土木施工管理技士

土木施工管理技術検定に、合格するための適切な勉強方法を紹介

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土木施工管理技士は、受験資格が必要な資格です。1級と2級に別れているものの、どちらも一定期間以上の実務経験がなければ受験することはできません。また、指定学科を卒業したとしてしても、試験の合格率は30%前後であることから、実務経験があったとしても容易に合格できる資格ではないことが予想できるでしょう。 

では、土木施工管理技士に合格するためにはどのような勉強方法が適切なのでしょうか。ここでは、土木施工管理技士に適した勉強方法や参考になるテキストなどを紹介していきます。土木施工管理技士の取得を目指している方は参考にしてみてください。

1.どのくらい勉強時間が必要なのか?

土木施工管理技士の1級は500~600時間、2級は400時間ほどの勉強時間が必要です。そのため、半年ほどの勉強期間を確保し、スケジュール調整を行わなければ合格することは非常に難しいといえるでしょう。 

また、1級と2級のどちらでも実地試験(筆記試験)に合格する必要があります。しかし、実際の実務経験に基づいた過去の記憶を書いたとしても、書き方によっては合格できない可能性があるのが実状です。そのため、学科と実地の試験内容を理解したうえで試験勉強に取り組んでいくことをおすすめします。

2.土木施工管理技術検定試験の勉強方法

土木施工管理技士の勉強方法は、参考書・動画・専門学校など非常に多くの方法があります。ここでは、それぞれの勉強方法について詳しくみていきます。

2−1.参考書で独学をする

2−1−1.メリットと参考書での勉強がおススメな人

メリット

参考書で学習を行う場合、コストを大幅に削減できる、必要な分野のみを補填できるなどのメリットがあります。特に適切な学習スケジュールと選択するテキストが有効なものであれば、1級・2級どちらでも参考書による学習のみで合格を目指すことが難しくないでしょう。 

また、どのような学歴を経ても土木施工管理技士は実務経験が必要であるため、実務経験を重ねつつ定期的に学習するといった方法にも参考書での学習は向いているといえます。

おススメな人

学習時間が多いことから、自分の学習レベルを定期的に把握し、苦手分野を克服できる人には参考書での学習がおススメです。実際に合格には60%の正答率が必要であるものの、100点を取る必要はありません。 

そして、スケジュールが乱れた場合に修正し、必要な時期までに知識を蓄積するといったスケジュール調整能力がある場合には特におすすめの学習方法だといえます。  

2−1−2.おススメの参考書

1級土木施工管理技術検定試験問題解説集録版<2019年版>

地域開発研究所が発行している書籍です。解説が非常にわかりやすく、基礎知識を満遍なく学習することが可能といえます。

1級土木施工管理技術検定実地試験問題解説集【2019年版】

過去問を中心とした解説集です。1冊で学科・実地試験どちらにも対応することが可能です。

2019年版2級土木施工学科&実地試験 徹底図解テキスト

各分野がわかりやすく解説してある書籍です。また、記述形式に対するあらゆる工事の事例が記載されています。そのため、苦手な分野も含めて効果的に学習することができるでしょう。

2−2.動画教材で独学をする

2−2−1.メリットと動画教材での勉強がおススメな人

メリット

動画での学習は、あらゆる隙間時間を有効に活用できることが大きなメリットといえます。そのうえで、あくまでも動画学習はテキストなどのサポート的な立ち位置です。

しかし、動画では音声によって特定の題材を徹底的に解説している場合が多いため、テキスト以上に繰り返し学習のしやすい教材となっています。

おススメな人

移動時間の多い方や隙間時間を有効に活用したい方、残業が多い人などには特におススメの学習方法です。例えば、業務の合間の隙間時間や昼休み、終業後の自宅までの移動時間などを有効に使いたい場合には、動画による学習が効果的だといえます。

また、どの分野をどこまで学習したのか把握できる人や継続力のある人にも動画学習はおススメです。

2−2−2.おススメの動画教材

SAT

e-ラーニングが主体で3万円前後から受講可能です。また、選択する教材では、DVDとe-ラーニングの両方を活用できることに加え、質問を解消できる点もメリットだといえます。

