配管工は独立できるのか? 独立するために必要な知識と資格について

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建築業における業種の1つに「配管工」と呼ばれる仕事があります。配管工は、水道管・ガス管などの管を取りつける業種のことです。管を取り扱う給排水・ガス・空調設備などでは必要不可欠な仕事といえるでしょう。また、配管工事だけでなく、メンテナンスや修理も担当します。配管工事を専門とするため、知識や技術を身につけておかなければなりません。経験を積み重ねて、独立する方も増えているのです。そこで、本記事では、配管工の基礎知識や独立の流れ・必要な資格概要などについて詳しく説明します。

  1. 配管工の基礎知識
  2. 配管工と独立について
  3. 配管工の独立までの流れ
  4. 配管工の資格について
  5. 配管工の資格試験について
  6. 配管工試験の学習方法・ポイントについて
  7. 配管工に関してよくある質問

この記事を読むことで、配管工の独立を目指すために必要な知識を身につけ、資格取得のポイントを知ることができます。取得を考えている方はぜひチェックしてください。


1.配管工の基礎知識

まずは、配管工とはどんなものなのか、基礎知識を身につけることが大切です。種類や魅力・需要、主な就職先・職場、平均年収などについて説明します。

1-1.配管工とは

配管工は建築業における職種の1つです。給水管・排水管・ガス管などの管をつないだり、配管をつくったり、“管”にたずさわる作業を行います。管が必要不可欠な給排水設備・ガス設備・空調設備の現場では必要な資格です。溶接の技量や必要な資格を取得すれば、より幅広い職場で高度な配管工として働くことができます。

1-2.種類

配管工の種類は、配管工事の区分と必要な資格の種類によって異なります。配管工事の区分には、空調・衛生・冷媒・ガス・医療ガス・消火配管工にわけることができるでしょう。実際に、配管工として働いている人の中には、複数の分野の技術を取得している方もいます。また、配管工の資格といえば、配管技能士です。配管技能士は国家資格の1つで、給水管・排水管・ガス管などの配管工事を行います。ほかにも、管工事の施工計画を任される管工事施工管理技士などが挙げられるのです。

1-3.職務

配管工の主な職務は、ガスや水道など配管の取りつけです。異なる管を組み合わせたり、換気・冷暖房設備を取りつけたりします。管の中を流れる水やガスが漏れださないようにするためにも、定められた施工を行わなければなりません。そのため、専門的な知識も必要となります。ほかにも、管のメンテナンス・修理、エアコンなどの取りつけ作業も行う仕事です。

1-4.魅力・需要

配管を使用する設備は、家庭やオフィスビル・商業施設などさまざまです。水やガスの使用は生活の一部になっていますが、きちんと配管が備わってなければ供給できません。生活になくてはならないものをつくることこそ、配管工の魅力でありやりがいといえます。建築業にかかせない仕事だからこそ、需要も高い傾向が見られるので安心してください。

1-5.主な就職先・職場

配管工の主な就職先・職場は、管工業・設備工事を行っている会社・業者がほとんどです。現在は、ほとんどが下請け業者化しています。工務店やハウスメーカーなどの依頼を受けて、仕事をしているところが多いのです。そのため、下請け業者のもとで経験を積み、元請け業者として働く方もいます。

1-6.平均年収

平成26年に実施された、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、配管工の平均年収は約300万後半~400万前半です。一般サラリーマンの平均年収は400万円なので、大差ありません。ただし、配管工は建物の新築・増改築の工事量に左右されるため、景気や公共事業の量に影響するところがあります。また、元請け業者として独立する場合は、下請け業者で働くよりも年収がアップするでしょう。