【必見】1級建築施工管理技士の資格とは?難易度や試験内容について

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「職場で必要な資格だと言われた」「スキルアップしたい」「就職に必要だから」など、1級建築施工管理技士の取得を考えている人は多いでしょう。1級施工管理技士は国家資格の1つです。せっかく受験するのなら1発で合格してすぐにでも1級施工管理技士として働きたいでしょう。そこで、1級施工管理技士を取得するために知っておくべき知識や資格取得対策について説明します。

  1. 建築施工管理技士の基礎知識
  2. 1級建築施工管理技士の資格について
  3. 1級建築施工管理技士の受験について
  4. 1級建築施工管理技士の受験対策と学習方法
  5. 1級建築施工管理技士の合格までのスケジュール
  6. 1級建築施工管理技士の更新について
  7. 1級建築施工管理技士に関してよくある質問

この記事を読めば、1級建築施工管理技士を取得するために必要な知識、試験対策について知ることができます。


1.建築施工管理技士の基礎知識

1級建築施工管理技士の資格を取得するためには、建築施工管理技士の知識を身につけておかなければなりません。建築施工管理技士とは何なのか、職務や目的など詳しく説明しましょう。

1‐1.建築施工管理技士とは

建築施工管理技士とは、建築工事に関する現場で工事の進行・指揮・監督をおこなう専門家です。また、建築施工管理技士の資格は建設業法第27条の2に基づいて実施されています。1級と2級にわかれていて1級は昭和59年、2級は昭和58年に制定されました。

建設業法

1‐2.建築施工管理技士の級について

建築施工管理技士は1級と2級にわかれています。1級は主に大規模工事を、2級は中小規模の工事の取り扱いと範囲が決まっているのです。1級は建築学全般を担当し施工過程を考える施工計画、品質管理、工程管理、品質管理、安全管理に重点を置くことになります。

1‐3.建築施工管理技士の職務

建築施工管理技士の職務は、鉄筋工事や内装工事といった建築工事全般です。主に、施工過程から計画を作成して工程の品質・安全管理をすることになるでしょう。また、1級・2級によって職務の内容が異なります。

1‐4.建築施工管理技士の目的・必要性・メリット

建築施工管理技士になると、建築現場では全体を指揮する立場になります。つまり、全体を常に把握して工程を進めるという重大な役割を担っているのです。責任のある立場で働くぶん、資格手当や給料面では良い待遇が期待できます。建築施工管理技士は建築物の質的向上を支えるために必要な資格です。安全に、かつ順調に工事を進めるかどうかは、建築施工管理技士の手腕にかかっているといえるでしょう。

2.1級建築施工管理技士の資格について

2級とは違って職務範囲が広くなる1級建築施工管理技士。一体、どんな仕事場で働き、求人・就職のメリットなどがあるのでしょうか。1級建築施工管理技士について詳しく解説します。

2‐1.1級建築施工管理技士とは

1級建築施工管理技士は工事規模の上限がありません。2級は中小規模の工事現場だけ取り扱い可能ですが、1級は建築施工管理におけるすべての工事規模を扱うことができます。また、建設業の許可基準になっている営業所・事業所ごとに専任技術者として働けるのです。超高層建築・大規模都市施設など大規模工事を扱うときは専任技術者の大切な役割を果たします。

2‐2.1級建築施工管理技士の仕事場

1級建築施工管理技士の仕事場は主に建築工事現場になります。超高層建築・大規模都市施設といった大規模工事の現場で働くことになるでしょう。大規模工事の取り扱いがほとんどなので、1つの仕事をやり遂げるまで時間がかかります。

2‐3.1級建築施工管理技士の求人、就職のメリット

2020年のオリンピックに向けて、建設業の求人・就職が増えつつあります。特に、1級建築施工管理技士といった建築のスペシャリストは重宝されるでしょう。資格を持っていない人よりも国家資格を取得している人のほうが断然就職に有利です。もちろん、転職にも役立ちます。

2‐4.1級建築施工管理技士の年収、手当てなどのメリット

1級建築施工管理技士の年収は400万~500万円ほどです。中には500万円以上稼いでいる人もいます。建築分野に関する専門家なので、手当てが支給されるでしょう。手当ては1万~4万円と幅広いです。実際、所属する会社や企業によって手当ての金額は異なります。会社・企業の中には手当てが出ないところもあるので、就職前にきちんと確認しておきたいところですね。