CIC

4万円前後でwebかDVDで動画学習を進めることが可能です。特に、webであればPC・スマートフォン、テキストなどを活用することができます。

CECC

1級土木であれば4万円、2級であれば3万円前後で受講可能な講座です。動画で学習可能なことに加え、添削に対応しているのが特徴です。

2−3.専門学校に通う

2−3−1.メリットと専門学校での勉強がおススメな人

メリット

専門学校に通う場合は、スケジュールを自分で管理する必要がないことが最大のメリットです。また、学習で分からない点などを講師に尋ねたうえで学習を重ねることができるため、試験に合格する確立を高めることが可能でしょう。

おススメな人

専門学校での学習は、自分の学習レベルやスケジュールを管理することが難しい人におススメです。特に、合格を目指しているものの、テキスト学習では成果をあげられなかった人などには効果的な学習方法といえるでしょう。 

2−3−2.おススメの専門学校

日建学院

短期集中講座で25万円前後の講座を開催しています。基礎から応用まで講座の開催数が決まっており、受講することによって合格を目指すことが可能です。

総合資格学院

1級では学科・実地試験どちらもふくめて40万円で講座を受講することが可能です。4月から9月末まで学習が続くため、スムーズな合格を目指すことができるでしょう。

ユーキャン

通信学習がメインであり、6万円前後で合格に必要な学習内容を受講することが可能です。また、講師による添削が付随しており、メールや郵便での問い合わせにも対応する点は通信学習の中でもメリットだといえます。

3.土木施工管理技術検定合格に向けた具体的な勉強スケジュールの立て方

土木施工管理技士の学習スケジュールは、半年を目安にして組み立ててみましょう。 

3−1.基礎の用語と出題傾向の理解

どのような学習であっても基礎の用語は、最初に学習することになります。問題を解くために必要な知識を付けつつ、出題傾向を分析していきましょう。この期間は1~2ヶ月程度をおすすめします。 

3−2.得意な分野と不得意な分野を理解する

学習を進めるうえで得意・不得意な分野は人によって様々です。そのため、得意分野と不得意な分野を自分で理解して学習を進める必要があります。

場合によっては、不得意な分野を重点的に学習しなければならないため、自分の学習レベルを把握しながら土木施工管理技士の問題を解いていきましょう。 

3−3.過去問と実地対策問題を徹底して解く

どのような学習方法でも過去問と実地試験対策は、土木施工管理技士に合格するためには必要な対策だといえます。理由としては、出題傾向に若干の違いがあるものの、過去問から大きく変化することは殆どないためです。

実際に、実地試験に関しては合格するための書き方があるため、その基準を満たさなければならないため、過去問と実地試験は2~3ヵ月ほどの期間を設けて学習することをおすすめします。

4.合格に向けて勉強する際の注意点はなに?

では最後に合格に向けての勉強での注意点について詳しく解説していきます。

4−1.独学の場合は、自分の進捗度を理解する

独学の注意点は、他の誰かが自分の学習レベルを管理してくれるわけではないということです。そのため、自分の学習を管理できなければ合格は難しいといえます。 

4−2.暗記のみでは対応できない

土木施工管理技士は基礎知識のみでは対応できない問題が多く、テキストや過去問などで適切な考え方を学習する必要があります。そのため、実務経験と基礎的な用語のみでは合格は非常に難しいでしょう。

4−3.正誤率が60%を超えなければ合格できない(苦手分野に取り組む必要がある)

土木施工管理技士の試験は、全体の正誤率ではなく、受験した分野すべてで60%以上の正誤率を超えなければ合格とはなりません。そのため、苦手分野であっても学習を重ねる必要があります。

勉強を始めた最初の段階で苦手科目にどれくらいの時間を掛ける必要があるかをきちんと見積もって計画を立てましょう。 

5.まとめ

土木施工管理技士は、30%前後の合格率しかなく、適切な学習方法でなければ合格することは非常に難しいといえます。そのため、テキスト・動画・専門学校など自分に適した学習方法で合格をめざしましょう。

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