ダクト工事や管工事を行う仕事に就きたい! そのために必要な資格は?

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ダクトとは配管の一種で、主に空調・排気・排煙を行うために取りつけられます。主にビルや大型商業施設といった、不特定多数の方が利用する施設に取りつけられるものです。ダクト工事がうまくいっていないと、建物内の空気が悪くなったり臭いなどのクレームがくる原因となるでしょう。

ダクト工事は建設会社の他、リフォーム会社や内装工事会社などでも手がけており、ダクト工事に関する資格も複数あります。

今回は、ダクト工事を行うために必要な資格などについてご紹介しましょう。

  1. ダクト工事の基礎知識
  2. ダクト工事に必要な資格とは?
  3. 管工事施工管理技士の資格取得方法
  4. ダクト工事に対するよくある質問

この記事を読めば、管工事にかかわる仕事や必要な資格についてもよく分かりますよ。管工事を行う仕事に就きたいという方や、管工事施工管理技士の資格を取得したい方も、ぜひ読んでみてくださいね。


1.ダクト工事の基礎知識

はじめに、ダクト工事の内容や他の配管工事との違いを解説します。どのような工事なのでしょうか?

1-1.ダクト工事って何?

ダクト工事とは、前述したように空調や排気・排煙のために空気を通す管を取りつける工事のことです。高層ビルや大規模商業施設だけでなく、地下街でも不可欠な工事になります。
ダクト工事が不十分ですと、空気が汚れ、最悪の場合は一酸化炭素中毒などを引き起こす可能性もあるでしょう。

1-2.ダクト工事と通常の配管工事の違い

水やガスを各使用場所まで引く配管工事には、途中で水やガスが絶対に漏れることがないように頑丈な管が使われます。また、つなぎ目はビスなどを使って頑丈にとめられ、漏れがないようにつなぎ目は必要最低限です。

一方ダクトに通っている空気は、少々漏れても問題ありません。ですから、水やガスが通る管よりも簡易的な造りとなっています。つなぎ目もボルトではなくテープやコーキングが使われ、その分価格も安価です。ダクト工事に配管を使ってはいけないという決まりはありません。しかし、ダクトよりも配管の方がずっと高価なので、大抵はコスト重視でダクトが選択されます。

1-3.ダクトの種類

ダクトの種類は大きく分けて2種類あります。1つは亜鉛鉄板やステンレスなどの金属板を筒状にし、そのまま使用するものです。価格は安いのですが、結露などが付着することもあり、音が大きいというデメリットもあります。主に工場や排煙ダクトなど、音が大きくても問題ない場所のダクト工事は、このようなダクトが使われることが多いでしょう。

もう1つは、金属性のダクトにグラスウールという素材を巻いたものです。グラスウールは断熱材としても使われるもので、ダクト内に熱い気体や冷たい気体を流しても周囲に影響を与えません。結露も防止できますので、サビも防げます。また、グラスウールには吸音性もありますから、オフィスや会議室・ホテルなどに設置されるダクトはグラスウールを使ったものが多いでしょう。なお、グラスウールを巻いた分価格は高くなります。

2.ダクト工事に必要な資格とは?

この項では、ダクト工事をするうえで必要な資格などを解説します。どのような資格が必要なのでしょうか?

2-1.工事をするだけならば、資格は不要

現場監督の指示の元、ダクトを取りつけたり取り外したりする工事に資格は必要ありません。ですから、ダクト工事にかかわる仕事に就きたいという場合は、そのような工事を行っている会社に入社しましょう。建築業の他、内装工事を行う会社やリフォーム会社でもダクト工事を行っています。

2-2.自分の技術を証明する資格について

2-2-1.建築板金技能士

ダクト工事は、職人の技術力が必要です。そのため、経験豊富な技術者はどこの現場でも重宝されます。しかし、自分の持つ技術力を客観的に説明するのはなかなか難しいでしょう。そこで、技術者の技能を証明する「技能士」という資格を取得しておくと、何かと便利です。ダクト工事に関する技能士としては、建築板金技能士(ダクト板金作業技能士)があります。この試験は、都道府県ごとに実施されており、取得すると優れた技術を持った技能士として認められるのです。

