1級建築士

1級建築士の勉強におすすめテキスト・問題集5選&独学の注意点

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1級建築士を独学で勉強する場合、テキストと問題集は欠かせないアイテムです。しかし、初めて1級建築士を勉強する場合、どのテキストと問題集を選べばよいか迷うこともあるでしょう。

ここでは、1級建築士の独学におすすめのテキストと問題集を紹介するとともに、独学する際の注意点を解説します。

1級建築士の独学におすすめのテキスト・問題集

1級建築士の独学に最適で、かつ評判のよいおすすめのテキストと問題集をご紹介します。

1級建築士合格戦略 法規のウラ指導

1級建築士の学科試験において、法規は得点源になる重要な科目といわれています。紹介するテキストは、「法規で点数が稼げるようになる」と高評価を得ている人気の一冊です。丁寧な解説で法令を体系的に理解できるようになり、出題意図をくみ取る力が身につきます。初めて法規を勉強する方でも、高得点が十分狙えるようになるでしょう。

ラクラク突破の1級建築士スピード学習帳

学科試験の全科目を、重要なポイントに絞って勉強できる独学に最適なテキストです。要点の解説と問題がセットになっており、問題を解くことで理解度の確認ができます。重要な問題から勉強できるので、暗記するだけでも試験直前の対策に役立ちます。一般的なテキストと比べても内容が充実しているので、持っておいて損はないでしょう。

1級建築士試験学科過去問スーパー7

7年分、875問の過去問を一冊に収録した問題集で、過去問のやり込みに最適と高評価を得ています。単なる問題集ではなく、解説も充実しているため、演習と解説をくり返すことで実力がアップします。また、読者限定で「実力確認模試」という冊子をプレゼントしてくれるので、実力のチェックに役立てるとよいでしょう。

1級建築士 設計製図試験課題対策集

各年度の設計製図試験の課題に対応した練習問題を掲載している、独学する方におすすめのテキストです。原寸大答案例とA2サイズの答案用紙が4枚が付いてくることも魅力です。また、購入者限定で本書に未収録の課題と、エスキス手順の解説動画が受け取れるのも大きなメリットでしょう。

1級建築士受験 合格者たちの勉強法

こちらはテキストや問題集ではなく、1級建築士の合格者が実践した勉強法を一冊にまとめた変わり種の書籍です。1級建築士に合格するための勉強法のコツを学べるので、勉強方法がわからない、実力が上がらないという悩みを解消できます。1級建築士だけでなく、あらゆる資格試験の学習にも通じるので、読んでみる価値はあるでしょう。

1級建築士を独学で勉強するときの注意点


1級建築士に独学で挑戦する際は、以下のポイントに注意しましょう。

法令集は必ず購入

試験会場への持ち込みが認められている法令集は、法規の勉強はもちろん、法規科目の解答に使う必須アイテムです。必ず、テキストや問題集と一緒に購入しましょう。なお、法令集を購入する際は、受験する年発行の最新版を選ぶことが重要です。

モチベーションの維持が重要

孤独な独学はモチベーションが低下するケースも少なくありません。独学で1級建築士の勉強を続けるには、さまざまな工夫をしてモチベーションを維持することが重要です。

例えば、1級建築士を目指す目的を再確認したり、自分へのご褒美を考えたりすると、勉強する気持ちを奮い立たせることができます。ほかにも、周囲に受験を公言する、SNSなどで受験仲間を作るなど、第三者との関わりを持つのもよいでしょう。

また、勉強のやる気がない場合でも、作業をはじめると脳が刺激されてモチベーションがアップします。テキストを読む、得意科目を少しだけ勉強するなど、簡単にできることをとりあえずやってみることも効果的です。

勉強のスケジュールを組む

例年の合格率が10%台という1級建築士に独学で挑む場合、勉強期間は最低でも半年~1年、長いと1年以上の時間が必要です。
ポイントは、詰め込み型のスケジュールではなく、週に1日は予備日を作ることです。仕事の予定や体調など、必ずしもスケジュールどおりに勉強できるとは限りません。予備日を設けておくことで、勉強の遅れを取り戻せるうえに、スケジュールの軌道修正が可能です。モチベーション維持のためにも、長期的なスケジュールを組んで勉強しましょう。

独学が難しい場合は通信講座がおすすめ

独学でもう一つの注意したいのは、理解できない問題があったときの解決法です。問題に行き詰まるとモチベーションが低下し、勉強スケジュールにも遅れが生じることがあります。このように独学が難しい場合には、通信講座がおすすめです。

通信講座ではテキストに加えて解説動画でも勉強できるため、独学よりも内容を理解しやすくなります。さらに、理解できない部分の質問が可能であるなどサポート体制が整っていることも、独学にはない通信講座のメリットといえるでしょう。
また、設計製図試験の勉強では自分自身の課題を把握するために添削が必要で、独学では対策が難しいとされています。通信講座では製図の学習もサポートしてくれるため、1級建築士の合格により近付くでしょう。

さらに詳しく!
1級建築士の資格学校・専門学校の費用目安は?通信講座という選択肢も紹介

1級建築士の独学はモチベーション維持がカギ

独学で1級建築士に挑戦する場合、わかりやすいテキストと問題集を使うことが重要です。今回紹介したテキストと問題集はどれも評価が高いので、ぜひテキスト選びの参考にしてください。

1級建築士の独学は孤独との闘いでもあるため、合格するにはモチベーション維持が欠かせません。第三者との関わりを持つ、勉強のスケジュールを立てるなど、モチベーションアップの工夫を取り入れましょう。

また、独学で勉強したものの問題が解けない場合には、通信講座の利用がおすすめです。通信講座はテキストだけでなく動画でも勉強できるので、独学よりも理解がしやすくなります。気軽に質問ができる環境も独学にはないメリットなので、資格学校に通う時間がない方でも1級建築士の合格率がアップするでしょう。

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