建築施工管理技士の実務経験・受験資格とは?資格の詳細をチェック!

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「建築施工管理技士を取得したいけど、勉強方法がわからない」など、資格試験に悩んでいる方は多いでしょう。国家資格の1つである建築施工管理技士は、建築関連の中でも企業や工事現場などで重宝される資格です。有資格者はさまざまな場面で役立つでしょう。難易度は「普通~易しい」になっていますが、甘く見てはいけません。きちんと資格内容を理解し、勉強しなければ合格は無理です。一発合格を目指すためにも、建築施工管理技士について詳しく把握しておきましょう。本記事では、建築施工管理技士の基礎知識やメリット・実務経験・試験内容など詳しく説明します。

  1. 建築施工管理技士の基礎知識
  2. 建築施工管理技士のメリット
  3. 建築施工管理技士受験資格の実務経験について
  4. 建築施工管理技士の試験について
  5. 建築施工管理技士の試験勉強について
  6. 建築施工管理技士に関してよくある質問

この記事を読むことで、建築施工管理技士の試験に合格するための必要な情報を知ることができます。建築施工管理技士について知りたい方や資格取得を考えている方は、ぜひチェックしてください。


1.建築施工管理技士の基礎知識

試験や受験対策について知る前に、建築施工管理技士の基礎知識について把握しておかなければなりません。建築施工管理技士とは何なのか、準拠する法律なのか詳しく説明しましょう。

1-1.建築施工管理技士とは

建築施工管理技士は、国家資格の1つです。建築に関係する施工計画の作成や現場監督をおこないます。また、1級建築施工管理技士と2級建築施工管理技士の2つにわかれているのです。1級と2級では、工事内容が異なるので注意しておかなければなりません。1級建築施工管理技士は、大規模工事に携わることができます。大規模工事とは、高層ビルや高層マンション・公共施設における工事などです。一方、2級建築施工管理技士は、中規模の工事に携わります。さらに、2級建築施工管理技士の資格は「建築」「躯体(くたい)」「仕上げ」という3種類にわかれているのです。

1-2.建築施工管理技士を準拠する法律

建築施工管理技士を、OR資格の根拠となる準拠する法律は、建築業法です。建築業法は、昭和24年に施行されました。建設工事の適正な施工と発注者・建設業者の保護・建設業の健全な発達促進を目指している法律です。第4章施工技術の確保に、建設施工管理技士にかかわる「主任技術者および監理技術者の設置」などが記載されています。

建築業法

1-3.主な仕事場・職務

建築現場が主な仕事場です。建設業の関連会社に勤めることになります。また、主な職務は鉄筋工事・大工工事・内装仕上げ工事などを含む施工計画の作成などです。ほかに、現場における工事の指揮・指示や監督・管理をおこないます。実際に、工事に手を加える役職ではなく、工事現場をまとめる役です。

1-4.目的・必要性

工事現場は大規模になるほど、さまざまな建築会社や作業員が入り混じります。そのため、全体の工事を把握し指揮する者がいないと混乱するのです。施工計画を立案し、指示・監督をおこなう建築施工管理技士は工事現場に必要な存在といえます。トラブルがあればすぐに対処・指示をし、スケジュールを調整するのです。

2.建築施工管理技士のメリット

建築施工管理技士の資格を取得すると、一体どんなメリットがあるのでしょうか。主なメリットを2つ紹介します。

2-1.求人・就職のメリット

求人・就職に役立つことが大きなメリットです。建築関連の仕事に携わりたい方にとっては、取得して損をしない資格といえます。建築施工管理技士は国家資格なので、社会的信用も厚いです。特に、1級建築施工管理技士はニーズが高まっています。2級とは違い、1級は建築全般の知識を習得しているので会社や企業が放っておきません。再就職もすぐにできます。

2-2.年収・手当などのメリット

有資格者は「資格手当」というものをもらうことができます。資格手当とは、企業などにおいて、仕事に役立つ資格を保有している従業員に支給される金銭のことです。また、実力・経験を積むほど、昇給も期待できます。建築施工管理技士の年収は、およそ400万~600万円です。中には、1級建築施工管理技士を長く続け、年収700万円以上という方もいます。

3.建築施工管理技士受験資格の実務経験について

建築施工管理技士を取得するには、「実務経験」が必要です。実務経験とは、一体何なのでしょうか。詳しく説明します。

3-1.必要な実務経験とは?

