エネルギー管理士熱分野

プロが教える試験内容について

エネルギー管理士熱の試験について 試験地は、10地区で、毎年1回8月上旬に実施されます。

エネルギー管理士熱の試験

試験日 令和2年8月30日(日)
願書申し込み 令和2年5月7日(木)~6月12日(金)
インターネット申し込みも同じ
受験資格 誰でも受験可能。※免状の交付には実務経験が必要
申込方法 インターネット申請と受験願書申込み
試験場所 全国10拠点(北海道、宮城、首都圏、愛知、富山、大阪、広島、香川、福岡、沖縄)
受験料 17,000円
試験科目 必須科目と選択科目
試験形式 マークシート方式
合格発表 10月中旬

試験は、全国の10拠点で、8月上旬に毎年1回実施されています。

試験は、熱分野と電気分野のいずれかの分野を選択して受験が可能なので、自身の得意な分野に絞って学習ができます。

尚、いずれの分野で受験しようとも、資格に違いはなく、例えば、熱分野で合格した後に、電気分野を受け直す必要はありません。

誰でも受験できる試験ですが、免状の交付は実務経験が必要です。

試験日、試験会場についての詳細は、公益財団法人 日本無線協会のホームページで案内されています。

初心者は熱分野での受験がおすすめ

熱分野と電気分野のどちらの分野で受験するかの判断基準は、受験者によって異なります。

大学や専門学校など学習経験や、取得済みの資格、就業経験などによって、判断するのが一般的です。

ただし、過去の合格率平均を比較すると、熱分野が約30%、電気分野が約25%であるという状況から、事前知識がほとんどない初心者の場合、合格のしやすさという点で、「熱分野」をおすすめします。

試験の申込み方法

試験の申込み方法は、受験願書申込みとインターネット申込みの2つの方法があります。

受験願書申込みの場合

受験願書は、「受験の手引」に同封されている、専用の「払込取扱票」が受験願書を兼ねています。
専用の払込取扱票に必要事項を記入し、受験手数料と共に、ゆうちょ銀行(郵便局)窓口へ提出すると受験申込みは完了です。

受験願書は、省エネルギーセンターのHP上で配布されています。

インターネット申込みの場合

省エネルギーセンターのHPにある申込画面から試験の申込みをします。
申込画面に必要事項を入力し、受験手数料を納付すると受験申込みが完了します。

受験手数料の納付方法は、以下の種類があります。

  • 銀行口座振込
  • クレジットカード決済
  • コンビニ払い
  • ペイジー払い

試験申込期間は、5月上旬~6月中旬頃までです。
受験手数料の納付までの締め切り期限は、いずれの申込み方法でも同じですが、インターネット申込みのほうが、早めに締め切られるので注意してください。

試験申込みから免状交付までの流れ
  1. 申込期間の確認
    5月上旬~6月中旬まで
  2. 試験申込み
    【受験願書申込み】
    ゆうちょ銀行(郵便局)にて受験手数料を納付する
    【インターネット申込み】
    HP上からの申請のあと、受験手数料を納付する
  3. 受験票発送
    7月中旬ごろに受験票が発送される
  4. 受験
    HBの鉛筆を使用
    電卓の持込可能
  5. 合格発表
    9月中旬に合否通知が送付され、HP上で合格者番号を発表
  6. 免状交付
    ・試験合格と実務経験の要件を満たした方は、一般財団法人省エネルギーセンター宛てに免状の交付申請書を送付します。
    (申請手数料:3,500円)

試験会場について

試験地は以下の10地区があり、各地区で試験会場の数は異なります。

北海道、宮城県、首都圏、愛知県、富山県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

試験地は、試験申込みの際に選択できますが、試験会場は選択できません。

実際の試験会場は、試験申込みのあとに送付される受験票に記載されています。
HP上でも、地区ごとの試験会場は告知されます。

試験科目と合格基準について

試験は、必須科目が1科目、専門科目が3科目の合計4科目あります。

専門科目は、熱分野と電気分野があり、どちらかの得意分野を選択し受験できます。
合格基準は、4科目の合計で判定されるのではなく、科目ごとに60%以上の得点となります。

