電験三種の本質

ポイント | 本質を理解すること。暗記や計算よりも大切なことです。 |
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独学 | オススメしません。本質に辿り着きにくいためです。 |
目安勉強時間 | 1,000時間 / SATでは500時間を目指します。 |
勉強項目 | 理論 / 電力 / 機械 / 法規 |
勉強を始める前に 電験三種は本質を理解している事が最も重要。暗記や計算できる事が第一ではありません。
例えば掛け算の計算をするとき、たとえば18×27の計算を「掛け算九九の範囲にないから分かりません」という人は居ないでしょう。
掛け算とはどういう原理の計算なのかを理解していれば、どんな値の掛け算でも計算できるのです。
ところが、ひたすら暗記に頼る勉強をする人は、1×1から100×100や1000×1000までの答えを全て暗記していこうとします。これでは破たんします。
電験3種の勉強も、これとまったく同じことで、本質を理解することが最も大切なのです。
電験3種は、本質を理解しているかが問われる試験なのです。
知識問題だけで半分以上の点数が取れる
電験3種の試験は「難しい計算問題が解けないと絶対に合格できない」とよく言われます。
これは嘘だとまでは言いませんが、実はもっと重要なものがあります。
知っていれば出題文を見た瞬間に答えが分かってしまう知識問題こそがカギを握っているのです。法規科目では単なる暗記問題もありますが、たいていは本質を理解していれば答えが分かる問題です。
法規は科目の性質上知識問題の割合が高くなります。
しかし、難関と言われる機械や理論についても、合格点の半分以上、場合によっては合格にかなり近い割合までもが知識問題であることがわかるでしょう。
くり返しますが、知識問題イコール暗記ではありません。本質を理解しているかどうかがカギなのです。
SAT講座では、誰も教えなかった伝記の本質を伝授します。
独学はオススメしません 手当たり次第に勉強するのは効率が悪く、自力で本質を理解するのは相当骨の折れる作業だからです。
合格を目指して勉強する上で最も重要なことは、4科目の関連性を効率よく学ぶ事です。
分厚い参考書の内容をすべてマスターし、電気の知識を極めようとすればいくら時間があっても足りません。
資格の勉強は合格することに意味があります。
独学で挑戦して途中で断念することほどもったいないことはありません。
電験3種の試験問題は、意味を理解せずに暗記してきた人にとっては難しく、基本を正しく理解している人にとっては易しく解けるように、実にうまく作られています。
どんな戦いであっても、まずは敵を知り、そして己を知ること、これが勝利の鉄則です。
電験3種合格のためには、良い先生につき、本当に重要なことは何か、何を理解しなければいけないのかを教えてもらい、正しい勉強法で、本当に必要なことを正しく理解するのが最も大切です。
合格できた人には合格できた理由、合格できない人は合格できない理由がきちんとあるのです。
独学で合格しやすいのは、すでに基礎知識を身につけている方
もちろん基礎知識があまりなくても独学で合格する人もいらっしゃいます。
勉強が得意で自身をしっかり管理できる方、電気科大卒など基礎知識がしっかりある方など、多くの方が独学で合格されています。
しかしあなたがもしそうでない場合、基礎知識のない状態からのスタートになるため、独学の勉強は非常に厳しい戦いになると思います。
得に社会人にもなれば平日は仕事に追われ勉強時間を確保するのもままならないかもしれません。
となれば、効率よく勉強して余計な苦労はせずに合格するに越したことはありません。
市販の参考書は過去問ベースの応用問題が多いため効率が悪い
過去問と市販参考書を見比べてみるとわかるのですが参考書は基本的には過去問を網羅しています。
これは過去門を見て分からないときに参考書を見て参考にするのでそのようになっていることがほとんどです。
しかし、電験三種の試験で最も大切なのは「基礎」の部分です。
そのためこれから勉強を始める、あるいはまだ基礎が固まっていない方にとってはとても非効率な方法になってしまうのです。
効率的な勉強をする理由 電験三種合格に必要な勉強時間は一般的に1,000時間と言われています。SATでは500時間に減らす事を目標に教材が作られています。
電験三種の試験に合格するため重要なことは毎日継続して勉強を行い積み重ねていくことです。
試験を合格するには、ゴールまでの距離をはかり、着実に積み重ねていくことが非常に重要です。試験合格までに必要な勉強量を見積もり、試験日までの時間に合わせて均等に割り振りこなしていく必要があります。
1日 | 休日 | 1ヶ月 | |
10ヶ月で合格を目指す場合 | 3時間 | 5時間 | 106時間 |
20ヶ月で合格を目指す場合 | 1.5時間 | 2時間 | 49時間 |
上記はあくまで目安なので、効率よく勉強すれば、もう少し短い時間でも合格することができるでしょう。
正しい勉強方法と試験対策を理解することで500時間で合格することも可能となります。
ただし、毎日勉強することは大切です。
電験三種の勉強は休日にまとめてやすより、1日1時間でも毎日行い、休日は長めに(5時間以上)勉強する習慣をつけるといいでしょう。
効率的に学習するために 目指すは勉強時間500時間で合格。効率的な勉強の流れは以下の4つです。
電験三種の勉強は、以下の順序で取り掛かります。
1理論
4科目全ての基礎となる科目。ここが電験三種の始まりです。
試験ポイント | 公式だけでは回答できない問題が多い |
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勉強ポイント | 本質を理解し、数をこなすことが重要 |
必要知識 | 計算問題を解く「数学」の知識が必要 |
2機械
最も出題範囲が広いため、必ず押さえて点数を取る。
試験ポイント | 四機の出題率は50~70% |
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勉強ポイント | 正しい基礎の理解とその応用力 |
必要知識 | 応用問題に対応する「理論 / 数学」の知識が必要 |
3電力
最も合格率が高い科目。油断は禁物です。
試験ポイント | 年度により難易度は違う |
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勉強ポイント | 計算と論説問題が鍵 |
必要知識 | 「理論 / 機械 / 数学」の知識が必要 |
4法規
最も暗記力が必要となる。効率よく量を覚えなければいけない
試験ポイント | 近年難化傾向にある |
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勉強ポイント | その条文が必要な背景を考えて学習する |
必要知識 | 「理論 / 機械 / 電力 / 数学」の知識が必要 |
試験は上記の4科目あり、全てに合格すると電験三種の資格を得ることができます。
全ての科目で、中学・高校レベルの「数学・理科」を理解できていることが重要となります。
「理論」の試験では、直流回路や電磁力・静電気など、理科の知識や、計算式を使って答える数学の知識が必要となります。
しがたって、数学や理科が理解できていない場合は、まずはそこから取り掛かる必要があります。
科目別の具体的な勉強方法を以下で解説していきます。
しっかりと勉強方法と試験対策を理解して、最短で合格しましょう。
電気の知識0から勉強を始めた方の合格方法
高校も物理をとっていなくて、生物専攻だったんです
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