水質汚濁防止法とはどんな法律?特定施設に指定されるところとは?

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

水質汚濁防止法とは、文字どおり水質の汚濁を防止する法律です。
水が汚染されれば、私たちの生活に重大な影響が出るでしょう。
今回は、水質汚濁防止法とそれが適用される特定施設についてご紹介します。
水質汚濁をする危険がある場所というと、工場を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、それ以外にも水質汚濁の原因となってしまう場所はあるのです。
公害防止管理者を目指す方だけでなく、職場が水質汚濁の原因となる可能性があるという方もぜひこの記事を読んでみてください。

  1. 水質汚濁とは?
  2. 水質汚濁の種類とは?
  3. 水質汚濁防止法と特定施設とは?
  4. 水質汚濁を防止する方法
  5. おわりに

1.水質汚濁とは?

水質汚濁とは、河川や湖沼(こしょう)湾岸、沿岸海域など公共の水域が人為的な活動が原因で汚れてしまうことです。
工業用水による汚染をイメージする方も多いですが、土砂など自然界にある物質が流れ込んだとしても水質汚濁になります。
水は、一度汚れると浄化に時間がかかるもの。
また、水質汚濁の種類によっては、病気の原因になるものもあります。
かつて日本で発生した公害病のうち、「水俣病」や「イタイイタイ病」は水質汚濁が原因でした。
また、水質汚濁は一般の家庭が発生源になる可能性もあります。
20年ほど前まで、都市部の河川は家庭から出る生活排水が原因で水質汚濁が激しいところも珍しくありませんでした。
今は、法律が整備され、汚水を直接海や川に流さないようなシステムも作られています。
しかし、何らかのきっかけで水質汚濁が発生する危険はゼロではありません。
そのため、公害防止管理者が定期的に水質の検査をする必要があります。
また、水質汚濁防止法で「特定施設」に定められた場所は、使用した水を河川に放出するのにも厳しい制限が設けられているのです。

12