実務経験とは、建築工事の実施に直接関係する技術上の職務経験です。1級と2級とそれぞれ実務経験年数は異なります。受験資格に記載されている実務経験をクリアしなければ、受験できません。以下に、必要な実務経験の例を挙げましたので、ぜひ参考にしてください。

  • 工事管理の経験
  • 受注者としての施工管理経験
  • 発注者がわにおける現場監督技術者としての経験

また、実務経験として認められる工事内容には、以下の内容が挙げられます。

  • 建築一式工事:事務所ビル建築工事や共同住宅建築工事など
  • 大工工事:型枠工事や造作工事など
  • タイル・レンガ・ブロック工事:コンクリートブロック積み工事やALCパネル工事など
  • 鉄筋工事:鉄筋加工組み立て工事やガス圧接工事など ほか

3-2.実務経験の証明方法

実務経験を証明するためには、「技術検定実務経験証明書」が必要です。技術検定実務経験証明書に、工事種別・工事内容や従事した立場・勤務先など必要事項に記入しなければなりません。また、証明者欄に勤務先のサインが必要です。「証明書の内容が正しい」という証明になります。受験する際は、職場の上司からもらってください。証明書は試験を実施している「一般財団法人建設業振興基金」のホームページから受験申請書とセットで購入できます。

一般財団法人建設業振興基金

3-3.注意点

実務経験証明書の提出後、訂正・再提出は一切できません。そのため、1か所でも書き損じやミスがあれば、受験が受理されなくなってしまいます。記入した後も2~3回、間違いがないかどうか徹底的に確認してください。

4.建築施工管理技士の試験について

それでは、建築施工管理技士の試験概要や内容について詳しく説明します。これから、受験を考えている方はぜひチェックしてください。

4-1.試験概要

国家資格の建築施工管理技士の試験は年に1回実施されています。申込期間などが決まっているので、忘れずにスケジュールを押さえておきましょう。

4-1-1.受験資格

受験資格は1級と2級で異なります。実務経験の年数も変わってくるので、間違えないように注意してください。

<1級建築施工管理技士 受験資格>

  • 大学・専門学校の指定学科卒業後、実務経験3年以上
  • 大学・専門学校の指定学科以外卒業後、実務経験4年6か月以上
  • 短気大学・5年制高等学校・専門学校の指定学科卒業後、実務経験5年以上
  • 短気大学・5年制高等学校・専門学校の指定学科以外卒業後、実務経験7年6か月以上
  • 高等学校・専門学校の指定学科卒業後、実務経験10年以上
  • 高等学校・専門学校の指定学科以外卒業後、実務経験11年6か月以上
  • そのほか(最終学歴問わず)、実務経験15年以上

<2級建築施工管理技士 受験資格>

  • 大学・専門学校の指定学科卒業後、実務経験1年以上
  • 大学・専門学校の指定学科以外卒業後、実務経験1年6か月以上
  • 短気大学・5年制高等学校・専門学校の指定学科卒業後、実務経験2年以上
  • 短気大学・5年制高等学校・専門学校の指定学科以外卒業後、実務経験3年以上
  • 高等学校・専門学校の指定学科卒業後、実務経験3年以上
  • 高等学校・専門学校の指定学科以外卒業後、実務経験4年6か月以上
  • そのほか(最終学歴問わず)、実務経験8年以上

ほかにも細かい受験資格があります。詳細は、以下のホームページで確認してください。

4-1-2.試験日程

建築施工管理技士の試験は「学科試験」と「実地試験」にわかれています。毎年、学科試験は6月中旬ごろ、実地試験は10月中旬ごろに実施されているのです。

4-1-3.試験地

試験が実施される場所は、1級と2級で違います。1級は、札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄の全国10か所です。一方、2級は10か所に青森・金沢・鹿児島の3か所が加わります。

4-1-4.申し込み方法

試験の申し込み方法は、「インターネット」と「書面」になります。ただし、新規で申し込みをする人はインターネット申し込みができません。インターネット申し込みができるのは、「再受験者」に限られているので注意してください。また、申込期間も決まっています。インターネット・書面申し込みとともに、2月上旬~中旬までが申し込み受付期間です。忘れないように気をつけてください。