必須科目
試験科目 配点 試験時間 合格基準
課目Ⅰ エネルギー総合管理及び法規 200点 80分 60%以上
専門科目
試験科目 配点 試験時間 合格基準
課目Ⅱ 熱と流体の流れの基礎 200点 110分 60%以上
課目Ⅲ 燃料と燃焼 110点 80分 60%以上
課目Ⅳ 熱利用設備及びその管理 280点 110分 60%以上

科目免除制度 合格した科目は、次々回まで免除できる。3年計画で合格を狙うことも可能 。

エネルギー管理士の試験には、科目免除制度があります。
科目免除制度を利用すれば、試験が不合格だったとしても、合格基準を満たした科目については、次回の試験からは免除され、残り科目だけに絞って受験が可能になります。

科目免除の有効期限は、試験に受験をした日を含めた3年間となっているので、合格した科目は、次々回の試験まで有効となります。

尚、科目免除制度を利用して受験科目が減少した場合でも、割引はされず、通常の受験手数料を納付する必要があります。

科目免除制度の利用を前提とすれば、年数はかかりますが、最初から科目を絞った学習も可能で、2年や3年の受験計画も検討する方も少なくありません。

国家試験以外で資格取得をする方法 資格を取得するもう一つの方法、 「エネルギー管理研修」

エネルギー管理士の資格を取得する方法は、国家試験による方法以外に、エネルギー管理研修を利用する方法もあります。

エネルギー管理研修とは、受験科目の研修と修了試験がセットになった認定研修です。
6日間の研修を受講し、最終日に行われる修了試験に合格すると、国家試験を受験しなくても合格となります。

この認定研修の修了試験にも、国家試験と同様に科目免除制度がありますが、有効期限は、国家試験と異なり、翌年度限りとなるので注意が必要です。
尚、国家試験で科目免除を受けていても、本研修で免除対象科目にはなりません。

認定研修は誰でも受験できる訳ではなく、一定の知識があることを前提とした研修なので、受講資格は、3年以上の実務経験が必要になります。

エネルギー管理研修の受講資格を満たす方は、認定研修での取得を検討してもよいでしょう。
詳細は、省エネルギーセンターのHPで確認してください。

エネルギー管理研修の概要

研修日程 毎年12月頃( 計7日間: 講義6日間 + 修了試験1日間 )
受付期間 9月頃から約1カ月間
研修場所 宮城・東京・愛知・大阪・広島・福岡
研修受講料 70,000円(科目免除時は50,000円)
修了試験 国家試験と同様に4科目 ※記述式
科目免除制度 合格した科目は翌年まで有効

合格率からわかるエネルギー管理士の難しさ 合格率は毎年30%前後で推移。数値以上に難易度は高い。

受験データ(いずれも旧資格者を除く)

 

【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。

エネルギー管理士検定試験
2020年の合格率

36.7%
過去3年間の平均
32.4%
年度 総受験者数 合格者数 合格率
令和2年度 7,707 2,828 36.7%
令和元年度 9,830 3,207 32.6%
平成30年度 9,962 2,797 28.1%
平成29年度 10,558 3,002 28.4%

※熱・電気分野の合算値

エネルギー管理士は、非常に難易度の高い試験です。
合格率は、30%ほどで推移していますが、科目免除制度を利用した合格者も含まれているため、一発合格に絞ると、合格率は下がります。

さらに、3年以上の実務経験が免状の交付条件になっているため、実務経験がある方の受験も少なくありません。

実務経験がなく、事前知識もない初学者の方が一発で合格をする割合は、かなり下がります。

出題範囲の広さに加え、計算問題も多く出題されるため、相応の学習期間が必要になるでしょう。