3.1級建築施工管理技士の受験概要

1級建築施工管理技士の試験を受ける前に、受験資格・申込期間・試験日など受験の概要をチェックしておきましょう。

3‐1.受験資格

1級建築施工管理技士を受験するには、以下の項目のいずれかに当てはまらなければなりません。

  • 大学の指定学科を卒業し、3年以上の実務経験がある
  • 大学の指定学科以外を卒業し、4年6か月以上の実務経験がある
  • 短期大学や高等専門学校を卒業し、5年以上の実務経験がある
  • 短期大学や高等専門学校の指定学科以外を卒業し、7年6か月以上の実務経験がある
  • 高等学校の指定学科を卒業し、10年以上の実務経験がある
  • 高等学校の指定学科以外を卒業し、11年6か月の実務経験がある

3‐2.申込期間

平成28年度における申し込み受付期間はインターネット・書面ともに2月5日~2月19日まででした。建築施工管理技士の試験は1年に1回なので、申込期間を逃さないようにホームページをチェックしておきましょう。

一般財団法人 建築業振興基金ホームページ

3‐3.試験日

1級建築試験施工管理技士の試験日は学科試験・実地試験で異なります。平成28年度における試験日は学科試験が6月12日、実地試験は10月16日です。

3‐4.検定料

1級建築管理技士の検定料(受験料)は、学科試験・実地試験ともに9,400円です。また、受験申込書の購入に1部600円必要になります。

3‐5.試験地

1級建築施工管理技士の試験会場は札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄の10か所です。場合によっては、10か所の周辺都市で実施する場合があります。

3‐6.受験者数・合格率

1級建築施工管理技士の受験者数は20,000人~25,000人あたりです。平成27年度では25,452人が受験し11,103人が合格しました。過去の合格率を見てみると、学科・実地試験ともに40%~50%を行き来しています。1級建築施工管理技士難易度は「普通」といっていいでしょう。難しくもなく、易しくもなくといったところです。

3‐7.合格基準

合格基準は年によって異なります。すでに実施された平成28年度学科試験の合格基準は60門中36問以上の正解でした。平成27年度の実地試験での合格基準は、得点が56%以上です。平均点の高低で合格基準が変わります。毎年、一般財団法人 建築業振興基金ホームページにて事後報告されるのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

3‐8.試験内容・科目

1級建築施工管理技士の試験内容は学科・実地試験の2つにわかれています。学科試験は主に建築学、施工管理法、法規から問題が出るでしょう。実地試験は建築全般の応用力となる施工管理法です。マークシートではなく、全問記述式になります。

3‐9.実地試験について

1級建築施工管理技士の実地試験には受験資格があります。受験資格は以下のとおりです。

  • 前年度・今年度の筆記試験で合格した者
  • 建築士法による1級建築士試験の合格者であり1級建築施工管理技士の受験資格に当てはまる者

3‐10.問い合わせ先

1級建築管理技士の受験について詳しく知りたい人は、一般財団法人 建築業振興基金ホームページをチェックしてください。電話、またはメールにて問い合わせができます。

一般財団法人 建築業振興基金問い合わせ先

4.1級建築施工管理技士の受験対策と学習方法

それでは、1級建築施工管理技士を取得するためにはどのように勉強を進めていけばいいのでしょうか。これから、効率的な勉強方法や学習ポイントについて説明します。

4‐1.資格取得にかかる費用と期間

1級建築施工管理技士の資格取得にかかる費用は検定料+受験に必要な書類の手数料+テキストや参考書代になります。すべて合わせると、およそ3万円~になるでしょう。また、取得にかかる期間はおよそ半年~1年です。1級の難易度は普通ですが、出題範囲が広いため時間が必要になります。しっかり毎日勉強すれば3か月~半年で取得できるでしょう。

4‐2.受験対策

働きながら1級建築施工管理技士の資格を取得する人が多いです。自分にとって無理なく続けられる勉強法を見つけ、受験対策をしていきましょう。

4‐2‐1.講座

きちんと知識を身につけるには専門のスクールで講座を受けるのが早いです。しかし、働きながらとなると決まった時間で勉強するのは難しいところがあります。よって、講座に向いている人はある程度時間に余裕がある人ですね。

4‐2‐2.通信教育

「仕事が忙しい、でも基礎知識をしっかり身につけたい!」という人におすすめしたいのが通信教育です。通信教育は自分でスケジュール管理しながら好きなときに勉強できます。時間の融通がきくので、仕事と勉強の両立がしやすいです。もし、わからないところがあれば専任の講師にメールで尋ねることができます。サポート体制が整っている通信教育は安心ですね。

