第二種電気工事士

電気工事士の年収、男性・女性で違いはある?年収を上げる方法も解説

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電気工事士は、配線や電気設備の設置工事を担う資格であり、建物を快適に利用するために欠かせない仕事です。電気工事士として働くにあたって、平均年収がどれくらいなのか気になるところでしょう。電気工事士として年収を上げるには、関連業務の経験を積むこと、資格を取得することなどが有効です。

この記事では、男女別の電気工事士の平均年収に加えて、年収を上げる効果的な方法についても解説します。

電気工事士の平均年収【男性・女性】

厚生労働省の『賃金構造基本統計調査(2019年)』によると、電気工事士の平均年収は約470万円でした。この数字は、男女の合計、年齢は40.8歳、勤続13.2年の条件で計算したものです。同調査で男性のみの平均年収を見たところ、男女計の平均とほぼ同等という結果でした。

一方、同調査における女性電気工事士の平均年収は、約300万円と低めです。女性の場合は年齢が35.0歳、勤続年数は5.9年と、男性と条件が異なるため単純な比較はできませんが、女性電気工事士の年収は、男性と比べてやや低めであることがわかります。

電気工事士の年収は経験によっても変わる

賃金構造基本統計調査のデータはあくまでも平均値であり、年収は人それぞれです。技能職であるため、経験を積み重ねることで年収も上がります。平均年収は男性のほうが高いとはいえ、技術を磨けば男女の年収の差は小さくなるでしょう。

電気工事士として特に高い年収を得ているのは、経験年数が長くキャリアがある方や、責任者など役職がある方、大手企業に勤める方などが中心です。ただし、工事単価を高くできるような技術力があれば、企業の規模に関係なく、年収の水準を上げることが可能です。

電気工事士の年収を上げる方法

電気工事士として働くうえで知っておきたい、年収を上げる方法について解説します。

地道に経験を積み上げる

先に述べたように、電気工事士は技術、技能がものをいう仕事です。そのため、日々の現場で得られる知識と経験を、着実に吸収することが大切といえます。「自分にはこれができる」「この分野では他の人に負けない」といった強みやスキルを持てるようになると、さらなる年収アップが期待できるでしょう。

なお、電気工事士の資格がなくても、見習いという立場で働くことは可能です。電気工事士の補佐として現場に立ち、基本的な技術や知識を身につけます。こういった下積み期間にいかに価値ある経験を積めるかが、電気工事士としてのキャリア形成に大きく影響します。

電気工事の上位資格を取得する

電気工事のキャリアアップに役立つ資格を取得すると、自身の技術だけでなく年収も上がります。基本となる電気工事士資格と、関連資格の概要は以下の通りです。

電気工事士

電気工事士とは、配線や電気設備を設置する電気工事に携わるために必要な国家資格です。電気設備の保安を目的とした資格で、試験では電気、配線、施工方法、配線図などに関する知識と技能が問われます。

電気工事士には第一種と第二種の区分があり、それぞれ以下のように作業可能な範囲が異なります。

電気工事士の作業範囲
第一種電気工事士第二種の範囲に加え、最大電力500 キロワット未満の自家用電気工作物の作業に従事可能
第二種電気工事士600ボルト以下で受電する、一般用電気工作物に限って従事可能

電気工事士試験には、学歴や実務経験などの受験資格はありません。まずは登竜門的な資格である、第二種電気工事士への合格を目指すことをおすすめします。

電気主任技術者

電気主任技術者とは、発電所や変電所、受電設備や電気設備などの保安監督業務に従事するための国家資格です。電気工事を専門とする電気工事士と比べ、電気設備の保安監督ができるという点で社会的評価が高いといえます。

電気主任技術者は第一種・第二種・第三種があり、取り扱いできる電気工作物の範囲が以下のように異なります。

第一種~第三種電気主任技術者が取り扱いできる電気工作物
第一種電気主任技術者すべての事業用電気工作物
第二種電気主任技術者電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物
第三種電気主任技術者電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物
(出力5千キロワット以上の発電所を除く)

出典:一般財団法人 電気技術者試験センター

さらに、電気設備がある施設には、電気主任技術者の有資格者を選任する義務があります。電気設備はあらゆる建物に必ずあることから、資格の需要が高く、転職もしやすいでしょう。

電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士とは、電気工事の施工管理における知識・技術を評価する国家資格です。電気工事施工管理技士には1級と2級の区分があり、担当できる工事の規模や役割が異なってきます。

電気工事の施工管理に携わるのに必要な資格とされ、技術者から管理者へのキャリアアップに役立ちます。施工管理では、現場の統括的な管理が業務の中心となります。

電気工事そのものよりも施工管理に興味があるという方は、満17歳以上なら誰でも受験できる2級から挑戦するとよいでしょう。

電気工事士として年収を上げるには、経験と資格が必要

電気工事士全体の平均年収は約470万円とされ、女性の年収はこの平均よりやや低い状況にあります。

電気工事士として年収を上げたい場合には、日々の業務で地道に経験とスキルを積むことが基本です。電気工事士は技能がものをいう技術職であるため、経験を積むほど年収が上がります。他に負けないスキルを磨けば、性別や所属する企業の規模を問わず、収入アップを目指せるでしょう。また、第一種電気工事士や電気主任技術者といった資格を取得することも、キャリアアップに大いに役立ちます。

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