建設機械オペレーターになりたい!!その方法を徹底解説します。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

建設機械とは、ブルドーザーやショベルカー・クレーン車など土木工事や建築工事で使用する機械のことです。重量が1t未満の小さなものから数百tのものまでその種類は数多く、建設現場には欠かせません。建設機械オペレーターとは、建設機械を扱うことのできる職業です

今回は、建設機械オペレーターになるための方法をご紹介しましょう。

  1. 建設機械オペレーターとは?
  2. 建設機械オペレーターの働き方
  3. 建設機械オペレーターになるための方法
  4. 建設機械施工技士とは?
  5. 建設機械オペレーターに関するよくある質問

この記事を読めば、建設機械を運転できるようになるまでのプロセスがよく分かります。建設機械オペレーターの資格取得を目指している方は、ぜひこの記事を読んでみてください。


1.建設機械オペレーターとは?

建設機械オペレーターとは前述したように建設機械を操作し、工事に必要な作業をする職業です。建設機械は種類も大きさも豊富であり、扱うには講習を受けたり資格を取得したりする必要があります。オペレーターが少ない建設機械を扱うことができれば、引っ張りだこになることもあるでしょう。

建設現場で働くだけならば、資格も経験も不要です。しかし、建設機械を扱うことができるようになれば、できる仕事も増えますし、働き方の幅を広げることもできるでしょう。給与もアップしますし、昇進・転職にも有利です。一定の実務経験を積んで別の資格を取得すれば、監督業務にも就くことができます。

2.建設機械オペレーターの働き方

建設機械オペレーターは、建設会社に就職して働く他、高い技術を身につければ独立することも可能です。フリーで働く建設機械オペレーターを常用オペレーターといい、会社に勤めるよりも自由な働き方ができます。ちなみに、建築会社に就職して建設機械オペレーターとして働く場合の平均年収は400万円~450万円程度、常用オペレーターになると、平均年収は600万円以上です。
ただし、常用オペレーターは自営業となるので、社会保険や失業保険などを受けることができなくなります。また、常用オペレーターにはより高い技術と正確さが要求されるので、熟練した技術を持った方でないと務まりません。

また、一定の実務経験を積んで建設機械施工技士の資格を取得すれば、オペレーターを指導監督する職務に就くことも可能です。この資格を取得すれば、昇進や給与アップも望めるでしょう。

3.建設機械オペレーターになるための方法

この項では、建設機械オペレーターになるための方法をご紹介します。どのような方法があるのでしょうか?

3-1.基本は講習を受けて取得する

建設機械オペレーターになるためには、建設機械の操作方法を学ぶ講習を受講する方法が一般的です。受講資格は定められていません。性別や年齢・国籍にかかわらず、講習を受講することができます。ただし、18歳未満が技能講習や運転特別教育を受けた場合、自動車運転免許が取得できないため、公道で車輌系建設機械を運転することはできません(私有地は運転可能)。

講習には、労働局認可の登録講習機関が行う「技能講習」と、事業主などが行う「運転特別教育」があります。運転特別教育は、技能講習の下位資格にあたり、時間が短い反面、扱える建設機械の大きさが1t未満のものに限るなど、制限があるのす。
技能講習は大型特殊自動車免許の有無や、運転特別教育を受けているかどうかで講習時間が変わるので、受講する場合は必ず確認しましょう。受講時間はおおよそ11時間~38時間程度です。

技能講習には、いくつかの種類があります。例えば、車両系建設機械運転技能講習には、整地・運搬・積込・掘削・整地などがあり、受講が修了すればそれぞれの工事や建設機械の運転ができるようになるのです。一つの講習内で、複数の建設機械の取り扱いを学べるものもあります。

3-2.試験に合格しなければならない建設機械

吊り上げ荷重が5t以上のクレーンの運転士になりたい場合は、クレーン運転士の資格を取得しなければなりません。クレーンにはいろいろな種類がありますが、運転士の資格が必要なのは移動式のクレーンとデリック・クレーンです。吊り上げ荷重が5t未満の場合は、技能講習を受講すれば操作することができます。

