第三種冷凍機械責任者

冷凍機械責任者の年収はどれくらい?資格の需要とキャリアアップについて

冷凍機械責任者の年収はどれくらい?資格の需要とキャリアアップについて

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冷凍機械責任者は高圧ガス製造保安責任者資格の1つで、冷凍機械の保守やメンテナンスを行う資格です。冷凍機械責任者の資格は需要があるのか、年収がどれくらいなのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

今回は、冷凍機械責任者の資格でできることと年収、年収アップが期待できるキャリアアップの方法について解説します。

冷凍機械責任者の仕事内容と年収

冷凍機械責任者の資格の概要と仕事内容、一般的な年収について見ていきましょう。

冷凍機械責任者の資格でできること

冷凍機械責任者の資格を取得すると、高圧ガス製造設備の保安監督業務に就くことができます。第一種~第三種の区分があり、携わることができる冷凍機械の能力が以下のように異なります。

区分 できること
第一種 冷凍能力を問わず保安業務が可能
第二種 1日の冷凍能力が300トン未満
第三種 1日の冷凍能力が100トン未満

第一種は基本的な保安業務のほかに、冷凍機械の製造に関わる材料試験、耐圧試験、気密試験の検査員になることが可能です。また、一定以上の冷凍設備を持つ事業所において、有資格者の中から冷凍保安責任者を選任することが義務付けられています。

また、高圧ガスが使われる、業務用の大規模な空調も冷凍機械に含まれます。

冷凍機械責任者の年収

冷凍機械責任者の平均年収は、400万円程度といわれています。全業種の平均年収とほぼ同等なので、決して低い年収ではありません。ただし、3種よりも1種の上位資格、電気工事士などの複数の資格を持つと、年収が高くなる傾向があるようです。

冷凍機械責任者の仕事内容

冷凍機械責任者は、冷凍機械の点検や保守管理、メンテナンスが主な仕事内容です。自動運転をおこなう冷凍機械のトラブルを防止し、正常に稼働させる重要な役割があります。また、必要や状況に応じて、冷凍機械の操作をすることもあります。

冷凍機械責任者の有資格者を求める職場は、冷凍倉庫、冷凍食品やアイスクリームを製造する企業、大規模な空調設備を持つ施設、冷蔵ケースを利用する百貨店やスーパーなどがあげられます。

冷凍機械責任者の需要とキャリアアップ

冷凍機械責任者の需要とキャリアアップ
冷凍機械責任者の仕事をするにあたり、資格の需要と将来性に関わるキャリアアップ方法について紹介します。

冷凍機械責任者の需要は減少傾向

冷凍機械の技術と性能が向上し、冷凍機械責任者の資格がなくても扱える機械が増えています。その影響から、資格の需要は減少傾向にあるといわれています。

ただし、減少しているのは「資格を使って仕事をする」ことであり、資格が不要な機械であっても、取り扱いやメンテナンスに関する知識は必要です。

冷凍機械責任者は第二種がおすすめ

需要が減少傾向にある冷凍機械責任者の資格ですが、「第二種」の資格の需要は高くなるのが特徴です。

前述の「冷凍機械責任者の資格がなくても扱える機械」は、冷凍能力300トン未満であり、第三種の範囲に該当します。つまり、第三種よりも第二種を取得しているほうが、幅広い仕事ができるので就職や転職で有利です。

また、ビルメンテナンス界において、冷凍機械責任者の資格が空調設備の知識の証明として評価の対象になるケースもあります。資格を取得して冷凍機械責任者として働く、という使い方だけに限らず、自身のスキルアップに資格を活用するとよいでしょう。

キャリアアップにつながるコツ

冷凍機械責任者としてキャリアアップするには、関連する資格を取得すること、実務経験を積むことが重要です。

キャリアアップに役立つ資格は、電気工事士やボイラー技士があげられます。電気工事士は、冷凍機械の電気系統が故障やトラブルを起こした際、自分で修理できるスキルが身に付きます。複数のスキルと知識を持つことで、転職だけでなく社内評価の向上も期待できるでしょう。

冷凍機械責任者の資格は、実務経験がなくても取得可能です。そのため、就職や転職の場面では、実務経験があるほうが優遇される傾向にあります。資格が不要な冷凍機械の業務に携わりながら、資格を取得すると有利な条件で転職活動ができるでしょう。

冷凍機械責任者はやり方次第で年収アップも可能

冷凍機械責任者は、高圧ガスを扱う冷凍機械や大型空調の保安業務に携われる資格です。第一種~第三種の区分があり、扱える冷凍機械の冷凍能力に幅があります。近年は冷凍機械責任者の資格がなくても扱える機械が多く、資格で仕事をするという意味での需要は減少しています。

しかし、冷凍機械の保安業務に冷凍機械責任者の知識が求められるので、取得するメリットは健在です。また、電気工事士やボイラー技士などの関連資格や、実務経験を積むこともキャリアアップにつながります。需要が低下しているからこそ、働き方を工夫することで年収アップも期待できるでしょう。

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