第二種電気工事士

実際はどうなの?第二種電気工事士の仕事内容や魅力を徹底解説!

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第二種電気工事士は無資格では携われなかった工事にも携われるようになります。電気工事を行うにはこの資格が必要不可欠なためです。具体的には第二種では小型の店舗や住宅などの電気工事を行うことが可能になります。

明確に基準が決められていることから、資格を持っていない人はどれだけ経験があったとしても現場に入ることすらできません。近年は特に現場の安全が厳しくなってきているため、より資格は重要性を増してきています。

そんな第二種電気工事士の仕事内容について、具体的に紹介していきます。電気工事士の資格を資格を取得したいと考えている方は是非とも参考にしてみてください。

1.第二種電気工事士の仕事内容

ここでは第二種電気工事士の仕事内容について大まかに紹介していきます。

1−1.建設電気工事

代表的なものとしては建築電気工事があります。恐らく電気工事と言われると真っ先に思い浮かぶのが建築電気工事でしょう。名前の通り、建築現場での電気工事全般を指します。かなり業務の幅は広く、仕事の場所も様々です。

第二種電気工事士では一般住宅や小規模な店舗などの工事がメインです。つまりは、エアコンの取付や壁のコンセント店舗の照明などを主に担当しています。街の中でも見かけることがあると思います。

第一種電気工事士との違いは規模の大きさです。第一種電気工事士は大型のメンテナンスや新設、発電所などの工事を主に担当する事が多いです。それ以外にも職長としてチームを率いるケースも多いです。

第二種電気工事士に関しては現場経験の年数により変わりますが、経験が長い方は職長として電気工事の全体を見つつ、指揮する立場になります。現場経験が浅い方に関しては、現場での戦力として工事を主体に行います。

また、第二種電気工事士は複数の現場を掛け持つケースも珍しくありません。建築工事の場合は特にです。工事の期間が数ヶ月単位の長いものもあれば、数日単位の短いケースもあるためです。

むしろ電気工事の場合は複数掛け持ちが一般的です。そのため、その現場単位での進捗状況や他業者との打ち合わせが必須となってきます。

そして、建築の現場は余裕のあるスケジュールというものはほぼありません。常に何かしらのトラブルが起こり、スケジュールはむしろ足りないことの方が多いのです。その中で、他の業者や元請け、下請けとのやり取りなどをもこなして期日通りに現場を終わらせる必要があります。

また、電気工事は配線作業だけではなく、地下に配管を通すために穴掘りやペンキ塗り穴掘りなども発生します。その上で他業種との綿密かつ迅速な連携が建築電気工事では何より大切になります。

1−2.ビルメンテナンス

ビルメンテナンス業でも電気工事士は活躍します。ビルメンテナンスの基本は保守点検で修理などをするわけではありませんが、簡易的な修繕などは行います。その際に電気工事というものは必要になります。

電気工事を行うためには、この資格がないと工事をすることができないため、重要度は非常に高くなっています。点検業務でも電気工事士があればどの点が不具合になっているかなども早めに発見できます。

そのため、電気工事士はボイラーなどと同じくビルメン4点セットと言われ、ビルメンテナンス業界では必須の資格としてされています。実際に未経験からビルメンテナンス業界に行く場合はこの資格は必須でしょう。

1−3.鉄道電気工事

世界最高基準の安全性と正確さを持っている日本の鉄道を支える仕事です。主に夜間工事が前提になることが多いですが、信号機を始めとして変電所などの鉄道が正確に運行するために施工することになります。

また、駅構内の電気工事などもこの鉄道電気工事に含まれます。

2.第二種電気工事士の仕事内容の魅力と大変な面

ここまでは第二種電気工事士の仕事内容について紹介してきましたが、ここからは仕事の具体的な魅力と大変な面について紹介していきます。

2−1.第二種電気工事士の仕事の魅力

第二種電気工事士は大変な仕事ではありますが、電気工事に携わる場合には確実に必要な資格ですので魅力も非常に多いです。この資格があると今までよりも格段に仕事の幅は広がります。このような電気工事士の魅力について紹介していきます。

2−1−1.技術を評価してもらえる

電気工事士は資格を取るのは正直そこまで難しい部類ではありません。未経験者が現場に出るとやることの多さや上手く行かないことで悩むことも多いでしょう。しかし、現場経験を積むと資格ではなく技術で評価をしてくれます。

業界的に資格は入り口で、現場経験がものを言います。いかに臨機応変に対応することができて、技術的に優れているかが重要になってくるのです。資格は技術の証明として機能するのです。

2−1−2.仕事は常になくならない

電気工事士の仕事はかなり多岐にわたります。電気工事の資格としては基礎ですが、電気を扱う場合には確実に必要な資格になるため、無資格者では工事現場に入ることすらできないのです。

電気が今後も無くなることは無いように、電気工事士の仕事も今後無くなることはないでしょう。工事現場でも常に電気工事士は必要とされていますし、今もまったくもって人手が足りていないのが現状です。

2−1−3.成長を感じやすい

第二種電気工事士の仕事は楽ではありません。非常に扱う範囲や、やることが山のようにあります。だからこそ、現場に出れば出るほど自分の成長は非常に早く感じるでしょう。電気工事だけしてればいいわけでは無いからです。

電気工事は当たり前にやるとして、現場の統制、元請けとの打ち合わせに他業種とのすり合わせ、図面の制作、積算、その他書類仕事もあります。これを現場ごとに行いつつ並行してやる必要があります。

