第三種冷凍機械責任者

冷凍機械責任者の講習会とは?検定試験に合格する方法

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冷凍機械責任者試験には、高圧ガス保安協会が実施している講習会があります。

これを受講し、検定試験に合格することで「受験する冷凍機械責任者試験の受験科目の一部」が免除されます。

しかし、検定試験は簡単に合格できるものではありません。
講習内容を理解し、自分自身で復習することによって合格できる力が身に付きます。

そのため、講習を受講する前に、検定試験の難易度と講習の概要について情報を集めておきましょう。

そこで今回は、冷凍機械責任者の講習会と検定試験に合格する方法について解説します。

冷凍機械責任者の資格取得を考えている人は、必ず確認してください。

冷凍機械責任者の資格の取り方

まず始めに、冷凍機械責任者の資格の取り方について解説します。

資格の取り方には、次の2種類があります。

1.国家試験で全科目受験し、合格する
2.高圧ガス保安協会の講習会を事前に受講し、科目の一部免除を受けて受験する

基本的に、国家試験を受験して合格しなければいけないのは共通点ですが、講習会を事前に受講することで、一部科目の免除を受けることができます。

講習を受講した場合の受験の流れとしては、次のとおりです。

1講習を受講する
2講習の最後に実施する検定試験に合格すると、一部科目が免除される
3国家試験で法令科目のみ受験し、合格する

講習を受講する場合は、全科目を受験して合格する方法よりも受講料が高くなるといったデメリットはありますが、合格できる可能性は高くなります。

講義中に検定試験のポイントを教えて貰えるため、教材にマーカーを引きながら効率良く勉強ができます。

講習を受講した人の合格率は、検定試験で60%以上、国家試験で70%以上あるため、確実に合格したい方は講習を受講しましょう。

一方で、全科目受験して資格を取得する場合、講習を受講する時と比べて試験費用は半分以下の金額になります。

試験勉強の時間は長くなりますが、効率的な勉強を継続することで合格できる力は身に付くため、講習を受講する時間が確保できない方は無理に講習を受講する必要はありません。

自分に合った方法で冷凍機械責任者試験を受験してください。

冷凍機械責任者の講習会とは

次に、冷凍機械責任者の講習会について解説します。

講習会の概要と講習内容、講習会で冷凍機械責任者を取得するメリットについて見ていきましょう。

講習会の概要

冷凍機械責任者の講習会は、3日間かけて実施されます。

講習会の概要について確認していきましょう。

講習機関高圧ガス保安協会
日程と開催地第一種:年1回(4~5月頃、全国5ヶ所で開催予定)
第二種:年2回(2月頃と6月頃に全国20ヶ所程度で開催予定)
第三種:年2回(2月頃と6月頃に全国35ヶ所程度で開催予定)
受講料資格区分一般申し込みインターネット申し込み
第一種23,600円23,000円
第二種20,600円20,100円
第三種16,900円16,400円

受験する資格によって開催回数と受講料が異なるので注意しましょう。

講習会で学ぶ内容

続いて、講習会で学ぶ内容についてですが、これも受験する資格区分によって内容が異なります。

それぞれの講習内容について確認しておきましょう。

資格区分講習日数講習内容検定試験
第一種冷凍機械責任者3日間・法令
・保安管理技術
・学識
・保安管理技術
・学識
※法令は実施しない
第二種冷凍機械責任者
第三種冷凍機械責任者・法令
・保安管理技術
・保安管理技術
※法令は実施しない

