一級電気通信工事施工管理技士の試験スケジュール 一級電気通信工事施工管理技士の試験は年に1回行われます。
2022年は、下記のようなスケジュールで実施されます。
2022年 一級電気通信工事施工管理技士の試験
試験日 | 一次検定:令和4年9月4日 二次検定:令和4年12月4日 |
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試験地 | 一次検定:札幌、仙台、東京、新潟、金沢、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、熊本、那覇 二次検定:札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、那覇 ※試験地については近郊都市も含みます。 |
合格発表 | 一次検定:令和4年10月6日 二次検定:令和5年3月1日 |
申込受付期間 | 令和4年5月6日~5月20日 |
受験料 | 一次検定:13,000円 二次検定:13,000円 |
受験までの流れ
受験申込→一次検定受験票送付→一次検定受験→合格発表→二次検定受験手続→二次検定受験票送付→二次検定受験→合格発表→合格証明書交付申請→合格証明書交付→資格取得
一級電気通信工事施工管理技士試験の受験資格
学歴 | 実務経験年数 |
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大学・専門学校 (高度専門士を称する者) |
指定学科:卒業後3年以上 指定学科以外:卒業後4年6ヵ月以上 |
短期大学・高等専門学校・専門学校 (専門士を称する者) |
指定学科:卒業後5年以上 指定学科以外:卒業後7年6ヵ月以上 |
高等学校・中等教育学校・専門学校 (専門課程修了者) |
指定学科:卒業後10年以上 指定学科以外:卒業後11年6ヵ月以上 |
その他 (最終学歴問わず) |
実務経験年数:15年以上 |
二級電気通信工事施工管理技術検定試験合格者 | 不要 |
電気通信主任技術者資格証の交付を受けた者
実務経験年数 | 6年以上 (この内1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていること) |
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専任の主任技術者の実務経験が1年(365日)以上ある者
二級電気通信工事施工管理技術検定合格者
実務経験年数 | 合格後の実務経験が3年以上 |
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二級電気通信工事施工管理技術検定合格者(合格後の実務経験が3年未満の者)
学歴 | 実務経験年数 |
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大学・専門学校 (高度専門士を称する者) |
指定学科以外:卒業後7年以上 |
高等学校・中等教育学校(中高一貫6年)・専門学校(専門課程修了者) | 指定学科:卒業後7年以上 指定学科以外:卒業後8年6か月以上 |
その他 (最終学歴問わず) |
実務経験年数:12年以上 |
その他の者
学歴 | 実務経験年数 |
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高等学校・中等教育学校(中高一貫6年)・専門学校(専門課程修了者) | 指定学科:卒業後8年以上 指定学科以外:卒業後11年以上 |
その他 (最終学歴問わず) |
実務経験年数:13年以上 |
指導監督的実務経験年数が1年以上、主任技術者の資格要件成立後専任の監理技術者の指導のもとにおける実務経験が2年以上ある者
資格 | 実務経験年数 |
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二級電気通信工事施工管理技術検定合格者 | 合格後の実務経験が3年以上 |
学歴 | 実務経験年数 |
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高等学校・中等教育学校(中高一貫6年)・専門学校(専門課程修了者) | 指定学科:卒業後8年以上 (指導監督的実務経験年数を1年以上・5年以上の実務経験の後に専任の監理技術者の設置が必要な工事において、監理技術者による指導を受けた2年以上の実務経験) |
試験概要 ※令和3年度試験の内容です
一次検定
試験科目 | 電気通信工学等・施工管理法・法規 |
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試験時間 | 午前:2時間30分/午後:2時間 |
解答方法 | 択一式・マークシート方式 |
合格基準 | 得点60%以上 |
二次検定
試験科目 | 施工管理法 |
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試験時間 | 2時間45分 |
解答方法 | 記述式による筆記試験 |
合格基準 | 得点60%以上 |
合格率 一級一次49.1%
一級一次合格率平均データー
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
電気通信工事施工管理技士 一次(学科)
2020年度の一級合格率は
年度 | 総受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
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令和2年度 | 8,532 | 4,190 | 49.1% |
一級二次合格率平均データー
【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。
電気通信工事施工管理技士 二次(実地)
2019年度の一級合格率は
年度 | 総受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
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令和元年度 | 5,781 | 2,860 | 49.5% |
参考までに、
一級電気工事施工管理技士の過去3年の合格率は、一次(学科)で約50%・二次(実地)で約70%です。
電気通信主任技術者の過去3年(6回)の合格率は伝交:24.3%・線路:25.9%です。
難易度 一級電気通信工事施工管理技士の難易度
一級電気通信工事施工管理技士は、新設の資格ですが電気通信工事の分野の上級資格であり、受験資格で求められる学歴や資格・経験に伴った知識を身に着けていることが前提になっていることから比較的難易度は高い資格と考えられます。
ただし知識や実務経験をしっかりと積み上げ、試験のために時間を取って計画的な勉強をするなら合格は難しくないでしょう。
国家資格の試験は新設から最初の数年は少しだけ難易度が低いといわれていますから、受験資格があるならすぐに勉強を初めて早めに受験することをおすすめします。
対策とテクニック 解けそうな問題から手をつけて7~8割の正解を目指す
試験が始まったらすぐに問題全体を概観して、解けそうな問題から手をつけていきましょう。終了時間までに数多くの問題が解けますし、分かる問題から進めることで気持ち的にも楽に試験を勧められます。
合格基準が60%ですから満点を目指す必要はありません。
問題によって配点は変わらないので、出題数の6割正解すればよいわけです。ただし、6割の正解を目指すのではなく7~8割の正解を目指して取り組みましょう。