貯水槽と受水槽の違いとは?ためておく水の種類や利用方法は何?

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

水を一度にたくさん使う施設に設置されているのが、貯水槽です。
貯水槽とは、水をためる施設のこと。
上水道用だけでなく、工業用や防災用に利用するための貯水槽もあります。
ところで、貯水槽は受水槽や高架水槽といった名称で呼ばれることもあるのですが、水をためる設備の違いにはどのような違いがあるのでしょうか?
そこで、今回は貯水槽と受水槽の違いなどについてご説明します。
上水道用に貯水槽をつける理由や手入れの方法などもご紹介しましょう。
ビルのオーナーだけでなく、建築物環境衛生管理技術者の試験勉強中の方もぜひ記事を読んで参考にしてくださいね。

目次

  1. 貯水槽と受水槽は何が違うの?
  2. 受水槽を設置する際の決まりとは?
  3. 受水槽は誰のもの?
  4. 飲用水用の受水槽の管理方法とは?
  5. 建築物環境衛生管理技術者の役割とは?
  6. おわりに

1.貯水槽と受水槽は何が違うの?受水槽が減っているって本当?

貯水槽とは、水をためる設備や施設の総称です。
私たちの生活には、水が欠かせません。
一般住宅の場合は、水道局がひいた配水管に各家の給水管を直結させ、給水栓へと水を運びます。
しかし、一度に大量の水を必要とする設備の場合は、直結方式では間に合いません。
そこで、貯水槽に一度水をためてから改めて必要な場所へ送るのです。
飲料用水として使うだけでなく、工業用や防災用としての貯水槽もあります。
受水槽とは、貯水槽の一種で水道の配水管から水を引きこんだ、水道水を1階や地下に貯水する設備です。
つまり、受水槽は貯水槽の種類のひとつになります。
この受水槽をマンションやビルの屋上に設置すると、「高置水槽」と呼ばれるのです。
さらに、給水ポンプの吐出管に直結した密閉加圧の受水槽を「圧力水槽」といいます。
このように、「貯水槽」だけでは設置場所や設備の種類が分かりませんが、受水槽や高置水槽という名称を使うと「どのような水」を、「どこ」に、「どんな設備」で保管しているのかすぐに分かるのです。