給水装置工事主任技術者の取得を目指す人必見! おすすめのテキストを紹介

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給水装置工事主任技術者は、給水工事を一生の仕事とするならぜひ取得しておきたい資格です。資格取得を目指して仕事をしながら勉強している人も、多いことでしょう。その一方で、「勉強に役立つテキストや問題集の選び方がよく分からない」と悩んでいるケースも珍しくないと思います。

そこで今回は、給水装置工事主任技術者のテキストの選び方などについて解説しましょう。

  1. 給水装置工事主任技術者の勉強方法
  2. 給水装置工事主任技術者のテキストの選び方
  3. 給水装置工事主任技術者を取得するメリット
  4. 給水装置工事主任技術者の資格取得方法について
  5. 給水装置工事主任技術者に関するよくある質問

この記事を読めば、勉強方法のコツなどもよく分かります。給水装置工事主任技術者の資格取得を目指している人は、ぜひ読んでみてくださいね。


1.給水装置工事主任技術者の勉強法

はじめに、給水装置工事主任技術者の試験科目や勉強方法について解説します。

1-1.給水装置工事主任技術者の試験科目

給水装置工事主任技術者の試験は、以下のような8科目の学科試験です。

  • 公衆衛生概論
  • 水道行政
  • 給水装置工事法
  • 給水装置の構造・性能
  • 給水装置計画論
  • 給水装置工事事務論
  • 給水装置の概要 
  • ​給水装置施工管理法

なお、管工事施工管理の種目にかかわる一級・二級の技術検定に合格している人は、試験の一部が免除になるので給水工事技術振興財団のサイトを確認してください。合格基準は、全科目の総合得点が40点以上となるか、「給水装置の概要」と「給水装置施工管理法」を除く6科目の合計点が27点以上です。

1-2.計算問題も出題される

試験は暗記問題が多いのですが、一部計算問題も出題されます。ですから、過去問を解くなどして計算問題に慣れておくことが大切です。数学的なセンスが必要なほど難解な問題は出題されませんが、出題パターンを覚えておきましょう。

1-3.独学や通信教材で勉強する

試験勉強は、独学か通信教材を使うのが一般的です。独学の場合は、後の項でご紹介するテキストと問題集を使って勉強しましょう。テキストは使いやすいものを1冊絞ってくり返し勉強した方が効果的です。

1-4.仕事と受験勉強を両立させることが大切

給水装置工事主任技術者の試験を受ける人のほとんどが、仕事をしながら受験勉強を行って試験に挑むでしょう。そのため、学生時代とは異なり、勉強できる時間が限られています。前述したように、給水装置工事主任技術者の試験は8科目と範囲が広いので、効率的に勉強することが大切です。勉強は、試験日の3か月前くらいから始めましょう。なお、週末にまとめて勉強するより、1日30分でも毎日勉強をすることが大切です。人の集中力には限りがあるので、あまり長時間勉強し続けても効率は上がりません。ですから、通勤時間や昼休みなど隙間時間も活用しましょう。

2.給水装置工事主任技術者のテキストの選び方

この項では、人気がある給水装置工事主任技術者のテキストや選び方・活用方法などを紹介します。

2-1.テキストは分かりやすいものを選ぶ

給水装置工事主任技術者の試験勉強を独学で行う場合、テキストと問題集をそれぞれ1冊ずつ購入してやりこみましょう。何冊もテキストを購入する必要はありません。また、テキストを選ぶ際は内容を確認して理解しやすいものを選びましょう。テキストは、要点だけをまとめたものもあれば、試験範囲を詳しく網羅したものもあります。評判だけでなく自分にとって分かりやすいかどうかを基準に選んでください。

2-2.人気のテキスト

この項では、人気のテキストを紹介します。

2-2-1.これだけ覚える!給水装置工事主任技術者試験

オーム社の「これだけ覚える!給水装置工事主任技術者試験」は給水装置工事主任技術者試験のテキストの代表格であり、最も人気があります。毎年改訂版が出版されているので、内容も常に最新です。独学で勉強したい場合、まずこのテキストが自分に合っているかどうか確認してみましょう。

2-2-2.建築土木教科書 給水装置工事主任技術者 出るとこだけ!

