衛生管理者講座

よくあるご質問

よくあるご質問

衛生管理者とはどんな資格ですか?

衛生管理者とは、職場で働く人の健康障害や労働災害防止のための仕事を行なえる国家資格です。所属従業員が50人以上の事業所では、専任が義務づけられています。第一種・第二種という資格区分があります。

衛生管理者になるメリットは何ですか?

衛生管理者は、従業員が50名以上所属している事業所には選任義務があります。したがって、常に一定の需要があります。また、人数が多い職場ほど、専任が義務づけられている衛生管理者の人数は増えますので、転職にも役立つ資格です。

衛生管理者の合格率はどれくらいですか?

第一種、第二種とも40~50%を推移しています。国家資格の中ではかなり高い方といえます。また、試験回数も多いので思い立ったら1~2か月後にも試験が受けられるのもメリットです。

衛生管理者の難易度はどれくらいですか?

第一種、第二種とも合格率から見ると衛生管理者の難易度は「やや易しい」です。合格率が50%近くというのは、国家資格の中では高いほうです。しかし、1回目の試験で合格する人に限ると、25%前後と急激に下がります。決して一夜漬けの勉強で合格できるような試験ではありません。

衛生管理者の受験資格は何が必要ですか?

衛生管理者の試験は、一定の労働衛生の実務経験があれば受けられます。期間は1~10年で、学歴によって異なります。学部を問わず大学・短大・高等専門学校を卒業していれば1年の実務経験で受験資格を得られます。

衛生管理者の年収はいくらくらいですか?

衛生管理者の年収は300万円~800万円とかなり幅があります。衛生管理者は有害業務がある工場などのほうが仕事が多く、さらに社会保険労務士など別の資格を併せ持っていれば、年収は高くなる傾向です。特に、介護士、看護師、保健師などの資格と併せ持つと需要がより高まるでしょう。

衛生管理者の試験日程はいつですか?

衛生管理者の試験は、全国の安全衛生技術センターでほぼ毎月行われています。詳しい日程は、「安全衛生技術試験協会」のホームページで確認してください。ただし、試験会場が一杯になると早々に締め切りになってしまうので、申し込みは早めに行いましょう。

衛生管理者の実務経験はアルバイトでもかまいませんか?

勤務形態は問われません。労働衛生の実務経験があれば大丈夫です。退職後でも、職場の証明が取れれば問題ありません。なお、実務経験に起源はありません。『数年前に実務経験がある」という場合でも大丈夫です。

衛生管理者は第一種を取得したほうが需要がありますか?

第二種衛生管理者の需要がゼロではありませんが、金融・保険業、卸売・小売業など有害業務が少ない業種に限られます。第一種を取得したほうが仕事の幅も広がるのでおすすめです。

衛生管理者の試験は全国で受けられますか?

全国の安全衛生技術センターでのみ試験が行われており、住んでいる地域によっては最寄のセンターまで泊まりがけで行く必要があるケースもあります。まずは、センターの場所を確かめてください。