2級建築士

2級建築士の試験日や難易度を押さえよう

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建築士の資格には1級建築士と2級建築士があります。その違いは資格試験の難易度と資格取得後、設計できる建物の種類にあります。2級建築士の取得は単純に1級建築士をとるための通過点ではありません。2級建築士を取得すると、小規模な住宅は設計することができるので、十分取得の価値がある資格です。

今回は2級建築士試験の試験日や難易度に関してご紹介していきます。

2級建築士の試験日と免許取得までの流れ

建築士試験には学科の試験と設計製図の試験があり、学科の合格者のみ設計製図の試験が受けられます。設計製図の試験に合格した方は建築士免許申請を行うことができます。

2級建築士試験の学科試験は、例年7月第1週日曜日に実施しており、2020年は7月5日に実施される予定になっています。

試験科目と合格基準点

次に、2級建築士の試験内容と合格基準点について見ていきましょう。

【学科の試験】
出題形式:五肢択一式
出題科目:建築計画、建築法規、建築構造、建築施工
出題数 :各25問(計100問)
試験時間:計6時間

【設計製図の試験】
出題形式:あらかじめ公表する課題の建築物についての設計図書の作成
出題科目:設計製図
出題数 :1課題
試験時間:計5時間

【2級建築士の試験の合格基準】
■学科の試験
合格基準:各科目13点以上かつ、総得点60点以上
(各問題1点、各科目25点満点、合計100点満点)
※ただし、合格基準点は変動することがあるため、定期的に最新情報を確認しましょう。

<合格基準点>
建築計画:13/25
建築法規:13/25
建築構造:13/25
建築施工:13/25
総得点:60/100

■設計製図の試験
合格基準:採点結果のランクⅠで合格となる

ランクⅠ:知識及び技能を有する
ランクⅡ:知識及び技能が不足している
ランクⅢ:知識及び技能が著しく不足している
ランクⅣ:設計条件、要求図書に対する重大な不適合に該当する

ここで表現されている知識及び技能とは、2級建築士として必ず身につけておくべき建築の設計に必要な基本的な知識と技能を指しています。

次に、2級建築士の試験の申し込み方法と合格率に関して紹介します。

2級建築士試験の申し込み方法と合格率

2級建築士の試験は、毎年およそ25,000人が受験している難易度の高い国家試験です。試験内容は学科の試験と設計製図の試験で、毎年学科は7月、設計製図は9月に実施されています。

過去に行われた試験の合格率を比較しながら、変化を見ていきましょう。

まず、平成25年~29年までの2級建築士学科の試験の合格率は、約35%です。合格率は毎年差が出ますが、試験問題の難度が毎年変わることと、受験者数の差が関係しています。2級建築士の学科の試験の合格率はだいたい約3割といえます。

次に、平成25年~29年までの設計製図の試験の合格率は約53%です。学科の試験よりかなり高い合格率ですが、 設計製図の試験に関してはそもそも学科の試験を合格していないと受験することができません。

また、試験日の約3ヶ月前にあらかじめ試験課題が公表されているので対策がしやすく、学科よりも簡単に合格できるためです。

難易度が非常に高い国家資格の合格率は0~10%台なので、それに比べると2級建築士は難関資格といえるレベルとはいえません。ただ、試験までに十分な勉強時間と対策を行わなければ合格できない難しい資格といえます。

まとめ

今回は2級建築士の試験日や難易度に関して紹介してきました。難関国家資格に比べれば取得困難とはいえないですが、対策をしなければ一発合格は難しい資格です。
しかし、準備を行い対策をしっかりすれば、資格取得は可能です。建築士として飛躍できる強い武器になりますので、試験日に間に合うように勉強を進めていきましょう。

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