上記が、それぞれの資格区分の講習会で学ぶ内容です。

第一種・第二種冷凍機械責任者の講習を受講する方は、第三種冷凍機械責任者よりも講習の内容が多いため、検定試験の難易度も高くなります。

ただし、合格率の高さに関係無く、検定試験の勉強はしっかりと行いましょう。

講習会で資格を取得するメリット

ここまでの項目で、講習会の概要と講習内容についてお話ししました。
それを踏まえた上で、冷凍機械責任者の講習会を受講するメリットを解説します。

講習会を受講する1番のメリットが「法令以外の受験科目を免除できる」ことです。

講習では最後に検定試験がありますが、これに合格することで試験科目の一部が免除されます。

講習会は3日間かけて実施されるため、試験の内容を集中して勉強できますし、講義中に重要なポイントを教えてくれるため、検定試験の合格率は高いです。

本試験で法令科目のみ受験する必要はありますが、それ以外の受験科目を免除できることが講習を受講する最大の魅力と言えるでしょう。

冷凍機械責任者講習会の最後には検定試験がある

講習会を受講して検定試験に合格することで、受験科目の一部が免除されることは、前回のセクションでお話ししました。

では、講習の検定試験に合格するにはどうしたら良いのでしょうか?
ここでは、検定試験の難易度や対策方法について解説します。

検定試験は難しい?

まずは、検定試験の難易度について合格率から見ていきましょう。

検定試験の合格率としては、第三種冷凍機械責任者試験で約61%、第二種冷凍機械責任者試験で約49%程度です。

講習を受講した人の2人に1人が合格していますが、これらのことから「検定試験は誰にでも合格できる簡単な試験ではない」ということが分かります。

では、合格率が高くないのにはどういった理由があるのでしょうか?

それには、受講する人の講習に対する意識が関係しています。

講習は、実施地域や講師によって受講する人との相性があるのも事実ですが、それ以上に受講者が受講後に検定試験の勉強をどのくらい実践したかがとても重要です。

「講習を受講してマーカー部分だけを見直せば検定試験に合格できる」といった考えで受講するのは、とても危険な考えなので今すぐに捨てましょう。

講習は勉強を助けるために受講するもので、受講すれば試験に合格できるといったものではありません。

検定試験に合格するために、国家試験を受験する時と同じかそれ以上に集中して試験勉強をしましょう。

検定試験に合格する方法

検定試験は、簡単に合格できるものではありませんが、試験のポイントを講習会で教えてくれるのは事実です。

そのため、講習会で全てが解決すると思って受講するのは危険ですが「効率良く勉強して受験科目を免除したい方」には、心強い味方になってくれます。

検定試験に合格するためのポイントとしては、検定試験までに問題集を繰り返し解き、反復して参考書を読み込むことです。

結局のところ、検定試験は国家試験と同等の難易度なので、勉強方法としては国家試験に向けた勉強法と大きく変わりません。

講習会で教えてくれたポイントを中心にして、そこから内容と原理の理解を広げていきましょう。

マーカー部分を丸暗記するか理解するかで合格率の50%のどちらかに入るかが決まるため、自分に甘えることなく対策を行ってください。

講習のポイントを含めた上で、試験の範囲を自分自身で繰り返し勉強することで合格できる力は身に付きます。

受講料や時間を無駄にしないためにも、検定試験までの1ヶ月の間は継続して試験勉強をしましょう。

まとめ

今回の記事では、冷凍機械責任者の講習会と検定試験に合格する方法について解説しました。

記事の内容について簡単にまとめます。

冷凍機械責任者の資格の取り方
・国家試験を受験して合格する
⇒全科目受験する必要はあるが、費用が安くなるのがメリット
・高圧ガス保安協会の講習に参加して、一部受験科目を免除して国家試験に合格する
⇒費用は高くかかるが、受験科目が一部免除されるのがメリット

冷凍機械責任者の講習会とは
・試験の範囲が講習の内容
⇒検定試験は、法令以外が出題される
・講習を受講するメリット
⇒受験科目が免除され、3日間ポイントを押さえつつ集中して勉強できる

検定試験の実施について
・検定試験の合格率は、特別高くない
⇒「講習を受講すれば合格できる」といった考えは危険なので、捨てておく
・検定試験の勉強方法は、国家試験と変わらない
⇒講習で学んだポイントを押さえつつ、テキストと問題集の反復が大切

冷凍機械責任者の講習会は、受講者全員が合格できるものではありません。

受講する人が勉強しなければいけないことに変わりはありませんが、受験科目が免除され、集中するための環境が用意できるといった意味では、メリットは大きいです。

効率的に資格を取得するために、講習を受講して試験科目を免除しましょう。

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