公害防止管理者の就職先は? 仕事内容などと共に徹底解説します。

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

公害防止管理者とは、公害を発生させる可能性のある施設などで、公害を防止するための検査などを行うことができる資格です。製造業・電気供給業・ガス供給業などで公害を発生させる恐れのある施設に選任が義務付けられており、有資格者には一定の需要があります。資格を取得すれば転職はもちろんのこと、昇進や昇給にも有利でしょう。

今回は、公害防止管理者の就職事情や仕事内容をご紹介します。

  1. 公害防止管理者の基礎知識
  2. 公害防止管理者の就職先などについて
  3. 公害防止管理者を取得する方法
  4. 公害防止管理者に関するよくある質問

この記事を読めば、公害防止管理者の資格を取得するメリットもよく分かるでしょう。公害防止管理者の資格取得を目指している方は、ぜひ読んでみてください。


1.公害防止管理者の基礎知識

はじめに、公害防止管理者の仕事内容や必要とされている職場などをご紹介します。どのような仕事を行うのでしょうか?

1-1.公害防止管理者とは?

公害防止管理者とは、騒音やばい煙、水質汚染・振動・土壌汚染などの公害を防止するために、空気や水の測定業務などを行うことができる資格です。特定工場における公害防止組織の整備に関する法律で選任義務などが定められており、有資格者は選任が義務付けられている施設などで、高い需要があります。

1-2.公害防止管理者を必要としている職場とは?

公害防止管理者は、

  • 製造業(物品の加工業を含む)
  • 電気供給業
  • ガス供給業
  • 熱供給業

のいずれかに属しており、

  • ばい煙発生施設
  • 特定粉じん発生施設
  • 一般粉じん発生施設
  • 汚水等排出施設
  • 騒音発生施設
  • 振動発生施設
  • ダイオキシン類発生施設

といった施設を有している職場に、選任が義務付けられています。このような施設を、特定工場というのです。特定工場は、さらに1時間のばい煙発生量が4万立方m以上で、かつ1日の排水量が1万立方m以上の「一定規模の特定工場」と「その他の特定工場」に分けられます。一定規模の特定工場でかつ従業員が20人以上いる職場では、公害防止統括者・公害防止主任管理者・公害防止管理者からなる、公害防止管理組織の設置が必要です。

1-3.公害防止管理者の仕事とは?

公害防止管理者の仕事は、公害防止施設の運転・維持・管理や、燃料・原材料の検査などを行います。また、少しでも異常があった場合は安全管理者や衛生管理者・施設の経営者などと話し合って対策を立てなければなりません。公害は、一度発生してしまうと、収束するまで長い年月と莫大な費用がかかることもあるでしょう。被害者が出た場合は、補償も行わなくてはなりません。公害防止管理者の仕事は決して目立つものではありませんが、とても重要です。

1-4.公害防止管理者の種類

公害防止管理者は、大気・水質・粉じんやばいじん・ダイオキシン・騒音や振動など、13種類に分かれています。「この資格を取得すれば、すべての公害を防止するための技術的な管理が行える」という資格はありません。ですから、必要な資格を選んで取得しましょう。

12
公害防止管理者 水質最短合格の秘密はこちら 水質最短合格の秘密はこちら