技術者試験センターが実施しています。受験資格や試験科目など詳しくチェックしていきましょう。

5-2-1.受験資格

第二種電気工事士に受験資格はありません。年齢・性別問わず、誰もが受験できる資格です。そのため、第一種電気工事士を受ける前に第二種を取得するという方も増えています。

5-2-2.試験日・試験科目・受験料

試験日は、上期(6月~7月)と下期(10月~12月)の年に2回実施されています。試験科目は筆記試験と技能試験の2つです。技能試験は実際に持参した作業用工具を使って作業します。以下に試験科目をまとめたのでチェックしてください。受験料はインターネット申請が9,300円、郵送申請が9,600円です。

<筆記試験>

  • 電気に関する基礎理論
  • 配電理論および配線設計
  • 電気機器・配線器具ならびに電気工事用の材料・工具
  • 電気工事の施工方法
  • 一般用電気工作物の検査方法
  • 配線図
  • 一般用電気工作物の保安に関する法令

<技能試験>

  • 電線の接続
  • 配線工事
  • 電気機器および電気器具の設置
  • 電気機器・配線機器ならびに電気工事用の材料および工具の使用方法
  • コードおよびキャブタイヤケーブルの取りつけ
  • 接地工事
  • 電流・電圧・電力および電気抵抗の測定
  • 一般用電気工作物の検査
  • 一般用電気工作物の故障箇所の修理

電気技術者試験センターホームページ

5-2-3.申込方法

申込方法はインターネット申請と郵送申請の2つがあります。郵送の場合、ゆうちょ銀行で受験手数料とともに窓口に提出してください。インターネット申請の場合は、電気技術者試験センターのホームページから可能です。受験申請書の配布場所は、受験申込受付開始の約10日前から、ホームページで公開されます。

インターネット申請はこちら

5-2-4.難易度

第二種電気工事士の難易度は、「普通」です。近年の合格率を見てみると、およそ35%~50%になります。難易度が普通でもきちんと勉強しなければ落ちるものです。きちんとスケジュールを立てて勉強を続けていきましょう。

6.第三種冷凍機械責任者について

100トン以内の冷凍機器を扱う第三種冷凍機械責任者の職務や試験概要について説明します。試験内容を知りたい方は、ぜひチェックしてください。

6-1.職務

主に、小規模冷凍機の取り扱い・設置・管理業務が仕事になります。統括的な業務がおこなえる資格です。冷凍機器が正常に動いているか、異変が起きていないかをチェックします。100トン以内の冷凍機器が設置されている建築物においては、必要な資格です。

6-2.試験概要

第三種冷凍機器責任者の試験は、高圧ガス保安協会が実施しています。試験を受ける前に、詳しい内容を把握しておきましょう。

6-2-1.受験資格

第三種冷凍機器責任者に受験資格はありません。誰でも受験できる資格になっています。実務経験も必要ないので、初心者でも気軽に受けることができる資格です。

6-2-2.試験日・試験科目・受験料

試験日は年に1回、11月上旬ごろに実施されています。年に1回の実施になるので、1発合格を目指したいものです。また、試験科目は法令・保安管理技術の2科目になります。受験料は、インターネット受付が7,900円、書面受付が8,400円です。

6-2-3.申込方法

申込方法は、インターネット受付と書面受付の2つになります。書面受付の場合は、受験申請書を用意して、センターに送付してください。受験申請書は、7月上旬ごろから高圧ガス保安協会および都道府県試験事務所で配布します。インターネット受付は、高圧ガス保安協会のホームページから可能です。

インターネット申請はこちら

6-2-4.難易度

第三種冷凍機器責任者の難易度は、普通~やや易しいです。近年の合格率を見てみると、およそ30後半~40%になっています。法令よりも保安管理技術の試験内容が難しいので、中心に勉強をしたほうがいいですよ。

7.そのほかビルメンに有効な資格について

紹介したビルメン4点セットの資格以外にも、有効な資格があります。それぞれどのような資格なのか、詳しく説明しましょう。

7-1.ビル設備管理技能士

ビル設備管理技能士は国家資格の1つです。ビルなどの建築物に設置されている電気・消火・給排水・空調設備を維持管理する資格になります。総合的なビル管理をしたい方におすすめの資格です。ただし、ビル設備管理技能士を取得しても、ボイラー・電気工事はできません。

7-2.ビルクリーニング技能士

ビルクリーニング技能士も国家資格の1つです。環境衛生維持管理業務のうち、ビルクリーニング業を中心におこないます。ビルクリーニング業とは、清掃作業を含めた仕事です。そのため、清掃作業の監督をおこなう清掃作業監督者になるための必要資格でもあります。

7-3.マンション管理士

マンション管理士は国家資格の1つで、マンション管理組合の運営や維持・管理をおこないます。建築物構造上の技術的問題・管理組合に対する助言・指導などコンサルティング業務が主な仕事です。マンション管理組合のコンサルタントになりたい方は、取得をおすすめします。

8.ビルメンに関してよくある質問

ビルメンに関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

8-1.ビルメンの平均年収は?

ビルメンの平均年収は、およそ300万~500万円です。勤めたばかりのころは経験が不足しているため、年収は300円程度になります。しかし、経験をつみ、資格を取得すれば昇給も期待できるのです。ビルメンの仕事をしながら資格を取得する方は、結構いらっしゃいます。

8-2.ビルメンに必要な能力とは?

ビル管理や設備の知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力も必要です。ビルメンはオーナーとの橋渡しをおこないます。テナントの責任者と打ち合わせをすることもあるため、さまざまな人と交流するのです。自然とコミュニケーション能力はついてくるので安心してください。

8-3.ビルメンに転職するコツが知りたい

自分で求人を探すのもいいですが、仕事をしながらだとなかなか見つかりません。そこで、おすすめしたいのが「ビルメン転職ナビ」です。ビルメンテナンス・ビル管理の求人を扱っているので、希望に当てはまる職場が見つかります。企業面接のアドバイスもおこなっているのです。

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8-4.資格を複数取得したほうがいいのか?

資格はたくさん持っておいて損はありません。ただし、なりふり構わず受けるのではなく、自分がなりたい役職ややりたい仕事に合った資格を取得したほうがいいですよ。たとえば、電気設備の工事に携わりたいのなら「第二種電気工事士」をおすすめします。

8-5.おすすめの勉強法が知りたい

仕事をしながら試験勉強をするのは、思っている以上に大変です。そこで、おすすめしたいのがSATの通信講座になります。試験のポイントを押さえたテキストと映像学習ができるDVDがセットになっているのです。DVD(動画)はスマートフォンで再生可能なので、好きなときに勉強ができます。さらに、わからないところがあればメールで先生に尋ねることができるので、ぜひチェックしてみてください。

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まとめ

いかがでしたか? ビルメンは不特定多数の人たちが集まる建築物の運営に必要な存在です。主に、ビル設備管理や保安業務などをおこないます。ビルメンに役立つ資格を取得すると、転職・就職に有利です。特に、ビルメン4点セットと呼ばれている「二級ボイラー技士」「危険物取扱者乙種4類」「第二種電気工事士」「第三種冷凍機械責任者」は取得をおすすめします。どれも受験資格はないので、初心者でも気軽に受験できるのです。興味のある資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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