現場でのスキルは磨かれますが、現場を多く見ることでトラブルが発生した際などには、どのように対処すればいいかなどの応用も効くようになります。

2−2.第二種電気工事士の仕事の大変な面

ここでは第二種電気工事士の仕事で大変な面を実際に現場で確認したことも含めて、ご紹介します。是非とも参考にしてみてください。  

2−2−1.体力が必要

電気工事の辛いところはまずは体力勝負な点でしょう。この点はどの工事もそこまで大差はありませんが、設備系は特に体力が必要になってきます。というのも、電気や水道などの設備は建物のはじめから終わりまで関わります。

工事の時間は正確に決められているところもあれば、業者との兼ね合いによってズレたりすることも日常茶飯事です。配線以外にも重いものを持ったり、高いところに登る場合や地面を掘ったりと配線以外にもやることが山積みです。

他の業者が作業をしている間には予定の作業が進行できないなど、計画通りには行きません。そのようなケースには臨機応変に違う仕事を行ったり、他の業者や元請けとの交渉に進捗報告などがあります。

これは現場においてやることであり、他の仕事も当然あります。各種書類の申請に図面を書くケースもあります。大まかな建築図面はもらえますが、配線の配線図は自分たちで書く必要があります。

図面は多くの場合は担当がいることもありますが、他の図面との兼ね合い例えば、配管図や建築図などが現場で変更になる場合や若干違うケースなどはよく起こります。その場合には現場での修正対応が求められるなど工事以外にも仕事があり、非常に幅広い業務をこなさなくてはならないため、体力が重要な要素になってきます。

2−2−2.覚えることは非常に多い

未経験から始める場合は非常に大変でしょう。覚えることは山のようにあります。資格を取得した段階では電気工事の基礎を知っている程度の内容ですので、現場でそれがそのまま発揮できるかと言えばそうでもありません。

落ち着いた場所で工事をする場合と現場での対応は全く違います。常に現場は慌ただしく動いていますし、トラブルで作業が全ストップすることなども珍しくありません。その際にどのように対処するかも含めて工事です。

また、現場によって電気の状況は全く違います。何がどのような状態で、なんの工事が必要なのかという把握と即座に対応する力が必要です。実際に現場に行ってみたら報告と全く違うケースや初めて見るケースなどもザラにあります。

このような点も全てひっくるめて電気工事士は常に新しいことを覚える必要があります。もちろん新しいものが出てくれば、それに対応も必要です。柔軟さや勉強熱心な方が適している職業かもしれません。

2−2−3.労働時間は工事によってバラツキがある

働く時間が一定ではないこともこの業界の特徴でしょう。第二種の場合は、小型の店舗の場合は朝からの場合と状況によって夜間が多いです。工場などの場合は朝からのケースが多いです。

オフィスの場合は週末や夜が多いですし、鉄道は基本的に深夜が中心。マンションなどの住宅の場合は朝から夕方前ぐらいまでときっちり決められているケースが多いです。工事が終われば、書類仕事を片付けなくてはなりません。長時間勤務になることも珍しくはないのです。

様々な業務に対応が可能になる分、働く時間も変動しやすいのです。きっちり働く時間を決めたい方はどの分野を中心に扱っているかで求人を探すとおおよその働く時間の傾向が見えてくるでしょう。

3.第二種電気工事士の仕事内容と年収の関係性

電気工事を行う上で必須になってくる第二種電気工事士ですが、年収としてはどの程度なのでしょうか?ここでは第二種電気工事士の年収について紹介します。

第二種電気工事士の年収は現場経験によるというのが確実な答えでしょう。平均では300万~500万程度が一般的です。他には現場経験や役職手当、他の資格との兼ね合い、現場の種類によって変わってきます。

年収に関しては未経験からスタートした方は、現場経験が少ないためあまり高くはありません。しかし、現場経験を積み職長や複数の現場を掛け持つことが出来るようになれば、徐々に年収は上がってきます。

4.第二種電気工事士の仕事に向いてる・向いていないを判断するポイント

第二種電気工事士は非常に大変な資格ですが、大型の施設などに携わることができるのも魅力の一つです。そんな第二種電気工事士に向いている人のポイントなどをここでは紹介します。

4−1.向いている人の特徴と判断ポイント

電気工事に向いているかどうかは、体力と向上心、電気工事が好きかできまります。スキルや柔軟さは対策しても、想定外は起こるため現場経験で埋めていくしかありません。現場経験で技術を向上させるには向上心が重要です。

体力や電気工事が好きでないと全く長くは続きませんし、向上心がなければ技術はすぐに陳腐化し使い物にならなくなります。特に現場経験を重要視する業界ですから、長くつづけてスキルを身につけることに価値があるのです。

4−2.向いていない人の特徴と判断ポイント

向いていない人は時間をキッチリ決めて働きたい人や電気工事に興味がない人は厳しいでしょう。あとは現場の慣れで正直どうにかなってしまいます。続かないことにはこの業界は厳しいです。

また、時間は現場によってバラバラです。夜工事からそのまま次の現場に朝からというケースもありますし、連休中などは基本的に仕事のことも多いです。残業も現場の進捗や会社によってピンきりです。

キッチリ働く時間を決めて働きたいという人は全く向かないでしょう。

5.まとめ

第二種電気工事士は電気工事の中では基礎の資格ですが、無資格者と比べると工事に携われる分、格段に選択肢が広がります。

しかし、広がった分覚えることは山のようにあるため、決して楽で稼げる仕事かと言われればそんなことはありません。むしろ辛いことの方が多いかもしれません。

その一方で現場をこなしていけばスキルも身につきますし、好きな方は没頭できる環境が揃っているとも言えます。更に大きな仕事をしたくなったら第一種電気工事士という選択もあります。

このように向いている人にとっては、非常に魅力にあふれた仕事と言えるでしょう。大変なのは間違いありませんが、資格を取得して電気工事士になりたいという方は是非とも参考にしてみてください。SATなら最短20日間程度で合格できます。

 

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