QC検定

【QC検定】受検当日の持ち物とは?持ち物に関する注意点も紹介

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QC検定(品質管理検定)は品質管理の手法や実践方法を問う試験で、学生から社会人まで幅広い年齢層が受検しています。

しかし、検定を受ける際に持参する持ち物に対し、指定や制限があることをご存じでしょうか。

そこで今回は、QC検定の試験当日に必須の持ち物や、あると便利な持ち物を紹介します。

また、持ち物に関する注意点についても解説しますので、QC検定の受検を検討している方は、ぜひご一読ください。

QC検定受検の際の持ち物を確認しよう

冒頭でも紹介しましたが、QC検定は品質管理に関する知識を問われる試験で、日本規格協会が年に2回実施しています。

品質管理の基本の4級、QC 七つ道具についての理解が求められる3級QC七つ道具にくわえて新QC七つ道具の知識が必要な2級、高いレベルの品質管理全般の知識が求められる準1級と1級に分かれています。

どの級も筆記試験を受検し合格することで、資格を取得をすることができます。ここではまずはQC検定の試験時の持ち物を確認しましょう。

QC検定の試験当日に机の上に置ける持ち物は、以下の4つになります。

  1. 受検票
  2. 筆記用具
  3. 時計
  4. 電卓

出典:日本規格協会「受検票が届いてから試験当日まで」

それでは、これらの持ち物における注意点をみていきましょう。

1.受検票

受検票は検定試験の1カ月前までに届きます。もしも届かない場合はすぐに問い合わせが必要です。

受検票が届いたら、顔写真を受検票に貼り付けます。 証明写真、またはデジタルカメラで顔写真を撮影する際は、以下3点に注意しましょう。

(1) 本人確認ができるもの

  • 肩から上の顔写真
  • 試験日以前から6カ月以内に撮影されたもの
  • ご本人単独で、正面から鮮明に撮影されたもの
  • サングラス、マスク、帽子など顔を隠すものを着用していないこと

(2) 写真について

  • 大きさが、たて30ミリ×よこ24ミリ程度であること (証明用写真を推奨)
  • 写真裏面に氏名、受検番号が記入されていること
  • カラー・白黒のいずれでも可
  • カラーコピーや普通紙に印刷されたものは使用不可

(3) デジタルカメラで撮影した写真を利用する場合

上記(1)、(2)に加えて、確実に本人確認ができる鮮明な印刷であること、写真専用紙に印刷されていること ※画素数:300万画素以上 ※撮影時の背景・照明など、撮影環境に配慮すること

当日に受検票の写真がない場合は受検できませんので、絶対に忘れないようにしましょう。

2.筆記用具

試験に持ち込める筆記用具は、黒の鉛筆、またはシャープペンシル、消しゴムのみです。ボールペンやサインペンなどは持ち込み不可です。

なお、鉛筆、シャープペンの芯は、「HBまたはBに限る」という指定があります。

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筆記用具の貸し出しはおこなっていないため、筆記用具は予備を含めて多めに用意しておくとよいでしょう。

3.時計

会場によっては時計が設置されていない場合もあるため、腕時計などを持参すると安心です。ただし、試験の妨げになるため、音の鳴るアラーム機能が付いている場合は、必ずスイッチを切っておきましょう。

なお携帯電話を時計代わりに使うことはできません。また、スマートウォッチなどの通信機能のある機器は不可となりますので注意しましょう

4.電卓

QC検定1級~3級は、電卓を使っての解答が認められています。ただし、持ち込める電卓は√(ルート)付きの一般電卓1台のみです。関数電卓、または通常の電卓以上の機能のあるものは持ち込めません。

関数電卓とは、三角関数や指数関数など、複雑な関数を簡単に計算できる機能をもった電卓のことです。関数の計算に加え、数式や数値を記憶できる機能が付いた電卓も許可されていません。

上着・ひざ掛け(必要であれば持参する)

QC検定の試験は、例年3月と9月の年2回実施されます。

3月の試験はもちろん、会場の空調や座席の位置の関係で、9月の試験でも寒くなる可能性があります。必須の持ち物ではありませんが、身体が冷えやすい方は、体温調節ができる上着やひざ掛けをもっておくと便利でしょう。

QC検定の持ち物に関する注意点

QC検定の持ち物に関して、注意すべきことをみていきましょう。

受検票を紛失した場合は再発行を依頼する

受検票を紛失した場合、試験9日前までに再発行の手続きを必ずおこないましょう。 個人でWeb申し込みをした場合、申し込み時のメールをそのまま引用し、「受検票紛失再発行依頼」とタイトルを変えて送信します。

団体で申し込みをした場合は、代表者に受検票を再発行する旨を伝えましょう。再発行の連絡や手続きは代表者がおこないます。

受検票の試験番号シールをはがさない

受検票には試験番号などが明記されたシールが添付されています。このシールは当日の解答用紙に貼るものなので、受検前にシールをはがさないよう注意しましょう。

ティッシュやハンカチは事前に許可を得て持ち込む

花粉症や風邪の症状がある場合、ティッシュやハンカチが手放せないでしょう。ただし、ティッシュは机に置ける持ち物に含まれていないため、監督員にあらかじめ症状を説明し、許可を得ることが必要です。

ただし、一度許可をした場合でも、使用中に不審な点があると判断された場合はしまうよう指示される可能性もあるのでご注意ください。

なお、耳栓は指示が聞こえなくなるおそれがあるため、使用不可とされています。

QC検定の試験当日の注意点

持ち物の他にも、試験当日に注意すべきことがいくつかありますので、確認しておきましょう。

体調を整える

当たり前のことかもしれませんが、試験当日は体調をしっかり整えておきましょう。なお、万が一当日体調が悪く試験会場で行くことができない場合でも、特に連絡等はする必要はありません。

なお受検ができなかった場合に、受検料の返還をしてもらうことや、次回受検時に振替ることはできませんので注意しましょう。

公共交通機関の遅延などに注意する

試験会場までに鉄道やバスなどの公共交通機関を利用して向かう方が多いかと思いますが、さまざまな原因で遅延してしまうことがあります。

QC検定の場合、試験開始から30分間は遅刻しても受検することが可能です。やむをえず遅れてしまった場合でも少しであれば受検することが可能です。ただし、遅れてきた場合の試験時間の延長はありませんのでご注意ください。

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試験会場へは、かなり時間の余裕を持って行くことをおすすめします。

QC検定受検は必要最低限の持ち物で

QC検定の当日に机上に置けるものは、原則的に筆記用具と受検票、時計、電卓のみという決まりがあります。それ以外のものを試験に持ち込んだ場合、不正行為とみなされるリスクもあるため、十分に注意しましょう。

そして、電卓は指定のものを必ず持参してください。また、受検票を紛失したり、写真を貼り忘れたりして、受検票に不備があるとみなされると、受検そのものができなくなってしまいます。

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QC検定を確実に受検するためにも、持ち物は必要最低限にとどめ、余計なものを持ち込まないことをおすすめします。

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