電気系資格
第三種電気主任技術者

電験三種の合格発表はいつ?合格基準や傾向も解説!

電験三種の合格発表はいつ?合格基準や傾向も解説!

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上期(7~8月頃)と下期(2~3月頃)に年に2回実施される試験です。

しかし、試験日から合格発表日までの期間が長く空くため、「自分が合格しているかどうかを早く調べたい」と考える方は少なくないでしょう。

今回は、電験三種(第三種電気主任技術者)の合格基準と傾向、そして合格発表日について解説します。

電験三種の合格基準と傾向

電験三種の合格基準とその傾向について、「合格率」と「合格基準点」の観点から見ていきましょう。

合格率

電験三種の過去の試験の合格率をまとめたものが次のとおりです。

年度 合格率 科目合格率※1
令和7年度(上期) 12.9% 27.7%
令和6年度(下期) 16.8% 31.1%
令和6年度(上期) 16.0% 31.1%
令和5年度(下期) 21.2% 35.7%
令和5年度(上期) 16.6% 32.8%
令和4年度(下期) 15.7% 28.7%
令和4年度(上期) 8.3% 29.4%
令和3年度 11.5% 32.5%
令和2年度 9.8% 30.0%
令和元年度 9.3% 32.1%
平成30年度 9.1% 28.7%

※1 科目合格率は4科目合格者を除いた合格者の割合です。

令和4年度から試験が年2回実施になったことや、令和5年度からはCBT方式の試験が始まったためか合格率はやや上昇傾向にありますが、令和2年度以前では科目合格制度を使用していない場合の1回の試験で4科目すべてに合格する受験者は1割未満の年が多い傾向です。

電験三種は、闇雲に勉強しても合格できません。しっかりとした勉強スケジュールを立てる必要があります。

挫折しそうになるかもしれませんが、毎日コツコツと努力しましょう。

また、電験三種は合格率がかなり低い試験であるため、合格基準点が60点より低くなることがあります。次の項目で紹介する合格基準点も一緒に確認してください。

合格基準点

続いて、電験三種の過去10年間の合格基準点について見ていきましょう。科目ごとに合格基準点が変わっているため、毎年確認が必要です。

年度\科目 理論 電力 機械 法規
令和7年度(上期) 60 60 55 60
令和6年度(上期) 60 60 60 60
令和5年度(下期) 60 60 60 60
令和5年度(上期) 60 60 60 60
令和4年度(下期) 60 60 60 60
令和4年度(上期) 60 60 55 54
令和3年度 60 60 60 60
令和2年度 60 60 60 60
令和元年度 55 60 60 49
平成30年度 55 55 55 51
平成29年度 55 55 55 55
平成28年度 55 55 55 54

上記が過去10年間の合格基準点です。全体的に点数が下がっている年もあるため、いかに電験三種が難しい試験であるかがわかります。

ただ、合格基準点が下がるのは受験者にとってチャンスです。60点取れていなくても合格の可能性があるため、期待を捨てきることはできません。

近年では60点未満になることは少なくなっているものの、一番直近では令和7年度上期試験で機械が55点となっていますので、今後も可能性としてはありえるでしょう。

自己採点の際に60点以上取れていないからといって落胆するのではなく、必ず受験番号を検索して合格しているかどうかを確認してください。

なお、電気技術者試験センターが公表している問題作成方針によると、近年は再生可能エネルギーや蓄電システム、水素利用など脱炭素社会に関連する分野や、情報化の進展に伴うサイバーセキュリティなど、社会的な動向を踏まえた内容も出題範囲として意識されています。

ただし、試験科目や試験時間、合格基準などの制度自体に大きな変更はありません。

特に電力・機械科目では、再生可能エネルギーや蓄電池などのテーマに関する基礎的な仕組みや用語も押さえておくとよいでしょう。

また、問題作成方針では、必要に応じて過去の出題を基に問題を構成し、内容を修正して出題することがあるとされています。このため、過去問の反復学習は引き続き重要ですが、単なる暗記ではなく、内容の理解を重視した学習がより重要になっているといえるでしょう。

【2026年度版】電験三種の合格発表はいつどこで行われる?

