ボイラー技士の試験対策に! 人気の参考書や勉強方法は?

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ボイラーとは、燃料を燃やして水を沸かし水蒸気の力をエネルギーに変える機器です。単純に沸かしたお湯をそのまま使うものから、推進力や発電力に使うものもあります。このボイラーを扱えるのが、「ボイラー技士」です。

今回は、ボイラー技士試験に合格するための参考書の人気度や選び方などをご紹介しましょう。また、独学以外の勉強方法もご紹介します。ボイラー技士の資格を取得したいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

  1. ボイラー技士とは?
  2. ボイラー技士の試験内容と難易度とは?
  3. ボイラー技士の試験勉強方法と参考書の選び方
  4. SATの教材を試してみよう
  5. おわりに

1.ボイラー技士とは?

ボイラー技士とは、文字どおりボイラーを取り扱うことのできる資格です。似たような資格にボイラー整備技士やボイラー溶接がありますが、ボイラー技士とはまた別の資格ですので、混同しないように注意しましょう。ボイラーは、普段私たちが目にすることはほとんどありません。しかし、給湯や冷暖房、さらに発電に至るまでボイラーはいろいろな場所に使われています。

また、蒸気機関車や汽船などボイラーを原動力にして動く乗り物もあるのです。家庭用の給湯器も、ボイラーの一種。ボイラー技士の資格がなくても、特定の講習を受ければ取り扱えるボイラーもあります。しかし、そのようなボイラーを扱っている場所でも、安全ためにボイラー技士の資格所有者に取り扱いを任せるところが多いです。ボイラー技士は二級・一級・特級の3つに分かれています。一級、特級は受験資格がいりますが、二級は誰でも受験可能です。ですから、転職や就職に有利だと取得する方も多いでしょう。

2.ボイラー技士の試験内容と難易度とは?

この項では、ボイラー技士の試験内容と難易度についてご説明します。いったいどのくらい難しいのでしょうか?

2-1.ボイラー技士の試験内容とは?

ボイラー技士の試験は、ボイラーの構造に関する知識、ボイラーの取り扱いに関する知識、燃焼・燃料に関する知識、関係法令の4教科になります。二級だけ燃焼、燃料に関する知識と関係法令がひとつの教科として扱われるのです。総得点が全体の6割以上、各教科の得点が4割以上で合格になります。つまり、1教科でも4割を下回ると、残りが満点でも不合格になりますので、気をつけましょう。

2-2.ボイラー技士の合格率と難易度とは?

ボイラー技士の難易度は、「やや優しい」程度です。これは、「参考書さえしっかりと勉強していれば、十分に合格できますよ」という程度。決して「一夜漬けでも合格できる程度の難しさ」ではありません。合格率は特級が23%前後、一級、二級が50%前後になっています。つまり、受験した方の半分が合格しているのです。受験資格がなく、そこそこ就職に有利な資格試験でこの合格率はかなり高い方でしょう。

ただし、ボイラー技士の資格試験に合格しても、それだけでは免許は交付されません。「ボイラー取扱技能講習」という講習を受けなくては、交付されないのです。この講習は随時行われていますので、時間があるときに受けてください。まず、二級を取得してからボイラーを取り扱う仕事に就き、上の級を取得する方も珍しくありません。

3.ボイラー技士の試験勉強方法と参考書の選び方

この項では、ボイラー技士の試験勉強に使う参考書の選び方と、勉強方法。さらに独学の落とし穴についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

3-1.ボイラー技士の参考書の選び方

ボイラー技士の参考書は、いろいろな出版社から出ています。独学で合格を目指すならば、テキストと過去問題集を購入しましょう。Amazonなどのインターネット通販のほか、一般の書店でも参考書や問題集は販売されています。特に、Amazonは星印で評価がつけられるようになっていますので、人気の参考書がすぐに分かるでしょう。ボイラー技士は、どちらかといえば出題範囲が狭いので、参考書と問題集が一冊になったものもあります。

また、独学で勉強して試験に合格した方が、自分が使った参考書と問題集、そして感想をサイトやブログなどに記載してあるものもあるのです。それらを参考に参考書と問題集を選びましょう。人気の高いものもよいですが、実際に手に取って理解できそうなものを選ぶのが一番です。何冊も参考書を買うよりも、一冊をくりかえし勉強した方がよいでしょう。

3-3.オススメの参考書は?

