潜水士免許が必要な職業とは?仕事の種類や免許の取得方法について

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海上保安庁の潜水士を描いた映画でも潜水するシーンがありますよね。
潜水するには専門的な知識を知り技術を身につけなければなりません。
重たい潜水用具を身につけて潜水をするため、思っているよりも非常に難しいのです。そこで、潜水士免許が必要な職業や潜水士の職業病、潜水士の種類や免許の取得方法について説明します。

目次

  1. 潜水士免許が必要な職業
  2. 潜水士の職業病
  3. 潜水士の種類や免許の取得方法
  4. まとめ

1.潜水士免許が必要な職業

海の中に潜ることが専門の「潜水士」免許はいったいどのような職業に必要なのでしょうか。
潜水士免許が必要な職業をいくつか紹介します。

1‐1.ダイビングのインストラクター

沖縄やハワイなど南の海で引っ張りだこになっているのが「ダイビングのインストラクター」です。
“ダイビング"は年々大人気になっています。
観光地でも「ダイビング経験」といったオプションサービスがあるでしょう。
観光客やダイビングの資格を取得したい人に指導するのが「ダイビングのインストラクター」になります。
ダイビングのインストラクターは素人相手に指導しなければならないので潜水士としての資格が必要です。
潜水士の資格を取得しておかなければダイビングのインストラクターになることはできません。
海の中という陸地ではない特別な場所が仕事場になるため、専門的な知識が必要になります。
キレイな海の中に潜る仕事ですが、命の危険と隣り合わせです。

1‐2.海上自衛隊や海上保安庁の潜水士

国民の命を守る海上保安庁・海上自衛隊の潜水士も潜水士免許が必要な職業です。
海上保安庁は有名な映画になりましたよね。24時間態勢で日本の海を守っています。
急な出動命令が入るとすぐにヘリコプターで飛んでいくのです。荒れた海の中でも恐ろしさと戦いながら人の命を救う命がけの仕事になるでしょう。
そして、海上自衛隊の潜水士も潜水士免許が必要です。
海上自衛隊の場合は大まかに5つの種類にわかれます。潜水特技員・潜水員・深海潜水員・飽和潜水員・水中処分員の5種類です。
また、それぞれ作業内容が異なります。
たとえば、水中処分員は水中の中にある爆発物や危険物を処理する潜水士のことです。

1‐3.水中作業業務や大学・研究機関

海の中に沈んだ船舶の引き上げなどさまざまなものを回収する潜水士を「作業ダイバー」といいます。
作業ダイバーも潜水士免許を必要とする職業の1つです。
作業サイバーを題材にしたマンガが話題になっていますね。水中作業業務をする作業ダイバーも水中を潜るので専門的な知識が必要です。
また、大学や研究機関による海の調査にたずさわるダイバーも潜水士免許が必要になります。
海洋生物をピックアップしたテレビ番組などでは、大学・研究機関のダイバーが大活躍しているのです。
基本的に、潜水用具を身につけて海の中に潜る仕事の人たちは潜水士免許が必要になります。
作業内容はそれぞれ違いますが、海の中に潜ることは危険と隣り合わせです。

2.潜水士の職業病

2‐1.注意しておきたい「高気圧障害」

潜水士の職業病には「高気圧障害」があります。
高気圧障害は潜水士の代表的な職業病といえるでしょう。
高気圧障害を簡単に説明すると、加圧による“気圧増加”です。
水の中に潜ると耳の中が急に圧縮されたように感じませんか?
水の中と空気があるそととでは「気圧」がまったく異なるのです。深く潜れば潜るほど加圧していきます。
よって、体の中にあった気体が気泡になってしまうのです。気泡ができてしまうと、血管がつまる、皮膚障害が起こるなどの減圧症が起こります。
最悪なケース、肺の破裂を引き起こすのです。
呼吸するために大切な肺の破裂は死を意味しています。
基本的に、潜水方法を守っておけば高気圧障害になる心配はいりません。
けれども、ときと場合によっては急に高気圧障害へと陥る可能性もあるため予防が必要になります。

2‐2.耳が遠くなる

潜水士の職業病には「耳が遠くなる」点も入っています。
潜水用具として専用の潜水スーツを身につけますが、どうしても海水が耳の中に入るものです。
海の中から上がったときは必ず「耳抜き」をします。
しかし、毎日海の中に入っていると完全に耳の中から海水が抜けません。潜水士として訓練中にも耳抜きがうまくいかず、中耳炎になった人もいます。
人の体質によって耳抜きがしやすい、水がたまりにくいこともあるでしょう。
常に海の中で作業するダイバーは耳が自然と遠くなってしまいます。
何事も経験が糧となるため、先輩ダイバーに耳抜きのコツを聞くと良いでしょう。耳抜きの仕方やこまめな耳鼻科でのケアが必要になりますね。

3.潜水士の種類や免許の取得方法

3‐1.多種多様な潜水士の仕事

潜水士の種類は本当に多種多様です。
仕事内容がそれぞれ異なるため、自分がどのような仕事につきたいのか確認しなければなりません。
潜水士の仕事内容は、海洋開発・海洋性レジャー施設などの工事、サルベージ作業、船底の清掃、災害・事故のレスキュー隊活動、水中写真撮影などさまざまです。
海に関する仕事には必ず必要になる潜水技術になるでしょう。
海の中に潜る専門的なお仕事だと考えてください。
しかし、海の中は危険がいっぱいです。
潜水士としての知識はもちろん、きちんと法令に沿った潜水をしなければなりません。潜水業務をする1日の潜水時間は決まっています。
潜降速度・浮上速度などもしっかり法律で決まっているのです。職業病である高気圧障害を防ぐためにも大切な内容になります。

3‐2.潜水士免許の取得方法

潜水士免許は国家資格の1つです。
厚生労働省が実施する試験にパスしなければ潜水士として働くことはできません。
潜水士免許を取得するために学校へかよう人もいれば、ダイビングスクールで学ぶ人もいます。
しかし、仕事をしているとなかなか取得するための勉強ができないでしょう。
学校にかよう時間がない人は「通信講座」を利用してください。
潜水士としての技術が学べる教材を手に入れることができます。
必要な知識を身につけることができ、自分のペースで勉強できるのでおすすめです。
潜水士免許を取得したらどのような仕事に就きたいのか決めておくと良いでしょう。
そして、作業したい分野で働くことができるよう潜水してできることを身につけてください。
写真を撮る、溶接する、指導するなどさまざまです。潜水士免許と同時に潜水中できることがあれば、役立つでしょう。

4.まとめ

潜水士免許が必要な職業や潜水士の職業病、潜水士の種類と免許取得方法について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
海中での作業が基本となる潜水士は専門的な知識が必要になります。
きちんと知識を身につけておかなければ、職業病になってしまうので注意が必要です。また、潜水士にもさまざまな仕事内容があるのでぜひチェックしてくださいね。

  • ダイビングのインストラクター
  • 海上自衛隊や海上保安庁の潜水士
  • 水中作業業務や大学・研究機関
  • 注意しておきたい「高気圧障害」
  • 耳が遠くなる
  • 多種多様な潜水士の仕事
  • 通信講座を利用する

以上のポイントは要チェックです。
潜水士の免許取得には国家試験に合格しなければなりません。
人によって勉強の仕方はさまざまですが、自分のペースでできる通信講座でも可能です。
仕事で忙しい人や自分のペースで勉強したい人はぜひ利用してください。
潜水士としての知識を身につけましょう。

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