土木施工管理技士講座

プロが教える 一級 試験対策とテクニック

  1. 一級土木施工管理技士の試験スケジュール
  2. 合格率
  3. 難易度
  4. 試験での対策とテクニック

一級土木施工管理技士の試験スケジュール 一級土木施工管理技士の試験は、札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇で年に1回行われます。

一級土木施工管理技士は、主任技術者及び監理技術者として事業所ごとに設置されています。工事現場の技術責任者として特定建設業において高い地位にあります。
建設業界でも資格取得によるメリットが多いため受験者数も軒並み安定しています。

試験は、一次検定、二次検定それぞれ年に1回行われていますが、ここでは、一級土木施工管理技士の申込みから受験までの試験スケジュールを紹介しています。

2021年 一級土木施工管理技士の試験

申込用紙販売 令和3年2月26日~
※申込み用紙は、「第一次・第二次検定」「第一次検定のみ」「第二次検定のみ」の3種類(有料)
申込み期間 令和3年3月17日~3月31日
試験日 第一次検定:令和3年7月4日
第二次検定:令和3年10月3日
合格発表 第一次試験:令和3年8月19日
第二次試験:令和4年1月14日
受験費用 第一次検定:10,500円 / 第二次検定:10,500円
試験地 札幌、釧路、青森、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、岡山、広島、高松、福岡、那覇
(周辺都市で実地される場合があります。)

一級土木施工管理技士試験の受験資格

土木施工管理技士の勉強をする前に、実務経験が必要であることを知っておきましょう。試験勉強しても実務経験がないと受験資格がありません。
一級土木施工管理技士の受験資格は、学歴により細かく条件が異なるため、予め受験資格の大まかな概要を知っておくことをお勧めします。

試験運営団体のWebサイト(一般財団法人全国建設研修センター)で、受験資格を早めに確認しておきましょう。

試験概要 ※令和2年度試験の内容です

学科

学科試験は、四肢択一のマークシート方式で行われ60%以上の正解率が合格基準です。

午前の部:2時間30分

一般土木
(15問中12問選択解答)
土木関係・コンクリート関係・基礎工事関係
専門土木
(34問中10問選択解答)
コンクリート構造物、鋼構造物・河川・海岸、砂防・ダム・道路・港湾、トンネル・上下水道・鉄道、地下構造物等
法規
(12問中8問選択解答)
労働基準法・労働安全衛生法、建設業法・河川法・道路法、道路交通法・建築基準法、港則法・環境保全対策関連法、建設廃棄物対策関連法等
*合計、61問中30問解答

午後の部:2時間

共通工学
(4問中4問全問解答)
機械・電気関係、契約関係、測量関係
施工管理
(31問中31問全問解答)
施工計画・工程管理、安全管理・品質管理、建設機械
*合計、35問中35問解答
*出題総数96問中65問を選択解答
実地

実地試験は、全問記述式で行われ60%以上の正解率が合格基準です。

午前の部:2時間30分

必須問題
(1問中1問全問解答)
施工経験記述
選択問題
(5問中3問解答)
施工計画・工程管理、安全管理・品質管理、建設機械
選択問題
(5問中3問解答)
土木、コンクリート、品質管理、安全管理、建設副産物
*合計、11問中7問解答

合格率 過去3年の合格率平均は、学科57.1%、実地36.6%

一級土木施工管理技士の学科試験の合格者は、過去3年間を見ると平成30年は56.5%,令和元年は54.7%,令和2年は60.1%といった具合にどの年も50%以上です。実地試験は、学科試験より合格率が低いのが特徴ですが、学科同様安定した合格率が続いています。

それでは、一級土木施工管理技士の学科、実地試験別に過去3年間の合格率を見てみましょう。

学科合格率平均データ

 

【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。

土木施工管理技士検定試験
学科の過去3年の合格率

57.1%
年度 総受験者数 合格者数 合格率
令和2年度 29,745 17,885 60.1%
令和元年度 33,036 18,076 54.7%
2018年度 28,512 16,117 56.5%
2017年度 34,629 22,930 66.2%
2016年度 35,340 19,454 55.0%

実地合格率平均データ

 

【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。

土木施工管理技士検定試験
実地の過去3年の合格率

36.6%
年度 総受験者数 合格者数 合格率
令和元年度 24,688 11,190 45.3%
2018年度 27,581 9,521 34.5%
2017年度 31,414 9,424 30.0%
2016年度 27,864 10,219 36.7%

難易度 一級土木施工管理技士の難易度

一級土木施工管理技士の学科試験のここ数年の合格率は50%以上あり、比較的安定しています。
しかし、出題範囲が広範囲で、勉強時間を要するため、効率的に勉強する必要があります。

合格基準は、60%以上ですが、どの部分で60%を取れるかを考えましょう。得意分野で得点を上げることが合格へのコツです。
問題傾向を知り、集中的に学習を繰り返すことで合格基準へ達するよう努力することが大事です。

一方、一級土木施工管理技士の実地試験では、記述問題が出題されるため大変難関です。
しかし、高いレベルが求められるものの合格率はここ数年、常に30%代あり安定水準にあります。記述式の出題頻度を調べて効果的に勉強すれば合格へと一歩近づけるでしょう。

対策とテクニック 学科は問題傾向の徹底的な分析が必要で、実地は記述に充てる時間を多く取る

出題傾向を押さえておく

一級土木施工管理技士の学科試験は、四肢択一のマークシート方式です。
午前が選択問題、午後が必須問題と分かれ、合わせて96問ありそのうち65問が選択解答です。

学科試験は出題範囲と出題数が多いため、問題傾向の徹底的な分析が必要です。膨大なデータから特に出題範囲が多いものをピックアップしてクリアしておくと、いざ試験で問題を解くときに慌てずに済みます。

学科試験は、各分野の基本的な問題を押さえていることを前提に、過去問などを活用して的を絞って勉強しておきましょう。

実地試験は記述の時間を多く取る

一級土木施工管理技士の実地試験は、経験記述、文章の一部を記述する穴埋め問題、間違いを訂正する記述の3つのパターンで出題されます。
どのパターンも記述が求められるため、記述に充てる時間を多く取りましょう。