通信講座SAT

4‐2‐3.独学

自分でテキストや参考書を購入して独学で知識を身につける人は多いです。独学はお金がかからない、好きなように進められるメリットがあります。しかし、必ずしも基礎知識がきちんと身につくとはいえません。きちんと知識を身につけたい人は専門のスクールか、または通信講座をおすすめします。

4‐3.学習方法・学習のポイント

1級建築施工管理技士の資格を1発合格するためにも、学習方法・学習のポイントを押さえておきましょう。

4‐3‐1.勉強時間

勉強時間は長ければいいと思っている人は多いでしょう。確かに、長ければ長いほどしっかり知識を身につけることができます。しかし、大切なのは「毎日勉強を続けること」です。数分でもいいので毎日1級建築施工管理技士の試験内容に触れてください。毎日続けることで暗記しやすくなります。

4‐3‐2.学習のコツ

学習のコツは参考書・テキストと過去問を使うことです。参考書・テキストには基礎的な内容から応用まで細かく記載されています。まず、参考書・テキストで基礎を学んでください。そして、過去問にチャレンジしてみましょう。過去問で何度も引っかかるところはしるしをつけておき、理解できるまで何度も解くことが大切です。

4‐3‐3.講習会

1級建築施工管理技士の講習会に参加するのも学習方法の1つです。講習会では過去の出題傾向から重要ポイントを導き出し解説をおこないます。試験に出題される重要ポイントにしぼって学習できるでしょう。一般財団法人地域開発研究所では2日間かけて講習会をおこなっています。

一般財団法人 地域開発研究所

4‐3‐4.参考書・テキストの選び方

1級建築施工管理技士の資格取得には参考書・テキストが必要不可欠です。効率的な勉強をするためにも自分に合った参考書・テキストを選ばなければなりません。ページをめくってみてわかりやすいかどうか、詳しく解説されているかどうか確認しましょう。また、インターネットで参考書・テキストの口コミをチェックすることも大切です。実際に使った人の感想を見ることができます。おすすめの参考書・テキストをいくつかピックアップしてみました。

4‐3‐5.1級建築施工管理技士 学科問題解説集 平成28年度版

日建学院教材研究会から出ている「1級建築施工管理技士 学科問題解説集 平成28年度版」はおすすめです。過去7年出題された問題を解説つきで紹介しています。出題傾向とともに重要ポイントを押さえることができるでしょう。

4‐3‐6.これだけマスター1級建築施工管理技士 実地試験

実地試験における出題傾向を完全分析しています。実地試験に必要な知識を身につけるテキスト+問題集の内容が含まれているので実践的です。短い期間で必要な知識を身につけたい人はぜひ使ってみてください。

4‐3‐5.過去問

1級建築施工管理技士の過去問は必ず解いてください。過去問をたくさん解けば解くほど、試験対策になります。なぜなら、過去問から同じ問題が出題される可能性があるからです。

5.1級建築施工管理技士の合格までのスケジュール

どんな勉強法であっても、1級建築施工管理技士の合格までのスケジュール計画は大切です。では、一体どうやってスケジュールを立てていけばいいのでしょうか。

5‐1.合格までのスケジュール計画

人それぞれ環境や仕事状況が異なります。自分は1日何時間勉強できるのか、試験に挑戦できるまでどのくらい期間を要するのか考えてみてください。仕事が忙しい人は余裕を持ってスケジュール計画を立てたほうがいいでしょう。土日はきちんと勉強して平日はテキストを見るだけにするなど、無理のない計画内容が大切なポイントです。

5‐2.受験申込書の請求

1級建築施工管理技士の受験申し込みはインターネット、または書面での受付になります。受験申込書の購入は窓口販売、インターネット販売、郵送販売の3つです。販売期間は1月22日~2月19日までと決まっているので、見逃すことのないように注意してくださいね。

5‐3.受験願書

1級建築施工管理技士の受験願書は受験申込書以外に必要な書類があります。必要な書類は以下のとおりです。

  • 受験申込書
  • 住民票(住民票コードを記入した場合は不要)
  • パスポート用証明写真1枚
  • 受験料の振替払込受付証明書

以上の4点は受験者申込者全員が必ず提出しなければならないものです。

5‐3.模試を受ける

資格スクールや専門学校では1級建築施工管理技士の模試をおこなっています。スクールの生徒でなくても模試が受けられるので安心してください。ただし、模試を受けるには受験料が数千円必要になります。模試は試験と同じ内容になっているため、本試験の前に自分の実力を試すことができるでしょう。