一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集
初めて勉強する人にも理解しやすい内容になっています。イラストも多く、アドバイスや用語解説などがとてもわかりやすいです。試験対策として考えると問題が少ないと思うので、ネットの過去問をやるか、他の問題集と併せて学習すれば問題ないでしょう。

詳解2級ボイラー技士過去6回問題集
問題が見やすく載せてあり、解説もひとつひとつ丁寧でどうしてこの解答になるのかしっかりわかる内容になっています。この一冊でも十分だとは思いますが、不安な人は数年分の過去問にも取り組んでみるとよいでしょう。

一級ボイラー技士試験 完全研究
ボイラー技士の試験は問題数自体が少ないので、1問の差が合否の分かれ目となりかねません。構成が少しわかりにづらいのでポイントを抑えるのが難しいですが、イラストはわかりやすく文章一つ一つに重要な要素が書かれているので、隙のない内容となっています。

一級ボイラー技士試験 スピード仕上げ必勝問題集
過去問を中心とした問題集です。解説もわかりやすく、基本的な問題や計算問題が繰り返し出題されていて要点を覚えられるところは非常に良いです。ただ実際の試験問題は新たに変更されていく傾向があるので、ネットで過去問をチェックしておく必要があると思います。

3-3.勉強の方法

ボイラー技士の勉強方法は、参考書を読んで過去問題を解く、の繰り返しです。参考書を読んで理解できたなと思ったら、過去問題を解きましょう。解けないのならば、理解不足です。全くボイラーというものを知らないところから試験勉強をする場合は、ボイラーの構造や働きを理解するまでにも時間がかかるかもしれません。しかし、仕事で資格がいらない小型のボイラーを取り扱ったことがある方も、油断は禁物。ボイラーにかかわる法令などはほとんどの方が知らないはずです。

また、ボイラーの構造や扱い方も、改めて問われると、よく分からないというものもあるでしょう。ですから、毎日コツコツと勉強していくことが大切です。

3-4.独学の問題点

ボイラー技士の試験は、決して難しくはありません。しかし、初挑戦という方や、今までボイラーというものに全く触れたことのないという方は分からないところも出てくるでしょう。そこでつまずいてしまうと、勉強へのモチベーションを失ってしまうこともあります。

また、勉強時間をうまく確保できなくても、モチベーションは下がり気味でしょう。特に、社会人で働きながら勉強しようとした場合、学生のころのように一日何時間も勉強時間を確保するのは難しいです。その結果、だんだん勉強せずにフェードアウトしてしまうこともあります。

4.SATの教材を試してみよう

独学で勉強するほかに、通信教材を利用するという方法もあります。SATの教材は分かりやすいテキストだけでなく、講義形式のDVDまでついているのです。黙読するよりも、耳で聞いた方が頭に入りやすいという方にピッタリ。また、分からないことがあったらメールで何度でも質問できますし、模擬試験を送れば添削して送り返してくれます。ですから、分からないことがあっても安心です。通信教材は参考書に比べると高価ですが、サポートが手厚いので独学で勉強をして不合格だったという方や、一発で必ず合格したいという方は、ぜひ利用してみてください。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回はボイラー技士の資格を取得するための勉強法や参考書の選び方、などについてご紹介しました。「やや簡単」という難易度に安心しがちですが、合格率50%ということは、試験を受けた方の半分が不合格になるわけです。合格率数パーセントの国家資格も多いので、50%が高く思えますが、そんなことはありません。ですから、一夜漬けなどむちゃなことはせずに、余裕を持った勉強期間を設けましょう。また、週末にまとめて勉強するよりは、1日に短時間でもいいので勉強し続けた方がよいのです。そのため、帰宅時間が遅いという方は、通勤時間や休み時間を勉強に充てましょう。また、要領よく勉強する方法やモチベーションの保ち方なども、SATでは質問として受け付けています。ですから、勉強がつらくなったときに質問をしてみてもよいでしょう。必ず合格したいという方は、ぜひSATの教材を試してみてください。