ダクトの種類や用途、材質とは~管工事施工管理技士になるために~

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

建築物の中にある「ダクト」は空調・換気・排煙など排気が目的の設備です。
ダクトがなければ室内は悪い空気でいっぱいになってしまいます。
新鮮な空気を取りいれることはできないでしょう。
そこで、ダクトの種類や用途、材質など詳しく説明していきましょう。
ダクトの知識を身につけておかなければならない“管工事施工管理技士”を目指している人はぜひチェックしてください。
正しく取り扱えるように知識を習得しておきましょう。

  1. ダクトの種類
  2. ダクトの用途
  3. ダクトの材質
  4. まとめ

1.ダクトの種類

建設業において「ダクト」は管工事業の1つになります。
ダクト工事として実施しますが、主任技術者になるには管工事施工管理技士の資格を取得して10年以上の実務経験が必要です。
空調に必要なダクトの種類はどんなものがあるのでしょうか。
それぞれの特徴を一緒に見ていきたいと思います。

1‐1.角がある「角ダクト」

ダクトの種類は設置する場所によってさまざまです。
主に種類をわけるなら「角ダクト」と「丸ダクト」の2種になります。
まっすぐなデザインから曲がっているものまでさまざまなデザインがそろっているでしょう。
角ダクトは丸ダクトよりも角ばっています。丸まっているわけではないので区別しやすいです。
直管はまっすぐに伸び、場所によってはL字型に曲がるケースもあります。
曲がった角ダクトとしてはエルボがあがるでしょう。エルボの角度はおよそ90℃です。調理場ではよく見かけるタイプになります。
フードと呼んでいる角ダクトは調理器具のうえに設置することが多いでしょう。
箱型・山型になっているため、排気性能が高いです。

1‐2.丸まっている「丸ダクト」

「円形」とも呼んでいる「丸ダクト」は丸まっているのが特徴的のダクトです。
直管には標準として定尺4mのスパイラル管を使用します。
角ダクトやチャンバーなどから丸ダクトを取り出す際、使用する“カラー”や丸ダクト同士をつなぐ“ニップル”などさまざまな種類があるでしょう。
丸ダクトを分岐するために使うつなぎ手の役割を担うのが“分岐管”です。
主に、分岐管にはT管・Y管・TY管の3種類があります。
T管は幹から90℃、Y管は45℃、TY管は45℃~90℃出ているものと角度の大きさによって異なるのです。

1‐3.設置する施設の大きさによって異なる種類

ダクトの種類は「設置する施設の大きさ」によって異なります。
スーパーやコンサートホール、病院など中規模以上の施設に設置するダクトは「空調ダクト」です。
人が多く集まる場所には必ずと言っていいほど設置しています。
空調ダクトを設置する際、空調調和機やダクトの接続に使うのが“キャンバス”です。キャンバスは振動がダクトに伝わらないよう工夫できます。
工事や事務所、店舗などに設置しているダクトは「換気ダクト」です。
室内にたまった空気をそとに出して、室内に新鮮な空気を取りいれるには必要不可欠なダクトになるでしょう。
飲食店や食品加工工場など調理する場所には「厨房(ちゅうぼう)排気ダクト」が、大規模な建物に必ず設置しているのは「排煙ダクト」になります。
火災時、スムーズに非難ができるように排煙ダクトには“ダンパー”などの空調設備がついているでしょう。

12