知っておきたいガラスの種類とそれぞれの特徴・用途・注意点について

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私たちの身近なものである「ガラス」は扱い方を間違えればケガをする恐れがあるものです。
ガラスにはさまざまな種類があります。
それぞれの種類によって用途や性質、特徴が異なるでしょう。
仕事場でガラスを扱う人はきちんと特徴を把握しておかなければなりません。
そこで、ガラスの種類とそれぞれの特徴や用途、扱うときの注意点など詳しく説明します。
建築施工管理技士を目指している人やガラスを扱う人は、ぜひ参考にしてください。

  1. ガラスの種類とそれぞれの特徴
  2. ガラスの用途
  3. ガラスを扱う際の注意点
  4. まとめ

1.ガラスの種類とそれぞれの特徴

建築において、ガラスは必要不可欠な素材の1つです。
窓に取りつけるガラスでも、さまざまな種類があります。
効率的にガラスを扱うためにも、ガラスの種類とそれぞれの特徴を一緒に確認しておきましょう。

1‐1.板ガラスの主流になっている“フロートガラス”

一般的に建築に使う窓ガラスは、「板ガラス」になります。
板ガラスとは名前のとおり、板状になっているガラスのことです。板状になっているガラスは厚みの大きいガラスの種類になります。
板ガラスと言っても取りつける場所によって不透明にする、すり板ガラスにするなど加工しているタイプなどさまざまです。
アレンジする自由度が非常に高い種類になるでしょう。
板ガラスの主流になっている種類が“フロートガラス”というものです。
フロートガラスは建築だけでなく、自動車にも使っています。
別名「単層透明板ガラス」とも言われていて溶解錫(ようかいすず)が入っているのが特徴的です。
よって、ガラスよりも比重が大きくなります。

1‐2.割れたときの飛散を防ぐ“合わせガラス”

2枚のガラスを上手に組み合わせている“合わせガラス”があります。
合わせガラスの特徴は、ガラス2枚の間に粘着力の強いフィルムなどをはさんでいることです。
粘着力が非常に強いため、ガラスが割れたときに破片が飛散しません。ケガ防止につながるガラスとして優秀な種類です。
はさみこんでいるものは種類によってさまざまで、中には赤外線・紫外線を吸収するタイプもあります。
よく、防犯・防音ガラスに使用しているのは合わせガラスになるでしょう。
合わせガラスと同じく、破片の飛散を防止する“網いり・線いりガラス”もあります。
網いりガラスは火災や地震が起きたとき、人の安全を確保してくれるでしょう。
線いりガラスは金属の線が入っています。
防火ガラスとしては使用不可ですが、ビルの窓に使用することが多いです。

1‐3.さまざまな特徴を持っているガラス

フロートガラスや合わせガラスのほかにも、たくさんのガラスがあります。
たとえば、遮音性・断熱性に優れているタイプが“複層ガラス”です。
複層ガラスはガラス2枚の間に乾燥空気が入っています。
よって、音や熱が伝わりにくく熱割れの対策にもなるでしょう。
そして、耐熱ガラスや風圧に強いガラスのことを“強化ガラス”と言います。
強化ガラスは割れにくいのが特徴なので防犯性能には抜群です。
研磨剤で表面にすり加工をほどこしているのが“すりガラス”になります。
すりガラス系はそとから中を見ることができません。
防犯対策はもちろん、プライバシーを守りたい人には最適です。
ガラスの向こうにあるディスプレイが見えやすいように使う際は、“仮反射ガラス”になります。
フロートガラスよりも透明感のある種類です。
以上のように、ガラスを使用する場所によって最適な種類が異なるでしょう。

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