2-2-2.登録ダクト基幹技能者

また、技能士の資格を取得すると「登録ダクト基幹技能者」の講習を受ける資格が得られます。登録ダクト基幹技能者を取得すると、ダクト工事を行う際に現場調節など現場監督的な仕事が行えるようになるでしょう。

2-3.監督業が行える資格について

2-3-1.管工事施工管理技士

ダクト工事は、水道やガス管といった他の配管工事と一緒に行われることもあります。特に、新しいビルや商業施設などを建てる場合は、いろいろな工事を同時進行で進めなければならないことも珍しくありません。そんなとき、管工事の施工管理や保安監督業務、技術者への指導を行える資格が、管工事施工管理技士です。管工事施工管理技士の資格を取得すると、各工事現場に必ず配置しなければならない主任技術者や監理技術者になることもできます。

2-4.資格を取得する順番について

管工事施工管理技士のように監督業務を行える資格を取得するためには、一定の実務経験が必要です。また、技能士の資格を取得するためにも、実務経験は欠かせません。ですから、技能士・登録ダクト基幹技能者・管工事施工管理技士という順番で資格を取得するとよいでしょう。

ダクト工事に関する資格としては、他にダクト清掃作業監督者があります。これは、文字どおりダクトの清掃業務の保安監督を行える資格であり、工事に直接関係はありません。しかし、工事と共にメンテナンス業務も行っている会社では、重宝されるでしょう。また、配管工事も同時に行っている会社では、配管技能士の資格を取得していると有利です。

3.管工事施工管理技士の資格取得方法

管工事施工管理技士を取得するには、全国建築研修センターで実施されている試験を受け、合格する必要があります。管工事施工管理技士には1級と2級があり、それぞれ受験資格に必要な資格は級によって異なりますので、センターのホームページを確認してください。まず2級を取得してから監督者としての実務経験を積み、1級に挑戦する方もたくさんいます。管工事を一生の仕事としていくならば、ぜひ1級まで取得しましょう。

管工事施工管理技士の試験内容などについては、こちらの記事を参考にしてください。管工事施工管理技士は、受験資格が必要なこともあり、試験にチャレンジする人数はどちらかといえば少ない方です。そのため、独学で勉強する場合は、あまり参考書の選択肢がありません。「自分に合った参考書がない」という方は、通信教材を利用する方法もあります。SATの教材はブック式の参考書だけでなく、専門の講師が行った講義を収録したDVDやe-ラーニング講座もついてくるので、まるで予備校に通っているような感覚で勉強が可能です。
勉強する時間がないので、できるだけ効率よく勉強したいという方もぜひ利用してみましょう。

4.ダクト工事に対するよくある質問

Q.現場監督はどのような工事現場にも必要ですか?
A.はい、小規模な工事でもダクト工事をする場合は、管工事施工管理技士の有資格者が主任技師として配置されます。

Q.ダクト工事はDIYで行うことは可能ですか?
A.絶対に不可能というわけではありませんが、かなり難しいでしょう。

Q.技能士になると給与アップなどは期待できますか?
A.もちろんです。また、転職活動などにも有利でしょう。

Q.ダクト工事は全国で行われていますか?
A.はい。全国で行われている工事です。

Q.管工事施工管理技士になると配管工事の監督も行えますか?
A.はい。行うことができます。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は、ダクト工事や工事に必要な資格について解説しました。ダクト工事は、管工事の中では容易な工事と思われがちですが、ダクト管を限られたスペースに収めるには高度な技術が必要です。また、高度な技術を持つ技能士はいろいろな現場で重宝されますし、管工事施工管理技士の資格を取得すれば、昇進や昇給ものぞめるでしょう。

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