二級電気通信工事施工管理技士の試験スケジュール 二級電気通信工事施工管理技士の試験は、札幌・釧路・青森・仙台・東京・新潟・金沢・静岡・名古屋・大阪・広島・高松・ 福岡・鹿児島・那覇で年に1回行われます。
二級電気通信工事施工管理技士の試験には3つの区分があります。
- 一次検定・二次検定
電気通信工事の施工管理業務に従事した実務経験を積んで所定の受検資格を満たした方が受験申込できます。 - 二次検定のみ
一次検定・二次検定の受検資格を満たし、かつ一次検定免除資格を有する方が受験申込できます。 - 一次検定のみ
17才以上であれば受験申込できます。この試験区分によって一次検定に合格した方は、所定の有効期間内に一次検定・二次検定の受検資格を満たすと(一次検定免除で)二次検定へ受験申込できます。
2022年は、下記のようなスケジュールで実施されます。
1. 一次検定・二次検定
試験日 | 令和4年11月20日 |
---|---|
合格発表 | 令和5年3月1日 |
試験地 | 札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇 |
申込期間や方法 | 令和4年7月12日~7月26日 ※簡易書留郵便による個人申込に限る |
受験料 | 一次検定・二次検定:13,000円 |
受験までの流れ
受験申込→受験票送付→一次検定・二次検定受験→合格発表→合格証明書交付申請→合格証明書交付→資格取得
受験資格
学歴 | 実務経験年数 |
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大学・専門学校 (高度専門士を称する者) |
指定学科:卒業後1年以上 指定学科以外:卒業後1年6ヵ月以上 |
短期大学・高等専門学校・専門学校 (専門士を称する者) |
指定学科:卒業後2年以上 指定学科以外:卒業後3年以上 |
高等学校・中等教育学校・専門学校 (高度専門士・専門士を除く) |
指定学科:卒業後3年以上 指定学科以外:卒業後4年6ヵ月以上 |
その他 (最終学歴問わず) |
実務経験年数:8年以上 |
電気通信主任技術者資格証の交付を受けた者
実務経験年数 | 1年以上 (電通主任技術者資格の交付後ではなく、通算の年数) |
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2. 二次検定のみ
試験日 | 令和4年11月20日 |
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合格発表 | 令和5年3月1日 |
試験地 | 札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇 |
申込期間や方法 | 令和4年7月12日~7月26日 ※簡易書留郵便による個人申込に限る |
受験料 | 6,500円 |
受験までの流れ
受験申込→受験通知→二次検定受験→合格発表→合格証明書交付申請→合格証明書交付→資格取得
受験資格
以下の(1)と(2)の資格を同時に満たす者
(1)一次免除区分
- 技術士試験合格者
- 2級電気工事施工管理技術検定試験の「一次検定のみ」受験の合格者で有効期間内の者
(2)受験資格:所定の実務経験年数
学歴 | 実務経験年数 |
---|---|
大学・専門学校 (高度専門士を称する者) |
指定学科:卒業後1年以上 指定学科以外:卒業後1年6ヵ月以上 |
短期大学・5年制高等専門学校 (専門士を称する者) |
指定学科:卒業後2年以上 指定学科以外:卒業後3年以上 |
高等学校・専門学校 (専門課程修了者) |
指定学科:卒業後3年以上 指定学科以外:卒業後4年6ヵ月以上 |
その他 (最終学歴問わず) |
実務経験年数:8年以上 |
電気通信主任技術者資格証の交付を受けた者
実務経験年数 | 1年以上 (電通主任技術者資格の交付後ではなく、通算の年数) |
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3. 一次検定のみ
試験日 | 前期:令和4年6月5日 後期:令和4年11月20日 |
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合格発表 | 前期:令和4年7月5日 後期:令和5年1月20日 |
試験地 | 【前期】札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 【後期】札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、金沢、静岡、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇 ※会場確保の都合上、周辺都市で実施する場合があります。 |
申込期間や方法 | 前期:令和4年3月2日~3月16日 後期:令和4年7月12日~7月26日 ※簡易書留郵便による個人申込に限る |
受験料 | 6,500円 |
受験までの流れ
受験申込→受験通知→一次検定受験→合格発表
受験資格
試験実施年度において満17歳以上となる方
合格率 二級一次57.7%
二級一次合格率平均データー
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
電気通信工事施工管理技士 一次(学科)
2019年度の二級合格率は
年度 | 総受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
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令和元年度 | 7,015 | 4,045 | 57.7% |
二級二次合格率平均データー
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
電気通信工事施工管理技士 二次(実地)
2019年度の二級合格率は
年度 | 総受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
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令和元年度 | 3,514 | 2,007 | 57.1% |
参考までに、
二級電気工事施工管理技士の過去3年の合格率は、一次(学科)「61.0%」・二次(実地)「41.6%」です。
電気通信主任技術者の過去3年(6回)の合格率は伝交:24.3%・線路:25.9%です。
難易度 電気通信工事施工管理技士の難易度
一次検定のみであれば、電気・電気通信などの基礎があれば難易度は高くないと考えられます。
しかし二次検定は難易度は高く感じる方が多くいるかもしれません。
二級電気工事施工管理技術者もそうですが、受験資格にある経験年数が少なくてよいので、記述式の施工管理法の試験の勉強が難しいと考えられます。
とはいえ、会社の上司や先輩に経験を聞いたり、講習会などに参加して、知識と経験を積み重ねて計画的な勉強をするなら合格は遠くないでしょう。
対策とテクニック 解けそうな問題から手をつけて7~8割の正解を目指す
試験が始まったらすぐに問題全体を概観して、解けそうな問題から手をつけていきましょう。終了時間までに数多くの問題が解けますし、分かる問題から進めることで気持ち的にも楽に試験を勧められます。
合格基準が60%ですから満点を目指す必要はありません。
問題によって配点は変わらないので、出題数の6割正解すればよいわけです。ただし、6割の正解を目指すのではなく7~8割の正解を目指して取り組みましょう。