エネルギー管理士の勉強で必要不可欠なのが参考書です。
しかし、エネルギー管理士の参考書は種類が多いため、どれを選択したら良いか分からない方もいるでしょう。
1冊あたりの値段も3,000円~5,000円するため、適当に購入すると失敗して買い直すことになり、費用が掛かってしまいます。
参考書選びに失敗しないための情報は、必ず確認しておきましょう。
そこで今回は、エネルギー管理士の参考書の選び方とおすすめの参考書について解説します。
目次
エネルギー管理士の参考書選びのポイント
まず始めに、エネルギー管理士の参考書選びのポイントについて説明します。
大切なポイントは全部で2つです。
この2つを守れば、参考書選びに失敗する可能性はかなり少なくなるでしょう。
どちらも大切なので必ず確認してください。
最初は説明が簡単な参考書を選ぶ
エネルギー管理士試験は、難易度が高いです。
そのため、最初から知識を詰め込みすぎると理解できずに勉強が進みません。
説明が簡単な参考書を選び、徐々に知識を付けていきましょう。
最初に選ぶ参考書は「4科目が一括で収録されている参考書」がおすすめです。
これは、勉強を始めて間もない段階で各科目収録の参考書を選ぶと、詰まる可能性が非常に高くなり、また、費用も多く掛かってしまうためです。
重要なポイントがまとめられている参考書を読むだけでも、問題を解けるだけの力は身に付くので、最初はとにかく基礎を固めましょう。
詳しい参考書で不足部分を補足する
ポイントを絞った参考書と過去問だけで勉強を進めていると、必ず苦手な分野が出てきます。
そして、この苦手な分野は人それぞれで異なります。
そういった際に、苦手科目の内容が詳しく解説された参考書を使いましょう。
各科目収録の参考書は、1科目だけにポイントを絞っているため、非常に詳しく解説されています。
苦手分野の応用力は、こういった方法で鍛えましょう。
では、エネルギー管理士の参考書はどういった物があるのでしょうか?
ここからは、おすすめの参考書を5つ紹介します。
エネルギー管理士の参考書5選
ここでは、エネルギー管理士の参考書を5つ紹介します。
説明が分かりやすく、人気の物をピックアップしているので、先ほど解説した参考書の選び方を参考にして、自分にあった物を選びましょう。
エネルギー管理士試験 徹底研究
(出版:オーム社)
エネルギー管理士試験 徹底研究 電気分野
この参考書は、エネルギー管理士の参考書で1番人気を集めている参考書です。
情報量が多く、イラストも適度に使用されているため、この1冊と過去問題があれば合格できるだけの力は身に付きます。
また、4科目収録の参考書であるためコスパも優れており、受験者の中で「迷ったらコレ」という意見も飛び交うくらいに信頼が集まっています。
徹底研究から始めてみて、苦手な科目が出てきたら1科目だけの詳しい参考書で勉強するといった方法が効率的でおすすめです。
エネルギー管理士 試験講座
(出版:省エネルギーセンター)
エネルギー管理士 試験講座
この参考書は、省エネルギーセンターが出版している参考書です。
各科目が1冊ごとに収録されているため、全科目を購入すると費用は掛かってしまいますが、苦手な分野を克服する際の参考書としてはおすすめです。
1冊単位で購入すると、コスパも悪くありません。
また、出版社が試験を運営している省エネルギーセンターであるため、この参考書の内容は確実に試験に出題されます。
熱分野・電気分野のいずれかを受験する方は、詳しく勉強したい科目に使用してください。
エネルギー管理士 徹底マスター
(出版:オーム社)
エネルギー管理士 徹底マスター エネルギーの総合管理及び法規
この参考書は、電気分野のみの参考書です。
1科目単位で収録されており、それぞれが徹底的に解説されています。
4科目分を一括で購入するのはおすすめできませんが、選び方のポイントでも解説したように、詳しい参考書で苦手分野を勉強する際には最適の参考書です。
1科目単位で収録されていることによる情報量と解説の分かりやすさ、イラストの豊富さからも受験者から人気を集めています。
苦手な分野を克服したい方は、このシリーズから1冊を選んで勉強してください。
エネルギー管理士試験「直前整理」
(出版:省エネルギーセンター)
エネルギー管理士試験「直前整理」電気分野
この参考書は、全科目をコンパクトにまとめた参考書です。
最低限の情報量のみが掲載されているため価格が安く、過去問を解きながら並行して使用するのに便利な参考書です。
他の参考書と比較して、最初に使用する参考書としてはあまりおすすめできませんが、試験直前の内容整理としてはこの1冊で十分でしょう。
過去問題を中心に勉強しており、試験直前の要点整理をしたい方は、この参考書の購入を検討してください。
エネルギー管理士 超速マスター
(出版:TAC)
エネルギー管理士 超速マスター 電気分野
この参考書は、各科目の試験に出やすい分野を1冊にまとめた参考書です。
そのため、理解しづらいといった問題が発生しがちですが、この参考書は図を多く用いることでそれを解決しています。
図が多い参考書に対して、分かりやすいと感じる受験者は多くいらっしゃいます。
また、演習問題もこの1冊で行えますので、お得感はあります。
問題数が少ないため、問題集が不必要とは言い切れませんが、ある程度の応用力までならこの参考書で身に付くでしょう。
さらに詳しく!
エネルギー管理士の難易度や合格率と資格の詳細について徹底解説!
参考書だけでは理解できない場合は通信講座がおすすめ
ここまでは、おすすめの参考書について紹介しました。
ただし、受験者の中には「参考書だけで合格できる自信がない」といった方も少なくありません。
特に、熱分野を受験する初心者の方には、「試験の難易度が難しく参考書だけでは理解できない」といったこともあります。
そういった方におすすめなのが、SATの通信講座の受講です。
通信講座は受講料が発生しますが、講師の説明を動画で視聴できるため、参考書だけを用いての独学よりもはるかに分かりやすく、効率がアップします。
さらに、スマートフォンやタブレットでも視聴できるので、通勤途中の電車やバスなど、勉強する場所を選びません。
また、受講を申し込んでから30日間は返金保証付きなので、一回申し込んで「この講座は違うな」と感じたら受講をキャンセルすることが可能です。
受講料が34,800円と少し高いですが、1日あたりに換算するとそうでもありません。
エネルギー管理士は、受験料が17,000円します。
独学で勉強して受験を繰り返すのであれば、1度通信講座を受講して勉強した方がモチベーションも上がるため、おすすめです。
短時間で効率の良い勉強をしたい方は、通信講座を受講して勉強してください。
まとめ
今回の記事では、エネルギー管理士の参考書の選び方とおすすめの参考書について解説しました。
記事の内容について簡単にまとめます。
エネルギー管理士の参考書選びのポイント
1.最初は説明が簡単な参考書を選ぶ
2.詳しい参考書で不足部分を補足する
3.参考書だけで理解できない人は通信講座を受講する
エネルギー管理士のおすすめ参考書5選
1.エネルギー管理士 試験徹底研究
2.エネルギー管理士 試験講座
3.エネルギー管理士 徹底マスター
4.エネルギー管理士「直前整理」
5.エネルギー管理士 超速マスター
必要な参考書を揃えたら、後は勉強をするだけです。
エネルギー管理士は、過去問と類似した問題が出題されるため、勉強は過去問を中心に行いましょう。
今回紹介した参考書・通信講座を利用して、短い期間で合格してください。