電気通信工事施工管理技士講座

よくあるご質問

よくあるご質問

電気通信工事施工管理技士とはどんな資格ですか?

電気通信工事施工管理技士とは、施工管理技士の中では最も新しく、2019年に新設されました。電気通信線路、電気通信機械、TV電波障害防除設、情報通信設備などの工事を行う際に「主任技術者」や「監理技術者」として工事の監督業務が行なえます。

電気通信工事施工管理技士になるメリットは何ですか?

現在は、インターネットが電気・ガス・水道にならぶ第4のインフラと言われるまでになっています。インターネット工事は多くの建築物建設の際に必須工事となり、監督業務ができる人材の需要も増加中です。取得すれば給与アップや出世のチャンスも高まり、転職にも有利です。

電気通信工事施工管理技士の合格率はどれくらいですか?

2021年の1級、2級電気通信工事施工管理技士の合格率は、どちらも約30%でした。2019年に新設された資格なのでまだデータは少ないのですが、合格率は30~40%台の間を推移しています。

電気通信工事施工管理技士の難易度はどれくらいですか?

電気通信施工管理技士の試験は、2級より1級の方が難易度が高いです。合格率から見ると2級と1級はほぼ同じですが、特に2次検定で難易度の差が出ると思うので、どちらを受ける場合でもしっかりと対策をとりましょう。

電気通信工事施工管理技士の受験資格は何が必要ですか?

電気通信工事施工管理技士の受験資格は、一定の実務経験です。実務経験の期間は学歴によって異なり、ほぼほかの施工管理技士と同じです。大学の指定学科を卒業していれば、2級は1年の実務経験で受験資格を得られます。

電気通信工事施工管理技士の年収はいくらくらいですか?

電気通信工事施工管理技士はまだ新しい資格なので、平均年収のデータが揃っていません。しかし、おおよそ電気工事施工管理技士と同程度と考えると、平均年収は400~600万円あたりと考えればよいでしょう。インターネット工事の需要はこれからも増えこそすれ、減少はしないので平均年収が増えていく可能性も十分にあります。

電気通信工事施工管理技士の試験日程はいつですか?

電気通信工事施工管理技士の試験日程は、1級が一次試験が9月、二次試験が12月に行われます。2級の場合は、一次試験が6月、二次試験が11月です。毎年の正確な試験日は、「全国建築研修センター」のホームページを確認してください。

電気通信工事施工管理技士の1級と2級はどのような違いがありますか?

1級は主任技術者と監理技術者の両方の専任が受けらるので、大規模な工事現場の監督が可能です。2級は主任技術者のみの選任を受けられます。1級のほうが仕事の幅が広がり、給与なども高めの傾向です。

電気通信工事施工管理技士と電気工事施工管理技士との違いはなんですか?

電気工事施工管理技士は、幅広く電気工事全般の監督業務を行なえます。電気通信工事施工管理技士は、電気通信工事の監督業務を行なえます。電気通信工事施工管理技士のほうが仕事の範囲は狭めですが、専門性は高めの傾向です。

インターネット工事以外にどんな工事の監督が行なえますか?

電気通信線路、電気通信機械のほか、防犯カメラ工事、火災報知器の工事、TV電波障害防除設など幅広い工事が電気通信工事に該当します。これから工事範囲が増えていく可能性もあります。