クレーン運転士の試験は安全衛生技術試験協会が主催していますので、試験を受けたい方は、ホームページを一読してみてください。試験には学科と実技があり、技能講習を修了している場合は実技試験が免除されます。受験資格はありませんが実技の試験があるため、まったく経験がない方が学科の勉強だけを行って受験をしても、合格はほぼ不可能でしょう。まずはクレーン運転技能講習を受講してから試験を受けるのが一般的です。

3-3.大型特殊自動車免許について

大型特殊自動車免許とは、ブルドーザーやショベルカーなど車両系建設機械を公道で運転するために必要な免許です。この免許を取得していなければ、私有地以外で車両系建設機械を運転することはできません。また、車両系建設機械の技能講習を受講する際、大型特殊自動車免許を取得していれば、受講時間が短縮できます。

大型特殊自動車免許は、自動車教習所で取得可能です。普通自動車免許を取得していれば、適性検査と6時間の技能講習を受講すれば取得できます。普通自動車免許と一緒に取得することもできますので、自動車免許を持っていないという方は、まとめて取得するのもおすすめです。

ただし、大型特殊自動車免許を取得しても、建設機械を操作して仕事を行うことはできません。必ず技能講習や運転特別教育を受講しましょう。

3-4.玉掛けとは?

玉掛けとは、クレーンから資材を積み下ろしする際にワイヤーロープをかけたり外したりする作業のことです。クレーンを使っている工事現場には欠かせない作業になります。この玉掛けを行うには、玉掛け技能講習を受講しなければなりません。クレーンの技能講習とセットで行われることも多いでしょう。

3-5.技能講習を受講する方法

前述したように、技能講習は労働局認可の登録講習機関で行われています。自動車教習所や建設の専門学校などで行われることが多く、インターネットで検索すれば講習を行っている機関はすぐに見つかるでしょう。技能講習の内容は、機関によって異なります。一か月ほど時間をかけて、複数の建設機械の技能講習や玉掛け技能講習・各種特別教育などを行うところもあれば、短期間で特定の建設機械の技能講習だけを行っているところもあるのです。

取得できる資格が多く、受講期間が長いほど費用もかかるでしょう。また、会社が技能講習の受講をすすめた場合は、会社が受講費用を負担してくれるところもあります。詳しくは、各受講機関に問い合わせてください。

4.建設機械施工技士とは?

建設機械施工技士とは、建設機械オペレーターを指導監督し、施工管理などを行える資格です。工事現場に選任が必要な、主任技術者や監理技術者になることもできます。建設機械施工技士には1級と2級があり、受験資格を得るためには、建設機械オペレーターとして、一定の実務経験が必要です。

建設機械オペレーターの資格を取得し、実務経験を積んだら取得にチャレンジしてみましょう。有資格者になれば、さらに働き方も広がりますし、給与アップも期待できます。

建設機械施工技士になるための、詳しい方法をもっと知りたいという方は、こちらの記事を読んでみてください。試験科目や受験の申し込み方法、合格率などが詳しく記載されています。

5.建設機械オペレーターに関するよくある質問

Q.まったく経験がない状態から、技能講習を受講しても大丈夫でしょうか?
A.無経験で技能講習を受講する方は珍しくありません。受講期間は長くなりますが、講習が修了すれば基本的な技術は身につけられます。

Q.大型特殊自動車免許は、どこの自動車教習所でも取得可能ですか?
A.取得はできます。合宿形式で資格を取得できるところもあるので、探してみてください。

Q.工事現場以外で、建設機械オペレーターが働けるところはあるのでしょうか?
A.港では、貨物船から貨物を荷下ろしするために、クレーン運転士の求人があります。また、フォークリフト運転士は、工場や倉庫でも求人があるでしょう。

Q.女性でも建設機械オペレーターになることはできますか?
A.はい。最近では女性オペレーターも増えてきました。

Q.小型の建設機械だけを運転するならば、運転特別教育を受講するだけでもかまわないのでしょうか?
A.はい。大丈夫です。まず運転特別教育を受けて小型の建設機械のオペレーターとなり、その後、技能講習を受けて大型の建設機械オペレーターへとステップアップしていく方もいます。

6.おわりに

いかがでしたか。今回は、建設機械オペレーターの資格を取得する方法などをご紹介しました。クレーンなど一部の機械を除き、講習を受ければ取得することができる資格ですが、技術の取得には実務経験が必要です。資格を取得し、それを生かした仕事に就ければ転職にも有利でしょう。