電気を遮断する遮断器の種類や役割とは?どんなときに必要になるの?

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

電気工事にかかわる仕事をしていると、遮断器を扱うことも多いでしょう。遮断器は、電気を安全に使用し、事故を防ぐための安全装置のようなものです。そこで、今回は遮断器の種類や役割についてご紹介します。職場では、特定の遮断器しか使わないという方も多いでしょう。

また、電気工事施工管理技士の資格試験には遮断器に関する問題も出題されることもあります。電気工事の仕事に就いている方や電気工事施工管理技士の資格取得を目指している方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 遮断器の役割とは?
  2. 遮断器の種類とは?
  3. 断路器とは?
  4. 断路器を使用する際の注意点
  5. 遮断動作の種類とは?
  6. 遮断をやめるときの注意点
  7. おわりに

1.遮断器の役割とは?

電気関係の「遮断器」とは、電気回路の故障や異常が起きたときに流れる電流を遮断する器具のことです。もう少し具体的に説明しましょう。電流が流れている回路を切るとき、電流はそれに逆らって流れようとする性質があります。すると、火花が散るのですが、これそのままにしておくと、火災などの原因になるのです。ですから、これを遮断するのが遮断器の役目。遮断器が電路を遮断できるのは、平常のときのほか、短路、地路、過電流が発生したときも働きます。

過電流とは、何らかの原因で回路に流れる電流が増大することです。このときに電流が流れっぱなしになると電線が熱くなったり回路が発火したりします。地路とは、通常は地面やほかの場所に接しない回路の部分が地面などに接したときのこと。短路とは、本来電流が流れるところを通らないで電流が流れる状態です。どれも、電流を遮断しないと回路が故障してしまうでしょう。なお、遮断器は回路の異常が起きたときだけでなく、回路の点検や検査をするときにも使用されます。