5‐4.試験会場の下見

試験日が近づいてきたら、1度試験会場の下見に行ってください。特に、なじみのない土地が試験会場になっている場合は下見が大切です。下見をしなければ試験当日迷う可能性があります。時間を無駄にしないためにも試験会場を確認しておきましょう。

5‐5.試験前日

試験前日は1級建築施工管理技士の過去問、または苦手な分野の勉強についやしてください。得意分野ではなく、苦手分野を中心に勉強しましょう。

5‐6.試験当日

試験当日に向けて重要ポイントだけが記載しているノートをつくっておきましょう。重要ポイントを押さえたノートは試験当日だけでなく、普段の勉強にも役立ちます。試験当日にノートをチェックするだけでも必要な内容だけ頭の中にいれることができるでしょう。

5‐6‐1.問題を解く順番

1級建築施工管理技士の学科試験時間は午前の部で140分、午後の部で130分です。時間が限られているため、最初は得意分野から問題を解いてください。なぜなら、先に苦手分野を解いてしまうと時間がかかるからです。確実に得点が得られる内容から解いてください。

5‐6‐2.マークシートの転記方法

マークシートに記入する際、よくあるミスが解答番号のズレです。よく、いつの間にか1問飛ばしてマークシートをぬりつぶしていた…という凡ミスがあります。マークシートのミスを防ぐためにも、まずは問題用紙の番号にチェックをいれましょう。問題用紙の答えだと思う番号に○をつけます。そして、1つの科目が終わったらマークシートを一気にぬりつぶしてください。凡ミスがなくなれば合格率もアップします。

5‐7.合格発表

1級建築施工管理技士の合格発表は合格発表日当日に合否の通知が送られてきます。書面での通知以外にも、一般財団法人 建築業振興基金のホームページでの確認も可能です。合格発表日当日午前9時から合格者の受験番号が公表されます。

5‐8.合格後

学科・実地試験ともに合格した後、技術検定合格証明書の新規申請手続きをしなければなりません。手続きの期間は限られているため、必ず期間内に申し込みをしましょう。申し込みをしたら国土交通大臣から「1級技術検定合格証明書」が送られてきます。

5-9.1級建築施工管理技士の更新について

1級建築施工管理技士は生涯資格を持ち続けることができます。よって、更新をする必要はありません。ただし、監理技術者として働く場合は定期的に講習を受けて更新しなければならないでしょう。

7.1級建築施工管理技士に関してよくある質問

1級建築施工管理技士に関してよくある質問を5つピックアップしていきます。試験について疑問がある人は一般財団法人 建築業振興基金にメール、または電話にて問い合わせてください。

7‐1.失業中の場合、1級技術検定実務経験証明書はどうすればいいか?

現在、失業中の場合、1級技術検定実務経験証明書は証明書に記載した直近の勤務先に依頼してください。勤務していた企業・会社からの証明が必要です。

7‐2.試験問題の公表期間はいつか?

試験日の翌日から1年間、一般財団法人 建築業振興基金のホームページにて公表をおこなっています。1年以降は公表されないので、過去問は早めにチェックしておきましょう。

7‐3.1級建築施工管理技士の実地試験における解答例が知りたい

すべてが記述式になる実地試験は、解答例と解説をきちんとチェックしておかなければなりません。答えだけ知っていても理解しなければ問題は解けないでしょう。そこで、おすすめしたいテキストが一般財団法人地域開発研究所から出版されている「1級建築施工管理技術検定実地試験問題解説集」です。解答例とともに、丁寧な解説も載っていますよ。ぜひチェックしてみてください。

7‐4.土木分野でも1級建築施工管理技士は役立つか?

土木専門で働くのなら1級建築施工管理技士よりも土木の資格となる技術士になったほうがいいでしょう。技術士は建築と土木にわかれ技術部門の技術業務を担当します。1級建築施工管理技士が全体の指揮を担うのであれば、技術士は技術コンサルタントとして作業員を指導することになるでしょう。

7‐5.通信教育にかかる費用はいくら?

通信教育によって異なりますが、およそ2万~3万円で購入できます。SATの通信教育はDVD学習が特徴的です。自宅でのDVD鑑賞はもちろんのこと、スマートフォンでも映像を見ながら勉強できますよ。

まとめ

いかがでしたか?1級建築施工管理技士は建築分野において施工過程・計画・品質・安全管理など建築全般にかかわる職務です。2級建築施工管理技士とは違って主に大規模工事を取り扱います。資格取得のためにも、自分に合った方法で勉強を続けてください。学習ポイントを押さえておけば、効率的に勉強でき資格が取得できるでしょう。

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