ビルメン三種の神器とは? 資格の内容や取得方法を解説します。

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ビルメンとはビルメンテナンス業務の略です。不特定多数が利用するオフィスビルや商業施設などの維持管理を行う業務であり、ビルの持ち主からビルメンテナンス業務を請け負う会社も数多くあります。また、一定の広さ以上の床面積を持つオフィスビルや商業施設・ホテル・学校などは、特定建築物に指定され、建築物環境衛生管理主任技術者の選任が義務づけられているのです。また、建築物環境衛生管理主任技術者以外にもビルメン業界に就職するために有利な資格があり、その中でも特に難易度が高く、就職や転職に有利な資格は「ビルメン三種の神器」と呼ばれています。

今回は、ビルメン三種の神器に指定されている資格の特徴や、取得方法をご紹介しましょう。

  1. ビルメンの基礎知識
  2. ビルメン三種の神器とは?
  3. ビルメン三種の神器を取得する方法
  4. ビルメン三種の神器に関するよくある質問

この記事を読めば、ビルメン業界に就職や転職を行う際に取得しておくと有利な資格がよく分かります。ビルメン業界へ興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.ビルメンの基礎知識

はじめに、ビルメンテナンス業務の仕事内容や求人情報、給与などの基礎知識をご紹介します。どのような仕事なのでしょうか?

1-1.ビルメンの仕事とは?

ビルメンとは、不特定多数が利用するビルや商業施設・地下街などに設置されている電気設備・給排水設備・空調設備などの点検・整備を行う仕事です。施設によっては清掃や警備を行うこともあるでしょう。といっても、実際にビルメンの仕事に就いている方が清掃を行ったり整備を行ったりすることは、あまりありません。設備に異常がないか定期的に点検を行い、整備や修理・清掃などを行う専門会社との折衝を行うのが主な仕事です。

また、テナントの要望をビルのオーナーに連絡したり、テナントの入退室を管理したりすることもあるでしょう。ビルメンが適正に行われている建物は、使いやすく評判も高いのです。

1-2.ビルメンの求人について

一昔前までビルメンといえば、楽な仕事であり、定年退職をした人の再就職先というイメージの強いものでした。しかし、現在は単なる点検業務や見回り業務だけでなく、設備の整備点検や管理、テナントや業者との折衝も業務に含まれることが一般的です。ですから、高いコミュニケーション能力を持った方や、電気設備や空調設備の維持管理を行える資格を持った人でないと、務まらない仕事になっています。

ビルメンの仕事に就きたい場合は、ビルを所有している会社や、ビルメン業務を請け負う業者が出している求人に応募するのが一般的です。

ビルメンの仕事は、大きく分けて「系列系ビルメン」と「独立系ビルメン」があります。
系列系ビルメンは、全国に複数のビルを所有している会社が、ビル管理を行うために設立した会社です。規模の大きな会社が多く、給与も高い傾向にあり、福利厚生もしっかりとしています。その反面、転職する際には一定の実務経験や資格が必要というところが多いでしょう。
独立系ビルメンは、系列系ビルメンの下請けとして働くことが多く、清掃や警備会社が業務を拡大してビルメン会社になったというところもあります。系列系ビルメンに比べると給与が安い傾向にありますが、未経験者や無資格者でも比較的採用されやすいでしょう。また、系列系ビルメンに比べると仕事が楽というところもあります。
独立系ビルメンに就職して実務経験を積んで資格を取得し、系列系ビルメンに転職するのもおすすめです。

ちなみに、系列系ビルメンの給与は年収350万円~450万円程度、独立系ビルメンの給与は250万円~350万円程度が相場といわれています。資格を取得している方は、各種資格手当がつくこともあるでしょう。

1-3.ビルメンの魅力

ビルメンの仕事は、トラブルがない限りルーチンワークです。また、業者やテナントとの折衝をすることもありますので、ある程度人生経験を積んだ年代の方が仕事を行いやすいでしょう。特に、電験三種や建築物環境衛生管理主任技術者の資格を取得していれば、50代・60代になっても求人があります。ですから、少しでも長く働きたいという方にはおすすめです。
また、系列系ビルメンで長年仕事をしていれば、出世ものぞめるでしょう。ビルメンを必要とする建物はこれからも増え続けていくと考えられますので、実務経験を積んでいれば転職先も困らないと思います。

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