第三種電気主任技術者

電験三種は独学合格が難しい?電験三種試験に教材が必要な理由を解説

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第三種電気主任技術者は、オフィスビルや様々な大型商業ビル及びホテルなど、さまざまな大規模施設の電気設備を保安監督する立場です。

そしてその立場になるために必要な試験が、第三種電気主任技術者試験。通称・電験三種試験です。この電験三種試験は合格率が極めて低く、独学合格が難しい学問の一つでもあります。

ここでは電験三種試験と独学という関係性にスポットライトを当て、電験三種試験で独学合格をする方法をご紹介するとともに、電験三種試験の最短合格には教材が必要な理由も併せて解説していきます。

電験三種試験は狭き門

まず押さえておかなくてはならないポイントがあります。第三種電気主任技術者試験・通称電験三種試験は、合格率が極めて低く、試験実施年によっては9%台の合格率になることもあるなど非常に狭き門の試験ということです。

ちなみに世の中の他の試験で合格率9%から10%程度の試験にはどのようなものがあるか調べてみたところ、下記のような試験が該当しました。

  • 一級建築士
  • マンション管理士試験
  • 行政書士
  • 社労士
  • 公認会計士
  • 税理士
  • 日商簿記一級
  • 不動産鑑定士
  • 測量士

このような難関資格と言われる試験の合格率と電験三種試験の合格率がほぼイコールである─このように見ると、いかに電験三種試験が難しいものか、お分かりいただけるのではないでしょうか。

改めて電験三種試験は極めて合格率が低く、狭き門であることを認識しなければなりません。また、試験が年に一度しかありませんので、このことも頭に入れて合格までのプランニングをしていく必要があります。

仮に試験の4ヶ月前から電験三種試験の合格を独学で目指そうとなると、それはあまりにも無謀と言うほかありません。

電験三種試験で求められる知識は?

電験三種試験で求められる知識は非常に幅広く、大きく分けて四つの分野で知識やその回答力が問われるわけです。

ここでは詳しい科目の解説について割愛しますが、電験三種試験には理論、電力、機械、法規の四つの科目があります。

そしてこのそれぞれの科目において合格点を取っていかなくては電験三種試験に合格することは不可能です。(※一般的な学校の受験などとは異なり、4科目の合計が合格ラインに届いていれば合格なのではなく、どれか1科目でも合格ラインに満たなければ不合格になるということを押さえておく必要があります)

独学vs教材、電験三種に適しているのはどっち?

独学で電験三種試験に向けて対策を始めることは、決して間違っていることではありません。また、不可能なことでもありません。

事実として、独学で過去に電験三種の試験に合格されたという方もゼロではないでしょう。

しかし独学と教材を利用する方式、電験三種の学習に適しているのはどちらかと言うと、やはり教材を使用し、さらに可能であればきちんとしたカリキュラムのもと学習を進めるという方式です。

もともと電験三種は様々な要素が複雑に絡み合っていることから、独学で学習を進めようとすると、よほど受験勉強や新たな知識を座学で得ることに習熟している人でなければ、突破することが難しいものでもあります。

電験三種を独学するメリット

とはいうものの、電験三種を現在のところは独学で進めようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そこでここでは、電験三種を独学で学習するメリットについてご紹介していきます。電験三種を独学で学び取ろうとすると、基本的には書店などで購入するテキストや図書館で貸出を受ける書籍、その他すでに電験三種合格者となった先輩から情報をもらいつつ学習を進める形になります。

この方法のメリットは、ご自身が納得するまで、そして納得できる方向性で勉強を進めることができるところにあります。

また、自分が気になるポイントから勉強を進めることも不可能ではありませんので、既にある程度電験三種や電気関係の知識があり、それを元にして電験三種の合格のために必要な知識を拾い集めていく、といったイメージの戦略をお考えの方には独学が適していると言えるでしょう。

電験三種を独学するデメリット

それでは電験三種を独学で学び進めていくという方法にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?公平を期するため、ここでは電験三種を独学するデメリットについてもご紹介します。

まずなんといっても電験三種を独学するデメリットとしてはモチベーションの維持が極めて困難であること、そして学習コストがかかりすぎることに尽きます。

※学習コスト:何か一つの物事を学習して体得するためにかかる金銭的・時間的なコストを総合したコストのこと。

その他、電験三種は例年同じ問題が出題されるのではなく、毎年試験内容にアップデートがかかり、従来の電験三種合格者であったとしても最新の電験三種試験には対応しきれないケースも多々あるということを認識しておかなくてはなりません。

一般的な試験は過去問などから傾向と対策を学習することが可能ですが、電験三種は本質的なところを理解していなければ、毎年変幻自在に変化する試験内容や出題傾向によって合格を勝ち取ることが極めて難しくなってしまいます。

独学をしていると、この辺りの最新情報を得ることが叶わず、結果的に毎年惜しいところまでは点数を取ることができるものの、結果的に合格ラインにたどり着くことなく試験に落ちてしまうという可能性も否定しきれません。やはり電験三種の対策は電験三種対策のプロに二人三脚で一緒に走ってもらう方が良いでしょう。

総括すると、電験三種試験に合格する方法としてはやはり独学よりも、教材の方に軍配が上がります。教材の他にもスクールに通ったりする方法もありますが、やはり教材で学習するのが一番効率が良いと言えるでしょう。

電験三種に最短合格するなら?

先ほど、電験三種の試験に合格する方法として、独学ではなくスクールに通う方法もあるとご紹介をしました。スクールに通うことにより体系的に、そしてマンツーマンで学習を進めることができるため、電験三種試験の合格率は独学と比較すると大幅にアップすると言ってよいでしょう。

ただし、スクールに通う方法にはデメリットがあり、通学をすることになりますので時間的拘束が増え生活リズムに変調をきたす恐れがあります。

そのため、教材を使い、スクールと同程度・あるいはそれ以上の品質ときめ細やかさで好きな時間に学習を進めるという方法がベストと言えるでしょう。

この方法は最終的に、スクールに通ったり様々なセミナーに通って金銭的なコストをかけて学習を進めるよりもリーズナブルに・そしてスクールで通学をするよりも時間的なコストをかけず好きな時間に、そして好きなタイミングで学習を進めることができるというメリットを享受することが可能です。

まとめ

このように、電験三種は非常に高確率が低く、また学習しなければならない内容も多岐に渡る試験です。

独学で学習を進めることは決して不可能ではないものの、やはり教材を使ったりスクールに通ったりして体系的に学習を進めたほうが良いでしょう。SATの電験三種合格講座などを始め、電験三種のエキスパートたちが例年の出題傾向などを織り込んで最新の教材を提供しているケースもあります。電験三種を独学で進めようとされている方は、一度こういった教材をチェックしてみるところから始めてみるのも良いでしょう。

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