翔泳社の「建築土木教科書 給水装置工事主任技術者 出るとこだけ! 」は、出題頻度が高い箇所を重点的に勉強できるテキストです。「仕事が忙しく、勉強する時間がなかなか取れない」場合は、このテキストで出題頻度が高い場所だけでも勉強する方法もあります。

2-3.人気の問題集

この項では、人気の問題集を紹介します。

2-3-1.8ヵ年全問題収録 給水装置工事試験完全解答

オーム社の「8ヵ年全問題収録 給水装置工事試験完全解答」は、8か年分過去問が掲載されています。これをすべて解けば、出題の傾向はほぼ分かることでしょう。時間がある人は、ぜひチャレンジしてみてください。

2-3-2.給水装置工事主任技術者試験厳選過去問題集

電気書院の「給水装置工事主任技術者試験厳選過去問題集」は、その名のとおり、出題頻度の高い問題を中心に構成されています。できるだけ効率よく勉強したいという人は、こちらの問題集を選んでみてください。

2-4.SATの教材を利用するメリット

SATの教材はテキストだけでなく、専門の講師が行う講義が収録されたDVDやeラーニングがついてきます。そのため、まるで予備校に通っているような感覚で勉強することもできるでしょう。また、eラーニングはタブレットパソコンやスマートフォンでも視聴可能です。通勤時間や昼休みに勉強したいという人にも適しています。さらに、疑問点はすぐにメールで質問が可能です。独学で試験にチャレンジしたけれど不合格になってしまったという人も、ぜひ利用してみてください。

3.給水装置工事主任技術者を取得するメリット

はじめに、給水装置工事主任技術者の概要や取得するメリットを紹介します。

3-1.給水装置工事主任技術者の概要

給水装置工事主任者とは、給水装置工事の工事計画を立て、給水装置工事を行う際に技術上の監督を行うことができる国家資格です。また、有資格者でなければ、竣工検査や水道事業者(水道局)が行う工事の立ち会いを行うことができません。指定給水装置工事事業者の指定を受けるためにも、有資格者の常駐が必要です

3-2.給水装置工事主任技術者を取得すれば監督業務ができる

給水装置工事主任技術者を取得すれば、監督になることで無資格者にも水道工事を行わせることができます。監督になる機会が増えることで、出世や昇給のチャンスにも恵まれるでしょう。

3-3.転職の際の武器にもなる

給水装置工事主任技術者を取得していれば、実務経験や技術の証明にもなります。そのため、転職の際の武器にもなるでしょう。

3-4.上位資格を取るための経験が積める

給水装置工事主任技術者を取得すると、水道工事の工事現場で主任技術者になることも可能です。主任技術者の経験を積めば、管工事施工管理技士の受験資格を得ることもできます。この資格を取得すれば、より仕事の幅が広がるでしょう。

4.給水装置工事主任技術者の資格取得方法について

この項では、給水装置工事主任技術者の資格取得方法や受験資格、勉強方法に関する注意点などを紹介します。

4-1.給水装置工事主任技術者の資格取得方法

給水装置工事主任技術者は、給水工事技術振興財団が主催する試験を受けて合格すれば取得できます。ただし、給水装置工事の実務経験を3年以上積まないと受験資格が得られないので注意してください。実務経験は、アルバイト・見習いなど雇用形態は問われません。しかし、「給水工事の資材を工事現場で運搬した」「給水装置工事を行う会社で事務を行った」などは実務経験に含まれないので、覚えておきましょう。

4-2.試験の日程や申し込み方法

給水装置工事主任技術者の試験は、毎年10月に実施されます。申し込みは5月から始まるので、給水工事技術振興財団のサイトをこまめにチェックしておきましょう。試験会場は、札幌・仙台・東京都・横浜市・名古屋市・大阪市など全国の主要として行われます。全県で行われるわけではないので、遠方の人は宿泊準備もしておきましょう。申し込みは、給水工事技術振興財団から願書を購入し、必要事項を記入して郵送で行います。受験料は16,800円です。電子申請は行っていないので、注意してください。

5.給水装置工事主任技術者に関するよくある質問

この項では、給水装置工事主任技術者に関するよくある質問を紹介します。

Q.給水装置工事主任技術者試験の合格率はどのくらいですか?
A.平均して35~40%と、国家試験としては高めとなっています。ただし、年によっては27%前後まで落ちこむこともあるので、簡単な試験ではありません。

Q.試験の科目合格はあるでしょうか?
A.いいえ。ありません。不合格になれば全科目受け直しとなります。

Q.下水道の工事経験はありますが、給水装置工事の実務経験にはならないのですか?
A.はい。下水道の工事と給水装置工事は異なるので、実務経験には含まれません。

Q.給水装置工事主任技術者の経験は1つの会社で3年以上なければダメですか?
A.いいえ。複数の会社の合計でもかまいません。しかし、工事記録の写しや会社の社印・代表者の印鑑などが必要です。

Q.給水装置工事主任技術者の資格試験は、暗記が中心でしょうか?
A.はい。暗記が中心ですが、計算問題もあるので取りこぼさないように注意しましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は給水装置工事主任技術者試験の勉強におすすめのテキストなどを紹介しました。給水装置工事主任技術者試験は範囲が広いので、ある程度の勉強時間が必要です。また、テキストを選ぶ際は自分で中身を確認し、使いやすいものを選びましょう。SATの教材もぜひ選択に入れてください。