窒素酔いの原因は何?症状と対処・予防法も具体的に解説します!

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窒素酔いはどうして起こるのか、ご存じでしょうか。
今回は、窒素酔いの原因のほかにも、代表的な症状や対処・予防法についても詳しく解説します。

  1. 窒素酔いの代表的な症状は?
  2. 窒素酔いになる原因は何?
  3. 窒素酔いになったときの対処方法は?
  4. 窒素酔いの予防方法を学ぼう!
  5. まとめ

窒素酔いについて知りたい人は、この記事をぜひ読んでくださいね。


1.窒素酔いの代表的な症状は?

窒素酔いの代表的な症状には、どんなものがあるでしょうか。
まずは、どんな症状が出るのかについてお話しましょう。

1-1.多幸感(たこうかん)が出る

窒素酔いの主な症状としては、多幸感(たこうかん)があるでしょう。
多幸感(たこうかん)とは、いつもより気分が高揚(こうよう)している状態を指します。
ダイビング中に楽しくて仕方が無いとか、自分なら何でもできる気がするなどの気分の高まりを感じるときは、窒素酔いを疑ってください。
多幸感(たこうかん)を感じるときには、すでに窒素酔いが進行している段階になります。

1-2.方向感覚を失う

窒素酔いになると、水中での方向感覚を失います。
自分では浮上しているつもりでも、実は深く潜(もぐ)っている途中であることもあるでしょう。
また、自分が今どこにいるのかがわからなくなることもあります。
上下左右がわからないなど、ダイビング中に方向感覚を失うことは、とても危険。
方向感覚がおかしいと感じたときは、注意してくださいね。

1-3.判断力が低下する

判断力が低下することも、窒素酔いの症状とひとつ言えるでしょう。
窒素酔いで判断力が低下すると、たちまち命にかかわる大問題に発展することもあります。
水中での判断力の低下は、死亡事故の大きな原因になるでしょう。
思考が回らないと感じたときは、窒素酔いになっている可能性が大きいです。

2.窒素酔いになる原因は何?

では、窒素酔いになる原因には何があるのでしょうか。
予防するためにも、原因を知っておきましょう。

2-1.ダイビング中に高圧の窒素を吸ってしまう

ダイビング中に、高圧の窒素を吸ってしまうことが窒素酔いの主な原因となるでしょう。
高圧の窒素とは、おおよそ3気圧から4気圧の状態を指します。
水深が深い場所のダイビングには、多くの場合で空気ボンベを背負うことになるでしょう。
空気ボンベが高圧になることが、窒素酔いを引き起こすのです。
深く潜(もぐ)る可能性がある人は、窒素酔いになる確率も高くなるので注意してください。

2-2.いきなり深いところまで潜(もぐ)ってしまう

ダイビングに慣れていない人が、いきなり深いところまで潜(もぐ)ってしまうことで窒素酔いを起こしやすくなります。
ダイビングの初心者は、だんだん潜(もぐ)る技術が身に付いていないことが多いでしょう。
また、窒素酔いになる深さを的確に判断したりすることができません。
特に、初心者が水に潜(もぐ)るときは、だんだん慣らすようにすることを心掛けましょう。

2-3.体調不良がある

体調不良があることは、窒素酔いを起こしやすくなる原因にもなります。
前日に飲酒をして酔いが抜けないときは、ダイビングを見送りましょう。
また、風邪を引いていたり頭痛があったりするときなど、体調不良があるままでダイビングを行うことは避けてください。

3.窒素酔いになったときの対処方法は?

窒素酔いになったときの対処・予防法について、解説します。
実際に、窒素酔いだと感じたら素早い対処をしましょう。

3-1.症状を感じたときにすぐ浮上する

窒素酔いの症状を感じたときは、すぐに浮上してください。
窒素酔いは、原因が無くなることですっきりと治ります。
また、後遺症も残りませんので安心してくださいね。
ただし、急激に浮上することは、窒素酔い以外の症状を発症する心配もあります。
浮上するときは、ゆっくり確実に、を守ってくださいね。

3-2.ほかの人に症状が出た場合は引き上げる

自分以外にも、ほかの人に窒素酔いの症状を見ることもあります。
一緒にダイビングしている人に、窒素酔いを疑う症状を見た場合は、浮上することを手伝ってあげましょう。
窒素酔いにかかった本人は、方向感覚や判断力を失っている可能性があるので危険です。
水中で、危険な目に遭(あ)う可能性もあるでしょう。
症状を軽減するためにも、浮上を手伝ってあげてください。

4.窒素酔いの予防方法を学ぼう!

窒素酔いを予防する方法についても、学ぶことが大切です。
事前に知っておくことで、窒素酔いにならないようにしましょう。

4-1.窒素酔いする深さまでダイビングしないこと

窒素酔いする深さまでダイビングしないことは、確実な予防方法となります。
必要が無い場合は、潜(もぐ)る深さの限度を決めておいてください。
どうしても深く潜(もぐ)りたい場合は、慎重に行う必要があるでしょう。
ただし、浅いところだけでダイビングを楽しんでいても窒素酔いをする可能性はあります。
水深が浅いから大丈夫、と過信しないようにしましょう。

4-2.だんだん慣らしながら潜(もぐ)ること

ダイビングを行うときは、だんだん慣らしながら深く潜(もぐ)っていくことも心掛けてください。
いきなり深いところに潜ることは、窒素酔いが発症する可能性を高くします。
潜(もぐ)るときは、体を慣らすようにゆっくりと行ってください。
ゆっくりと潜(もぐ)ることは、精神的にも余裕が出て安全なダイビングにもつながります。

4-3.普段から潜(もぐ)る訓練を行うこと

窒素酔いを予防するためには、普段から潜(もぐ)る訓練を行うことも重要です。
初心者とベテランでは、初心者の方が窒素酔いになりやすいと言えるでしょう。
窒素酔いを予防するには、深いところに潜(もぐ)る訓練を行うと効果的です。
訓練を重ねることによって、体が慣れてくることでしょう。
潜水士は、安全に潜(もぐ)るための訓練を普段から行っています。
水に潜(もぐ)る訓練は、窒素酔いの予防にも効果的なことを覚えておいてください。

5.まとめ

窒素酔いについて、解説をしてきました。
皆さん、窒素酔いの基本的な知識については、もう問題無いでしょうか。
では、ポイントをまとめておきます。

  • 窒素酔いの代表的な症状を学ぶ
  • 窒素酔いになる原因は何かを知る
  • 窒素酔いの対処・予防法を理解する

記事を何度も読んで、必要な知識を頭の中に入れてくださいね。

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