第一種電気工事士試験について 筆記試験と技能試験に合格することにより資格を取得出来ます。

一般財団法人電気技術者試験センターが年に一度実施する試験に合格し、一定の実務経験を満たすことで、資格を取得することができます。
この資格を取得すると、一般用電気工作物に加えて、最大電力500キロワット未満の需要設備における自家用電気工作物の電気工事にも従事できるようになります。これにより、マンションなどの集合住宅をはじめ、大規模な商業施設、工場、高層オフィスビルといった施設の工事にも携わることが可能になります。
試験に挑むにあたって 筆記試験を落とさないのが合格への鍵です
第一種電気工事士 受験者数データ
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
第一種電気工事士 筆記
2022年度の合格率は
- 全体受験申込数
- 49,636人
年度 | 全体受験申込数 | 筆記 合格率 | 技能 合格率 |
---|---|---|---|
2022年度 | 49,636 | 58.2% | 62.7% |
2021年度 | 51,575 | 53.5% | 67.0% |
2020年度 | 41,700 | 52.0% | 64.0% |
2019年度 | 48,906 | 54.1% | 64.7% |
2018年度 | 48,824 | 40.4% | 62.7% |
第一種電気工事士は第二種電気工事士の上位資格であり、常に求人が絶えない人気資格です。
また施工系の資格では最上位でもあるため、こちらの資格を取得していれば電気工事のプロフェッショナルとして認められることにも繋がります。
取得するのに5年間の実務経験が必要ですが、かえってそれが本資格の希少性となっています。また試験合格することにより認定電気工事従事者認定証の交付も受けることができ、第二種電気工事士より幅広い範囲の工事が可能となります。
なお、その他の資格として保守管理系では電気主任技術者、現場管理系では電気工事施工管理技士などがあります。第一種電気工事士は受験資格の厳しい施工管理系の中でも最上位の1級電気工事施工管理技士の受験資格にも該当するのでステップアップを目指す際に非常に有用です。