管工事施工管理技士講座

一級 勉強方法と対策

  1. 勉強する前に知っておくこと
  2. 必要な勉強時間
  3. 抑えるべきポイントと対策
  4. 学習スケジュール

勉強を始める前に 問題傾向を知り、計画的に学習をする

  1. 実務経験と適切な勉強量が重要
  2. 問題傾向を知り、計画的に学習すること
SATの管工事施工管理技士講座の内容

電気・建築に苦手意識を持つ人が多い

学科試験科目は、必須解答が一般基礎、電気・建築、機器材料・設計図書で、選択解答が空調設備・衛生設備、施工管理法、法規です。
科目は2級と変わりませんが、必要解答数が多いです。73問中60問に答える必要があります。2級は52問中40問で足ります。どちらも6割以上正解で合格です。

学科では、特に電気・建築について苦手意識を持つ人が多いです。これまでの管工事の実務経験ではあまり馴染みがない科目であるためです。
苦手な科目の克服にはとかく時間がかかるものです。一日1~2時間といった短い時間で良いので、少しずつ地道に勉強して慣れていくのがコツです。

試験日までの勉強計画を立てる

試験の3ヶ月前が勉強開始の目安となります。
過去問は1回解けばそれで終わりではありません。解けなかった問題はもちろん解けた問題も何度も繰り返して解くことが大事です。

3ヶ月のスパンがあれば、数年度の過去問を何度も回せます。これによって知識がしっかりと記憶され、本番になってもスムーズにアウトプットできます。
6月頃から勉強を開始して学科試験の合格を目指し、試験後は3ヶ月後の実地試験に向けてまた勉強をスタートする、というのが良いでしょう。

必要な勉強時間 合格までに必要な勉強時間は1日1時間

勉強を始めるまでの経験や知識によって個人差はありますが、1日1時間の勉強を3ヶ月ほど行えば合格に必要な力がつくでしょう。
1日に集中して勉強できる時間は限られているため、試験が近づいてからまとめて勉強時間を取るよりは、1日1時間ずつコツコツ勉強した方が学習効果が高まります。
すでに実務経験から豊富な知識を取得している、他の施工管理技士の資格を持っている方はこれよりも学習時間を短くすることも可能でしょう。

SAT教材で短期集中で合格を目指す一級 試験対策とテクニック

抑えるべきポイントと対策 過去問演習が大事。スキマ時間を活用する。

  1. 学科
    過去問題を繰り返し解いて、問題の傾向を覚える
  2. 実地
    経験記述が難問、文章力が必要

過去問演習が鍵

試験対策は、特に過去問演習が大事です。似た問題が多数出題される傾向があります。
過去問をマスターすれば、必ず合格点に達することができます。

スキマ時間を活用し、効率よく知識を定着させる

特に仕事をしながら試験対策をする方は限られた時間の中で勉強をしなければなりませんから、デスクに向かう時間以外にも時間を有効活用することがとても重要です。

そのため、通勤時間や休憩中などのスキマ時間を使い、スマートフォンで過去問題を解いたり、参考書を読んだりして、常に知識として定着させることが大切です。

実地は施工経験記述の準備が重要

実地試験(施工経験、施工図、工事施工、工程管理、法規)のなかでも、特に施工経験記述はあらかじめ書く文章を決めておくと、その場で考える時間が省け、クオリティーも高くなるのでアドバンテージとなります。
経験記述はテーマが存在しますから、それに合わせて書かなければなりません。とはいえ、出るテーマは決まっているので、それこそ過去問で知っておけば大丈夫です。

具体的には、現場受入検査や試運転調整、安全・工程管理、自主検査がテーマとなります。
もちろん嘘はいけませんから、自分の経験に即して関連づけた文章を書く必要があります。

