危険物取扱者 乙4 / 12356 / 甲

よくあるご質問

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危険物取扱者とはどんな資格ですか?

危険物取扱者とは、消防法で定められた「危険物」を取り扱える国家資格です。甲種・乙種・丙種の3種類があり、乙種はさらに1~6類に分かれています。受験者数が一番多い資格が、ガソリンなど引火性液体を取り扱える乙種4類、通称「乙4」です。

危険物取扱者になるメリットは何ですか?

危険物取扱者は、ガソリンスタンドや化学工場など一定以上の危険物を取り扱う施設に専任が義務づけられています。常に一定の需要があり、取得すれば資格手当などで給与アップの可能性も高まります。転職の際にも資格があれば有利です。

危険物取扱者の合格率はどれくらいですか?

危険物取扱者の合格率は、甲種が30~40%台前半、乙種が類にもよりますが、30~70%、甲種が50%台です。国家資格の中では合格率はやや高めといえます。人気の高い乙類4種の合格率は、例年おおよそ30~40%です。

危険物取扱者の難易度はどれくらいですか?

合格率から見ると、危険物取扱者の合格率はやや易しい~普通程度です。なお、乙種で第4類の合格率が低いのですが、これは受験者が多いからであり、第4類だけ極端に問題の難易度が高いわけではありません。

危険物取扱者の受験資格は何が必要ですか?

危険物取扱者の中で、受験資格が設けられているのは甲種のみです。甲種を受験するには、大学で化学に関する学科を卒業するか、化学系の単位を15単位以上取得するか、乙種を取得後2年以上実務経験を積む必要があります。

危険物取扱者の年収はいくらくらいですか?

危険物取扱者の平均年収は350万円~です。危険物取扱者の有資格者は、決して珍しくありません。特に乙種第4類や丙種の取得者は多く、一定の需要が常にあるとはいっても、高収入に直結とはならないでしょう。乙種を複数取得するなどすれば、収入アップが期待できます。

危険物取扱者の試験日程はいつですか?

危険物取扱者の試験日程は都道府県によって異なります。また、類によってはほぼ毎月試験があるものもあります。その一方で、甲種は年に2回程度しか試験日がありません。危険物取扱者の試験をうけようと思ったら、まずは/消防試験研究センターのホームページで試験日を確認してください。

危険物取扱者の試験は複数の類を受けられますか?

危険物取扱者の試験は、複数の類の受験が可能です。試験日を確認し、同日に実施されている類を一緒に受けることができます。できるだけ短期間でたくさんの乙種の類を取得したい方におすすめです。

危険物取扱者の試験に免除はありますか?

乙種の場合、1つでも類を取得していれば、「危険物に関する法令」と「基礎的な物理化学」の学科試験が免除されます。したがって、1つでも類を取得すれば、後の試験はより合格しやすくなるでしょう。

危険物取扱者の試験は全国で受験が可能ですか?

出身地や居住地に関係なく、危険物取扱者の試験は全国どこで受けてもかまいません。交通の便の良いところに住んでいる場合は、近隣の県の試験日程もチェックしてみましょう。