QC検定

QC検定2級合格に必要な勉強時間とは?効率的な勉強方法も紹介

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QC検定は品質管理の知識を問う民間検定で、2級は品質管理の手法を用いて問題解決ができる、リーダー的な立場を目指す方に適しています。

試験の難易度も高いため、合格にどれくらいの勉強時間が必要なのか、気になる方も多いでしょう。実際には、元からの品質管理の知識量によって、必要な勉強時間は大きく異なります。

そこで今回は、QC検定2級の概要を踏まえ、必要な勉強時間、難易度の高い問題、効率的な勉強方法について解説します。

QC検定2級はどんな試験?

まずは、QC検定の概要、QC検定2級の試験範囲をみていきましょう。

QC検定2級の概要

QC検定(品質管理検定)とは、品質管理の知識や問題解決能力を問う試験です。品質管理のレベルごとに検定の等級が段階的に設定されています。

QC検定2級は、QC七つ道具などを用いて品質管理の問題を自ら改善・解決でき、なおかつ管理職など指導的立場で活動できるレベルを目指すものです。

QC検定2級では、品質管理手法を駆使し、自らがリードして問題解決できるレベルが求められるため、必然的に試験の難易度も高くなります。

2級の合格率は、例年20~40%台で推移している状況です。3級合格率は40~60%程度、4級は80%台ということからも、2級の難易度の高さがみてとれます。

QC検定2級の試験範囲

QC検定2級試験は、「品質管理の実践」と「品質管理の手法」の2つの分野に分かれています。QC検定2級の試験範囲における、実践分野と手法分野の内容は以下のとおりです。

<品質管理の実践>
■QC 的ものの見方・考え方
■品質の概念
■管理の方法
■品質保証:新製品開発【定義と基本的な考え方】
■品質保証:プロセス保証【定義と基本的な考え方】
■品質経営の要素:方針管理
■品質経営の要素:機能別管理【言葉として】
■品質経営の要素:日常管理
■品質経営の要素:標準化【定義と基本的な考え方】
■品質経営の要素:小集団活動
■品質経営の要素:人材育成【定義と基本的な考え方】
■品質経営の要素:診断・監査【定義と基本的な考え方】
■品質経営の要素:品質マネジメントシステム【定義と基本的な考え方】
■倫理・社会的責任【言葉として】
■品質管理周辺の実践活動【言葉として】

<品質管理の手法>
■データの取り方とまとめ方
■新QC七つ道具
■統計的方法の基礎
■計量値データに基づく検定と推定
■計数値データに基づく検定と推定
■管理図
■抜取検査
■実験計画法
■相関分析
■単回帰分析
■信頼性工学

出典:品質管理検定運営委員会

ご覧のとおり、実践分野・手法分野ともに、品質管理の幅広い知識が問われます。ただし、注意が必要なのは、QC検定2級の範囲には下位の3級~4級の試験範囲も含まれているという点です。品質管理の基礎知識から、自ら管理・改善活動を実施できる、総合的な知識と理解が求められます。

また、QC検定2級の合格基準は、実践分野・手法分野の得点がおおむね50%以上、かつ、総得点はおおむね70%以上が求められます。

総得点の基準だけクリアしたとしても、各分野の得点が基準以下の場合、不合格になります。QC検定2級に合格するには、各分野をまんべんなく勉強する必要があるでしょう。

QC検定2級の勉強時間の目安と注意点

QC検定の合格に必要な勉強時間、勉強する際の注意点を紹介します。

必要な勉強時間は知識量で異なる

先述したように、QC検定2級は品質管理の手法を活用し、自らが問題解決や改善ができるレベルの知識が必要です。そのため、品質管理の知識や経験の有無により、勉強時間に差が生じます。

実務で品質管理の経験がある、管理職やリーダー的な立場にいるなど、品質管理に携わっている場合は、勉強時間は100時間程度で合格できる可能性もあります。

一方、品質管理の知識がまったくない場合、最低でも200時間は必要です。QC検定は実務経験などの受検資格は必要ありませんが、試験に合格するには品質管理の知識が求められることを心得ておきましょう。

QC検定2級の勉強における注意点

比較的難易度が高いとされているのは、手法分野の計算問題、実践分野の長文問題です。

計算問題は基本統計量、仮説検定や相関分析などの統計分野の問題が出題されます。検定と推定、回帰分析の計算問題は、過去問でくり返し演習しましょう。

長文問題は読解力が求められるため、苦手とする方が多いようです。長文問題の対策は、過去問で演習を重ね、問題に慣れる方法が有効です。

なお、QC検定は√(ルート)付き一般電卓の持ち込みが可能です。√(ルート)や分数の計算をおこなうため、一般的な四則演算より難易度が高くなります。

手法分野の基本統計量、仮説検定などの解答にも電卓を活用できます。試験対策の段階で、電卓の使い方、計算方法に慣れておくとよいでしょう。

QC検定2級の学習には通信講座がおすすめ

QC検定2級合格を目指しているものの、「働きながら勉強を進めるのが難しい……」と悩んでいる方も多いでしょう。

QC検定を独学で勉強する場合、過去問を解いてテキストで確認するのが基本的な勉強方法になると思いますが、限られた時間で効率よく勉強するには、通信講座の併用が最適といえます。

通信講座では要点を押さえた内容を学び、合格の最短ルートを教えてもらえるため、不要な勉強時間も削減できます。さらに、プロの講師が解説する動画でいつでもどこでも学習可能であるため、スキマ時間を有効活用できるというメリットもあります。できるかぎり早くQC検定2級に合格したい方は、通信講座を上手に活用しましょう。

QC検定2級の合格には、最低でも100時間の勉強が必要

QC検定2級は品質管理の手法を用いて自ら問題解決ができ、なおかつリーダー的な存在になれるレベルが求められる試験です。

試験は「品質管理の手法」「品質管理の実践」の分野に分かれ、それぞれおおむね50%以上の正答率、かつ、総合でおおむね70%以上の得点が合格基準です。

QC検定2級に合格するには、品質管理業務の経験がある方は100時間程度、品質管理の知識も経験もない方は200時間程度を目安とした勉強が求められます。

計算問題、長文問題といった難易度の高い問題が出題されるため、独学する場合は過去問でくり返し演習をおこないましょう。

仕事と勉強を両立する方は、通信講座の利用がおすすめです。プロ講師が解説する動画も視聴できるため、スキマ時間を活用しながら、要点を押さえた効率的な勉強が可能です。

なるべく早くQC検定2級に合格したい方は、通信講座を検討してみてはいかがでしょうか?

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