4-1-5.受験料

建築施工管理技士の受験料は以下のとおりです。1級は学科・実地試験それぞれの支払いが必要になります。2級の場合は、学科・実地試験併せての金額です。

  • 1級:学科・実地試験 9,400円
  • 2級:学科・実地試験 9,400円/実地試験だけ 4,700円/学科試験だけ 4,700円

4-2.試験内容

1級と2級それぞれの試験内容は以下のとおりです。

<1級建築施工管理技士>
●学科試験

  • 建築学等
  • 施工管理法
  • 法規

●実地試験

  • 施工管理法

<2級建築施工管理技士>
建築・躯体(くたい)・仕上げ共通
●学科試験

  • 建築学等
  • 施工管理法
  • 法規

●実地試験

  • 建築:施工管理法
  • 躯体(くたい):躯体(くたい)施工管理法
  • 仕上げ:仕上げ施工管理法

4-3.実地試験について

学科試験は選択問題ですが、実地試験は記述式です。実際の建築工事の経験も含め、具体的な内容を記入していかなければなりません。実地試験では、自分がどのような経験をしてきたのかをアピールできる機会です。問題をしっかり読み、具体的でわかりやすい回答を心がけましょう。

4-4.問い合わせ先

試験についてわからないことや疑問点があれば、一般社団法人建設業振興基金に問い合わせてください。ホームページに連絡先や住所が記載されています。

一般社団法人建設業振興基金

5.建築施工管理技士の試験勉強について

建設施工管理技士の勉強は、一体どのようにすればいいのでしょうか。勉強法で悩んでいる方やポイントを知りたい方は、ぜひチェックしてください。

5-1.資格取得にかかる費用と期間

国家試験における建設施工管理技士の難易度は「普通~やや易しい」です。そのため、半年間の勉強でも合格した方はいます。1発合格をしたい方は、1年前から勉強を始めておいたほうがいいでしょう。難易度が普通だとしても勉強は大切です。勉強期間が長いほど自分に自信をつけることができます。また、費用は勉強法によって異なるでしょう。独学の場合、過去問と参考書の代金だけで済みます。スクールにかようのなら入学金+教科書代などで数十万は必要です。

5-2.受験対策

仕事と勉強の両立が難しい場合、通信講座をおすすめします。通信講座は、自分のペースで勉強できる方法です。特に、SATの通信講座は試験のポイントを押さえたテキストと映像で試験勉強ができるDVDがセットになっています。DVDはスマートフォンでも再生可能なので、通勤時間や休み時間でも気軽に勉強できると好評です。さらに、わからないところがあれば先生にメールで尋ねることができます。ぜひSATの通信講座をチェックしてみてください。

SATの通信講座

6.建築施工管理技士に関してよくある質問

建築施工管理技士に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

6-1.建築施工管理技士の合格率は?

合格率はおよそ45%前後です。1級の学科試験がおよそ50%、実地試験がおよそ38%、2級の学科試験がおよそ48%、実地試験がおよそ34%になります。合格率は高いので、しっかり勉強をすれば合格できる範囲内です。

6-2.建築施工管理技士の合格基準は?

合格基準は1級の学科試験が60問中36問以上正解、実地試験が満点中60点以上の得点率です。一方、2級の学科試験は40問中24問以上正解、実地試験は満点中60%以上の得点率で合格となります。

6-3.建築施工管理技士の過去問がほしい

本屋やインターネットで過去問を手に入れることができます。一般財団法人建築業振興基金のホームページでは、過去問が無料でダウンロードできるのです。ぜひ勉強に役立ててください。

過去問はこちら

6-4.参考書・テキストの選び方は?

自分で参考書・テキストを選ぶ場合、わかりやすい内容かどうかを確認してください。ほかの人が理解できたとしても、自分にとってわかりやすいかどうかが大切です。また、試験のポイントが記載されているかどうかもチェックしてください。

6-5.建築施工管理技士のやりがいとは?

建築施工管理技士は、多数の作業員をまとめる力が必要です。建築に関する知識や経験はもちろんのこと、コミュニケーション能力も自然と培うことができます。また、現場の職人さんたちと人脈が広がるのもやりがいの1つです。多くの人と交流できる資格なので、持っておいて損はありません。

まとめ

いかがでしたか? 建築施工管理技士は、建築現場において全体の施工管理を作成し、監督・指示などをおこなうまとめ役です。建築施工管理技士がいるからこそ、スムーズに建築工事をすすめることができます。また、国家資格の1つでもあるため、会社・企業のニーズは高いです。転職・就職・年収に大きなメリットをもたらします。建築施工管理技士は1級と2級にわかれているので、受験資格の実務経験を確認しながら受験してください。難易度は「普通~やや易しい」になっているので、きちんと勉強を毎日続けていけば合格できますよ。自分のライフスタイルに合った勉強法で受験に挑みましょう。

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