建設機械施工技士の試験とはどんなもの?試験内容や合格率は?

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建築業に従事していると、特定の資格を取得していないと責任者になれなかったり工事自体が行えなかったりすることを実感する方も多いでしょう。
建築業に従事する際に取得しておくと有利な資格はたくさんありますが、今回は建設機械施工技士を取得するメリットや試験の難易度などをご紹介します。
建設業、特に重機を使って仕事をする機会が多い方は、取得しておいて損はないでしょう。
また、ほかの施行技士の資格についてもご紹介します。
建築関係の仕事に従事している方は必見ですよ。

  1. 建設機械施行技士とはどんな資格?
  2. 建設機械施行技士の種類
  3. 建設機械施行技士の受験資格や難易度・合格率は?
  4. 建設機械施行技士の受験勉強方法
  5. おわりに

1.建設機械施行技士とはどんな資格?

建設機械施行技士とは、各種建築機械を用いた施工を指導、監督したり主任技術者として施工管理できたりする資格です。
皆様がご存じのように、建築現場では大型なものから小型なものまでたくさんの機械が使われています。
一例をあげるだけでも、ブルドーザー・油圧ショベル・ロードローラーなどがあるのです。
これらの建設機械を単に運転するだけならば、指定された教習所で運転技能講習を受ければよいでしょう。
建設機械施行技士は、これらを使った施工工事の責任者になれるのです。
ですから、建築業にたずさわっている方は取得をしておいて損はありません。
また、施行管理技士の中では最も歴史が古く、資格取得者も多いのです。
職場で取得が奨励されている場合は、資格を取得した場合手当てがつくこともあるでしょう。

2.建設機械施行技士の種類とは?

建設機械施行技士は、ほかの施工管理技士と同じように1級と2級があります。
2級は6種に分かれており、取得した種の建設機械の運転施行業務や一般建設業の現場の主任技術者に就けるのです。
1級は、すべての建設機械を用いた施工における指導・監督的業務に就けます。
2級の方が難易度は低いので、まずは力試しに2級を取得して、その後1級を取得する方も少なくありません。

3.建設機械施行技士の受験資格や難易度・合格率は?

この項では、建設機械施行技士の受験資格や難易度、内容、合格率についてご紹介します。
取得しておくとメリットがたくさんある資格ですが、使える場所が限られているので意外と知名度が低いのです。

3-1.建設機械施行技士の受験資格とは?

建設機械施行技士の試験を受験するには、最低でも1年以上の実務経験が必要です。
実務経験の長さは学歴によって変わるため、詳しくは「日本建設機械施行協会」のホームページをご覧ください。
1級よりも2級の方が受験資格を得るための実務期間が短いので、若い方はまず2級にチャレンジしてみてもよいでしょう。

3-2.それぞれの級の試験内容は?

建設機械施行技士の試験内容は筆記試験と実地試験の2科目です。
筆記は、工事のやり方や機械の扱い方、原理、そして法律など。
実地試験は実際に機械の操作施工法を行います。
また、1級は建設機械組合せ施工法の記述試験も加わるのです。
かなり内容の濃い試験といえるでしょう。
なお、1級、2級とも学科試験に合格した人だけが実地試験を受けられます。

3-3.合格の条件は?

建設機械施行技士の合格ラインは、1級がすべての試験で60%以上。
2級は学科が60%以上、実地が70%以上で合格になります。
満点を取る必要はありませんが、どちらかでも60%を下回ったら合格はできません。
また、学科だけ合格し実地試験が不合格だった場合は、翌年に限って1級、2級ともに学科試験が免除になります。
ですから、残念ながら実技だけが不合格だった場合は、必ず翌年合格するように勉強しましょう。

3-4.合格率はどのくらい?

建設機械施行技士の合格率は、1級の学科が40%前後、実地が80%前後。
また、2級は学科が60%前後、実地が90%程度になります。
つまり、学科が合格できれば実地で不合格になる人は1割~2割しかいません。
これは、実務経験が受験資格になっていることと無関係ではないでしょう。
また、確実に合格するためには学科試験の勉強が重要だということの証明でもあります。
勉強をするのならば学科試験を中心に、また1級を受験する方は実地の記述試験の勉強も忘れずに行いましょう。

4.建設機械施行技士の受験勉強方法

この項では、建設機械施行技士の受験勉強の方法をご紹介します。
どのような勉強法があるのか、ぜひ参考にしてください。

4-1.独学で勉強する場合

建設機械施行技士の受験者は、建設機械に一定の知識がある方ばかりです。
ですから、独学で合格することももちろん可能でしょう。
大型書店やインターネット通販サイトのAmazonで参考書は手に入ります。
受験者が限られた試験ですので、参考書の数もそれほど多くありません。
あれこれ手をつけるよりも一冊の参考書をくりかえし勉強しましょう。
また、職場に受験した方がいる場合は、その方から中古の参考書を譲り受けてもよいですね。
ただし、あまり古い参考書は法令が改正されているケースもあります。
中古の参考書を利用する場合は、少なくとも発行されてから3年以内のものを選びましょう。

4-2.通信教材で勉強する場合

通信教材とは、模擬試験を送付すると添削して返却してくれる教材のことです。
学生時代や別の資格を取得するときに利用したことのある方もいるでしょう。
通信教材は、参考書よりも高価ですが、理解ができないところを質問ができるというメリットがあります。
前述したように、建設機械施行技士の合格のカギは学科試験にあるのです。
学科試験はマークシート方式ですが、一夜漬けやヤマカンで合格できるものではありません。
また、いくら実務経験があっても、法律や機械の原理などまでよく知っている方はほとんどいないでしょう。
ですから、学科試験の勉強にてこずる方は決して少なくないのです。
一度独学で試験にチャレンジして不合格になってしまったという方や、独学では理解できそうにないという方は、通信教材の方がお勧めでしょう。
また、通信教材の方が毎年新しいものが発行されますので、法律の改定や試験の変更などにも迅速に対応してくれます。
あまりないことですが、試験の内容が大きく変わるということもないとはいえません。
その翌年などは、独学よりも通信教材の方がお勧めです。
また、最近はメールで質問に答えてくれますので、分からないところがすぐに解決できるのも大きなメリットになります。

5.おわりに

いかがでしたか?今回は、建設機械施行技士とはどのような資格かということをご紹介しました。
前述したように、単に建設機械を動かして工事を行うだけならば、免許でも十分です。
しかし、施工工事を管理したり監督になったりしたいという場合は必ず取得をしておきましょう。
さらに、建設機械施行技士は、ほかの施工管理技士の資格に比べると合格率が比較的高めです。
そのため、複数の施工管理技士の資格を取りたいという場合は、最初にチャレンジすると自信がつきやすいでしょう。
なお、試験科目に含まれている重機を扱ったことがないという場合は、まず合格できません。
そのため、別の建設機械を使っている方で、資格試験にチャレンジしたい場合は職場の協力を求めてください。
おそらく、ほとんどの職場が協力的なはずです。また、必ず運転免許は取得しておきましょう。
それが試験を受ける最低条件になります。

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