施工経験記述以外の実地試験では、施工図、工事施工、工程管理、法規が出題されます。これらもやはり、過去問演習が鍵となります。

あなたに合わせた学習スケジュール 機械工学は出題範囲が広いので十分な時間を確保して取り組みましょう。

機械工学等 学習範囲が広いので先に学習時間を確保する
施工管理法 施工計画の作成や工程・安全管理という実務の科目
法規 機械工学等・施工管理法で学習したことをと関連付けると覚えやすい
実地試験 正確な文法と試験用の型を身に着ける
01

自分のレベルに合った学習スケジュールを考える

一級の場合はまず学科の3科目で合格基準を目指し、二級の場合は学科3科目と実地で満遍なく得点することが目標になるでしょう。
そのためにはまず、自分のレベル(知識や実務経験)を理解するのが第一歩です。それが分かると注力すべき分野が分かります。

この資格は、実務経験が豊富でも一夜漬けのように簡単な勉強で合格できるほど易しい資格ではありません。通勤時間などを活用して毎日1時間は勉強したいところです。
次のA~Cタイプのどれに自分が該当するか確認して勉強を始めましょう。

Aタイプ

実務経験がなく、基礎知識が少ない場合

  • 学歴により実務経験年数が少なくても受験できる方
Bタイプ

受験は初めてだが、実務経験がある場合

  • 技術検定の配管で一級に合格し、施工管理の実務を経験している方
  • 実務経験が長く、経験のみで受験資格を得ている方
  • 学歴・実務とも受験資格を満たしているが資格試験の受験が初めての方
Cタイプ

菅工事施工管理の受験経験、実務経験がある場合

  • すでに管工事施工管理業務に携わっている方(二級を取得しており一級を受験される方)
  • 管工事施工管理技士の受験経験がある方
  • 過去に資格試験などを受験し勉強に慣れている方
02

進め方(スケジュール)

A・B・C各タイプから、あなたの知識・経験に合わせて決定します。

初心者
中級者
上級者
 

1ヶ月目

2ヶ月目

3ヶ月目

4ヶ月目

5ヶ月目

6ヶ月目

機械工学等
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
施工管理法
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
法規
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実地
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
練習問題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
模擬問題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  1. 機械工学等の科目は、物理の基礎的な内容に加え、設備配管や空調や電気・建築の知識や設備について学ぶ必要があります。
    実務経験が少ないと内容がイメージしにくいものもあるでしょう。用語や状況等は現場での休憩時間や移動時間を利用して先輩たちに聞いて確認するとよいでしょう。通勤時間や就寝前に時間をとって、講義の動画で基本を学び、演習問題を解いて範囲全般を網羅しましょう。翌日現場で教えてもらうところなどをテキストで確認することもできます。
  2. 機械工学等で学習した内容を基に、施工計画や管理、品質・安全管理について学びましょう。実務経験が少ない方はこの分野を入念に学ぶ必要があります。職場の資料や先輩に聞くことも役立ちますが、やはり試験対策にはテキストや講義の動画が有効かつ効率的です。
  3. これまでの知識を基に、建設工事に関わる法令とその根拠を学びます。この時に明確に理解できない場合には、再度機械工学や施工管理法の該当する内容を復習し、数値や用語など正確に理解しているかチェックします。
  4. 実地試験は施工管理法の1科目のみで、記述式の試験です。演習問題を繰り返し解いて、正しい文法と試験用の文章の型を身につけるようにしましょう。特に注意するべきポイントは、自分の工事経験について記述する経験記述の問題です。実務経験が少ないと記述内容に戸惑うこともあるので、独学ではなく添削サービスを利用すると良いでしょう。
  5. 各章の演習問題を解いて、学習した内容が本試験で使える力となっているか確認しましょう。答えだけを暗記するのではなく答えの根拠となる理由を理解するようにすると、問題の文章が変わっても対応できます。間違えた問題には印をつけておいて、正しく解答できるまで繰り返し取り組みましょう。
  6. 試験直前は本試験と同様の模擬問題を解いて、どのくらい得点が取れるかを確認しましょう。
 

