お知らせ

お知らせ 2020-07-31

「低圧電気取扱者特別教育」「自由研削といしの取替え等業務特別教育」 開講しました

低圧電気は、住宅、事業場や工場などの周辺の電気機器に広く用いられています。
感電災害による死亡者数を見ると、低圧電気による件数が高圧電気等による件数を上回っており、毎年約20名の方が亡くなられています。これは、作業者にとって低圧電気を取り扱う機会がより多いにも関わらず、高圧電気よりも安易に取り扱われがちであることが要因と考えられます。
事故の多くはヒューマンエラーによるものであるため、絶縁用保護具の着用、停電作業の徹底など、基本的な知識で予防することが可能です。
そのため、低圧電気取扱業務は、特別教育の実施が義務付けられております。安全のために、SATの「低圧電気取扱者特別教育」をご利用ください。

なお、低圧電気取扱業務を行う場合には、経済産業省の資格である電気工事士や電気主任技術者資格を取得していても、安全確保・事故防止の為、厚生労働省管轄の特別教育の修了が必要となります。


 

グラインダーや切断機による研削加工を日常業務としてされている方は、多くいらっしゃいます。砥石は消耗品ですので、必ず新品に取替える作業が発生します。また、加工物や仕上げに合わせて砥石の種類を替える必要があります。この時に、義務付けられている安全衛生教育が、「自由研削といしの取替え等業務特別教育」です。

正しい知識が無いまま取替え作業を行うと、砥石が高速回転中に破壊され、その破片が直撃する痛ましい災害が発生してしまいます。安全な作業のために、ぜひSATの特別教育をご活用ください。