先ほども触れましたが、現在では電験三種の試験は年2回開催されています。ここでは、2025年度下期と、2026年度(令和8年度)の最新スケジュールを紹介します。

【2026年度版】第三種電気主任技術者(電験三種)試験スケジュール

区分 項目 詳細
上期 申込期間 2026年5月18日(月)10時〜6月4日(木)17時
CBT会場予約期間 2026年6月11日(木)〜7月12日(日)
試験日 CBT方式】2026年7月16日(木)〜8月9日(日)
【筆記方式】2026年8月30日(日)
合格発表日 2026年9月中旬頃(予定)
下期 申込期間 2026年11月9日(月)10時〜11月26日(木)17時
CBT会場予約期間 2026年12月7日(月)〜2027年(令和9年)1月7日(木)
試験日 【CBT方式】2027年(令和9年)2月4日(木)〜2月28日(日)
【筆記方式】2027年(令和9年)3月21日(日)
合格発表日 2027年(令和9年)4月中旬頃(予定)

※インターネット申込みの受付時間は、初日の10時から最終日の17時までとなります。
※CBT方式を選択した場合、申込み完了後に別途「会場予約」が必要です。予約は先着順のため、予約開始後は早めにマイページから手続きを行ってください。

最新の情報は、常に電気技術者試験センターの公式サイトで確認するようにしてください。

試験の合否については、郵送されてくる合格通知書にて確認する方法とインターネット上で受験番号を入力して確認する方法があります。公式サイトの方が情報が早いため、気になる方は公式サイトで確認しましょう。

【CBT方式受験者】受験後2週間でマイページから確認可能

CBT方式はパソコンを使って解答する受験方式で、電験三種のCBT方式の試験は2023年度(令和5年度)から導入されました。

CBT方式の受験者は、受験後約2週間後の正午からマイページで合否を確認できます。

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CBT方式の試験は筆記試験より早く実施される分、合否についても早く知ることができます。

【筆記方式受験者】合格発表日までは自己採点で確認する

筆記方式で受験をした場合、試験の合否は合格発表日に確認ができますが、試験日から合格発表日まで数週間の期間があります。

「試験終了後すぐに合否を知りたい」というのが、受験者の本音です。そういった方は「試験の自己採点」を行いましょう。

試験後、電気技術者試験センターの「第三種電気主任技術者試験の問題と解答」ページにて解答が掲載されます。

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こちらから解答を確認して、自分の解答を採点することが可能です。
自己採点で合格基準点を超えていれば合格の可能性が高いと考えられます。

電験三種の合格が発表されたらやること

ここでは、電験三種の合格発表が行われたときにやるべきことを解説します。
合否に関係なく、やるべきことがあるので、必ず確認してください。

資格取得のための手続きをする

電験三種に合格した方は、免状の交付申請をしましょう。

免状は、申請してから約2ヶ月後に届くため、電気主任技術者として仕事に携わる方であれば早急に済ませておいたほうがよいといえます。

申請は、郵送された試験通知書に同封されている免状交付申請書に必要事項を記載するだけなので難しいものではありません。詳細は電気主任技術者試験センターのページから確認してください。

不合格だった場合は次の試験に向けて計画を

電験三種に不合格だった場合は、次の試験に向けて計画を立てましょう。
不合格で落ち込む気持ちもあるかと思います。

しかし、そのままの状態でいると来年も不合格になる可能性が高くなります。落ち込みすぎず、早めに気持ちを切り替えましょう。

もし、1年で4科目狙うのが難しい場合には「科目合格制度」を活用するといった方法もあります。

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科目合格制度を活用すれば、1年で4科目取得しなくても最大5回の試験期間内で4科目に合格することで試験に合格できるため、受験者に有利です。

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電験三種の合格率、合格発表日、合格発表後のまとめ

電験三種の合格率は?

令和7年度上期の電験三種合格率は、12.9%でした。CBT方式が導入された昨年度から合格率が高くなっている傾向にあります。
とはいえ、過去数年間の合格率は10%前後推移していることから、電気工事士と比べると難しい試験といえます。 時間をかけて試験対策をしていきましょう。

電験三種の合格発表日はいつ?

電験三種は試験日は早々に発表になりますが、合格発表日は試験直前にならないと発表されません。
しかし、毎年おおよそ試験の数週間後に合格者が発表されますので、公式サイトを随時チェックするようにしましょう。
なおCBT方式で受験した場合は、受験2週間後の正午にマイページで合否が確認できます。

電験三種の合格発表後に行うことは?

電験三種の試験に合格したら、電気技術者試験センターから送られてくる免状交付申請書や免状交付申請要領等を確認し、必要事項を記入して再度センターに送付します。
おおよそ2か月後に免状が届くので、大切に保管しておきましょう。
科目合格のみの場合は、次の試験に備えて勉強をはじめてください。

取りたい資格・知りたいことをお選びください