1ヶ月目

2ヶ月目

3ヶ月目

4ヶ月目

機械工学等
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
施工管理法
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
法規
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実地
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
練習問題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
模擬問題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  1. 実務経験はあるが資格試験を初めて受ける方は、特に機械工学等の基礎に力を入れましょう。施工に伴う設備配管や空調に加え電気・建築の知識も学ぶ必要があり、学習している用語や説明が実務で使用している呼称や使い方と違う場合もあります。講義動画やテキストを確認して正確な知識を理解することを意識してください。基礎は毎日積み重ねて学習することが大切です。
  2. 実務経験があればイメージできる内容が多いでしょう。とはいえ、自身の経験と学習内容にずれがないか確認する必要があります。テキストや演習問題を解き、細かな点まで正確な知識と理解を得るようにしましょう。
  3. 法規は建設工事の施工に関わる一般的なものなので、実務経験が活かせる分野です。経験のある施工については法律特有の言い回しを覚えるようテキストや演習問題を繰り返しましょう。あまり関わってこなかった分野であれば、経験のある状況と重ねてイメージすると理解しやすくなります。法規については特に数値や状況を正確に理解することを意識してください。
  4. 実地試験では、実務で使用している言葉や表現が通用しない場合もあります。正確な用語を使用し、正しい文法や表現ができるようにしましょう。演習問題を解き、答えを確認する。この繰り返しが合格の鍵となります。
  5. 各章の演習問題を解いて、学習した内容が本試験で使える力となっているか確認しましょう。答えだけを暗記するのではなく答えの根拠となる理由を理解するようにすると、問題の文章が変わっても対応できます。間違えた問題には印をつけておいて、正しく回答できるまで繰り返し取り組みましょう。
  6. 試験直前は本試験と同様の模擬問題を解いて、どのくらい得点が取れるかを確認しましょう。
 

1ヶ月目

2ヶ月目

3ヶ月目

機械工学等
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
施工管理法
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
法規
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実地
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
練習問題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
模擬問題
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  1. Cタイプの方は実務や受験経験があるので基礎的な知識は身に付いているでしょう。ここでは特に苦手な分野にフォーカスして勉強し、自分の知識や理解を確認しながら進めてください。一度勉強したことがある内容でも忘れている点がないかどうかを確認します。
  2. 施工管理方法に関しても、十分な実務経験や受験経験を通してポイントは理解できているでしょう。テキストの確認と演習問題を通して、自身が経験してきたことと学習内容にずれがないか、細かな点を確認しながら進めます。
  3. 法規も実務を通してイメージが湧くでしょう。特に正確な理解を得ることを意識してテキストや演習問題を繰り返しましょう。演習問題で間違いがあったら、似たような状況に適用される法規も復習して、違いを正確に理解するようにします。
  4. 受験経験のある方は特に、苦手分野と思われる箇所をここでもう一度復習しましょう。曖昧、若しくはうろ覚えの科目については正しく記述できるように復習をしてください。
  5. 各章の演習問題を通して学んだ内容が本試験で使える力となっているか確認しましょう。。答えだけを暗記するのではなく答えの根拠となる理由を理解するようにすると、問題の文章が変わっても対応できます。間違えた問題には印をつけておいて、正しく回答できるまで繰り返し取り組みましょう。
  6. 試験直前は本試験と同様の模擬問題を解いて、どのくらい得点が取れるかを確認しましょう。

テキストだけではなく動画講義で効率良く対策しよう

管工事施工管理技士は、配管・空調や建築に関わる広範囲な知識、施工管理や法規に関しても深い理解と正確な知識が求められます。
それに加えて、実務経験が不可欠です。

この資格の取得を目指す方は、すでに管工事に関わる仕事をしており、すぐにでも資格を活かしたいと考えているでしょう。
特に短期集中型で学ぶ方は、無駄な時間や労力をかけたくないはずです。