衛生管理者講座

勉強を始める前に知っておくべき衛生管理者の事

勉強を始める前に 公表問題で9割の点数を目指して勉強を行いましょう。

衛生管理者試験はほぼ毎月全国で複数回実施されている試験です。
ただし、試験会場へのアクセスが悪く、移動時間も含めると人によっては丸一日かかってしまいますので、できる限り1発で合格したいというのが受験生の共通の考えです。

公表問題は簡単に作られているため注意が必要。

試験問題は持って帰ることが許されませんが、試験実施機関が年に2回公表問題を公開しています。
市販の問題集はこの公表問題を集めて解説集を加えたものです。

注意しなければならないのは、公表問題のレベルは実際の試験よりも簡単なものが公開されていることが多いです。
ですので、公表問題で8割とれたからと安心は禁物です。少なくとも公表問題10回分ぐらいは9割の点数を取らないと本番では通用しません。

衛生管理者の公表問題を確認する

合格率と難易度 2017年度以前と比べて全体的にかなり難しくなってきています。

衛生管理者 第一種と第二種 受験者数データ

 

【円グラフ】ソースコードでご覧ください。上のdata-valueの値を変えてお使いください*小数点は使用不可です。この文は実際の画面では表示されません。

衛生管理者 第一種
2022年度の合格率は

45.8%
第二種 の合格率
51.4%
年度 第一種/第二種 受験者数 第一種 合格者 第二種 合格者
令和4(2022)年度 68,066 / 35,199 45.8%
31,207
51.4%
18,089
令和3(2021)年度 68,210 / 36,057 42.7%
29,113
49.7%
17,922
令和2(2020)年度 43,157 / 22,220 43.8%
18,916
52.8%
11,729
令和元(2019)年度 68,498 / 33,559 46.8%
32,026
55.2%
18,511
平成30(2018)年度 67,080 / 32,985 44.2%
29,631
52.4%
17,271
平成29(2017)年度 65,821 / 31,537 45%
29,636
54.9%
17,302

https://jqos.jp/kokka/eiseikanrisha

2017年度以前に比べてかなり全体的に難しくなってきています。よって、以前に合格された方の体験談はあまり参考になりませんので、ご注意ください。

試験で注意するべき点

2017年度以前に比べて難化傾向にあります。
より上位資格の社労士まで深い内容は問われませんが、衛生管理者では化学物質名など専門用語が多数出題されています。書籍による独学でも何とか合格できる資格です。

ただし、問題が長文化するなど基本的な国語力がない方はそもそも何を問われているかが分からないので注意が必要です。

試験問題は5肢択一ですので、すべての選択肢について理解できていなくても回答をすることができます。
書籍による独学でも毎日1~2時間程度学習を継続すれば2~6か月で合格ラインに到達できます。

必要な勉強時間 1日1~2時間の学習で2~6ヶ月見ておきましょう。

書籍による独学でしたら1日1~2時間の学習で第1種では4か月~6か月、2種では2か月~4か月程度は必要でしょう。

特に第一種は専門的な化学物質名などが多く出てきますので、普段そのような化学物質を扱われていない方は、専門用語の暗記に苦労します。よって人によってかなり学習時間が変わってくるというのが実情です。

不合格者に多い学習パターン 不合格者に多い3つの特徴にご注意ください

特徴
01

最初からすべてを完全に理解・記憶してから次に進もうとする方

ちょっと理解できない個所があってもとにかく毎日学習を続け、できるだけ短期間で一通り学習を終えることが大切です。

SATの動画講義では倍速機能を使って素早く復習することが可能です。2回目の学習に入ると1回目の時よりもさらによく理解できます。

試験で満点を取ることが目的ではありません。あくまでも合格することが目的です。
よって、全てを完全にするのではなくポイントをついた学習をすることを心掛けてください。

特徴
02

インプット学習だけで、過去問題演習に取り組む時間が足りていない方

インプット学習よりも、アウトプット学習の方が正直体力を使います。

そのためインプットだけで終えたいのが本音ですが、過去問題に取り組むことで自分の弱点や記憶出来ていない箇所がわかります。

その上で自分の弱点分野の講義を再度受講し、そして再度過去問題に取り組む。
この繰り返しで確実に合格への階段を昇っていくことができます。時間的な目安としてはインプット1に対してアウトプット3ぐらいを目安に考えてください。

特徴
03

複数の教材で学習をしようとする方

これと決めたなら、1つの教材で学習を一通り終えることが大切です。
複数の参考書や問題集に取り組む方は無意識のうちに自分の好きな分野あるいは得意分野ばかりに取り組まれる方が多いです。

試験は総合点で決まり、さらに各科目ごとに足切り点数があります。
自分の得意分野でいくら高得点をとっても、苦手分野で足切りに合ってしまえば意味がありません。やはり1つの教材を信じて一通り学習を終えることが大切です。

SATで勉強を始めた方の合格体験談

時間がなく、勉強が苦手な私でも合格

会社の昇級試験に必要だったので受講しました。仕事が忙しく時間が取れなかったのですが、講師の方の話がすごくわかりやすかったので、聞いていたら頭に入ってきました。昇進試験に合格して、マネージメントが出来る管理者になっていきたいです。

なぜ、独学では衛生管理者試験の合格率は低くなるのか? 市販の書籍では最新の試験傾向に対応出来ず、途中で挫折してしまうケースが多い

衛生管理者試験は多くの場合職場から取得するように頼まれて受験をする方です。

残念なことに資格を取得したからと言って、それほど手当がつく訳でもありません。

つまり自分自身で資格を取得すると決意した方に比べて元々モチベーションが上がりにくいので、書籍による独学だと途中で挫折してしまう方が多くいます。

そして試験前になって焦り、とりあえず数年間分の過去問題に取り組んでみたものの本番の試験では全く歯が立たずに不合格という方が本当に多くいます。

試験会場は不便な場所にあることも多く、会社を休んでまで受験した損失や労力を考えると、1回で確実に合格をする方法を選択した方が合理的です。

市販の書籍は少なくとも1~2年間は内容が更新されていません。

つまり最新の試験傾向を反映することができていません。

いくら似たような試験問題が繰り返し出題されているとはいえ、毎月全国で複数回実施されている試験ですから少しずつ試験傾向も変化していっています。

市販の書籍で合格を目指されるのであれば、ほぼ完ぺきに近い状態まで仕上げる必要があります。

よって時間と労力が膨大にかかるのであまりお勧めはできません。

SATの衛生管理者講座の内容

合格するための学習法 ポイントは過去問題を繰り返し取り組む事です。

勉強方法の王道はやはり、過去問題に繰り返し取り組むことです。

ただし、何の知識もない状態で過去問題に取り組むというのはかなり時間と労力がかかります。
毎日仕事から帰宅して、コツコツと数か月間学習を継続できる意志の強い方は6カ月以内に合格することができるでしょう。

もっと短期間でかつ楽に合格されたい方は基本事項を動画講義で効率よくインプットし、その後に過去問題に取り組むという方法です。

SATの衛生管理者合格講座は1日3時間の学習で最短7日間で合格ラインに到達できます。

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