筆記試験のポイント 筆記試験はマークシート式で４択。全50問のうち60％の正解率で合格となります。

マークシート式で４択、全50問のうち60％の正解率で合格となります（合格ラインは多少の変動があります）。

計算問題は直流回路ではコイル・コンデンサ等を含むものや、交流回路では基本回路に加え波形や三相交流、ベクトルの考え方を必要とするような問題も出題されるため第二種電気工事士の計算問題に比べると難しいといえます。ただし、必要とされるのは数学的な難しさというよりは電気の基礎理論をベースにした問題が多いです。

知識問題は写真をみて用途を答えるものは高圧関連の機器をはじめ大電力に対応した問題が多く、内線規程に関するものも高圧も網羅するのでより範囲が広くなる傾向があります。

配線図では、高圧受電設備の単線結線図かシーケンスの問題が出題されます。
過去問と同じような問題が出題されますが、細かな点で表現を変えたような問題もあるため、問題と答えの暗記で乗り切るのは少し困難かもしれません。

もちろん基礎からしっかり学習すれば一発合格は十分に狙えるのでご安心ください。

計算問題の割合は全体の１～２割程度。第二種電気工事士と比較すると内容的にはより専門的な問題が出題されます。
内容としては直流・交流のコイルやコンデンサが含まれている回路や三相交流に関する問題、ベクトルの知識を必要とするものや電気で動く機器に関する問題など多岐にわたります。

計算問題の過去問題 / 配点の1~2割程度 - 電気技術者試験センターHPより

写真を見て答えるタイプの問題は過去問をじっくり解くことにより攻略が可能です。
出題範囲は第二種電気工事士に比べ、より大きな容量でつかうものや高圧関連の材料や機器、または保守関連の工具などが出題されます。

正誤問題は高圧関連も含まれるので第二種電気工事士に比べより広い範囲の知識が問われることになるといえます。

知識問題の過去問題 写真より用途を選ぶ問題 / 配点の1~2割程度 - 電気技術者試験センターHPより

例年受電設備の単線結線図より様々な知識を問われる問題か、シーケンスの知識を問われる問題が出題される。配線図は読めないと厳しいでしょう。

配点は２割。なのでここを完全に捨ててしまうと合格は難易度が高くなってしまうのでしっかり学習したいところです。
ですが、図記号を丸暗記するには多くの労力を要しますので、なかなか覚えられないものに関してはインターネットなどを活用し調べたりすることにより知識の補強をすることができます。