給水装置工事主任技術者

給水装置工事主任技術者の資格を取るメリットはこれ!仕事内容や試験概要も

給水装置工事主任技術者の資格を取るメリットはこれ!仕事内容や試験概要も

812人の方が、この記事を参考にしています。

「給水装置工事主任技術者って何をする人?」
「給水装置工事主任技術者試験について詳しく知りたい!」

上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。

この記事では、「給水装置工事主任技術者の資格内容」「給水装置工事主任技術者試験の概要」などについて詳しく紹介していきます。

給水装置工事主任技術者について正しい理解をしておきましょう。

給水装置工事主任技術者とは?

給水装置工事主任技術者とは、給水設備工事の施工を唯一認められている技術者です。

水道は人が生きていくために最も重要なインフラです。その水道水を安定して供給するために必要となるのが給水設備です。つまり、給水装置工事主任技術者は日常生活に欠かせない設備を工事できる技術者ということです。

また、給水装置工事主任技術者は、給水装置工事事業者が水道事業者から水道法に基づく指定を受けるために必須の国家資格者となるため、どの企業も欲しがる人材となっています。

給水装置工事主任技術者を取得するメリット

それでは以下にて、給水装置工事主任技術者の資格を取得するメリットについて紹介していきます。

やりがいのある仕事に就くことができる

給水装置工事は、水道利用者の公衆衛生向上に欠かせない重要な職務です。

給水装置工事主任技術者は、技術的な管理だけでなく指導や監督等も行うため、簡単な仕事ではありません。

しかし、国家資格を取得することにより全国の各都市で資格を生かした、やりがいのある仕事に就くことができます。

1年以上の実務経験があると専任技術者・主任技術者になれる

給水装置工事主任技術者は、管工事に関し1年以上の実務経験を有すると、一般建設業のうち管工事の専任技術者・主任技術者として従事できます。

つまり、人材としての価値を高めやすいというメリットにつながるのです。

収入アップと転職で有利に

配管をともなう水道工事を行うには、「指定給水装置工事事業者」となる必要があります。

そして、水道法によって「指定給水装置工事事業者」になるためには「事業所に給水装置工事主任技術者を置くこと」が条件とされています。

そのため、常に需要がある資格といえるので転職や再就職に有利であり、専門性の高い技術や知識を持つ者としての立ち位置を認められるため、収入アップが期待できます。

給水装置工事主任技術者の試験概要

給水装置工事主任技術者となるには、厚生労働省が指定する試験実施団体が行う国家試験に合格しなければなりません。

以下では、給水装置工事主任技術者の試験概要について詳しく解説していきます。

合格率

合格率は、毎年30~40%程度です。
ここ5年間でもっとも高かった年の合格率が45%、もっとも低い年の合格率は31%となっています。

数宇の上では少なくとも、およそ4人に1人が合格する計算です。
給水装置工事主任技術者は、比較的難易度が高いことがわかります。

試験内容

出題される試験の内容は下記のとおりです。

NO 科目 内容
1 公衆衛生概論 水道水の汚染による公衆衛生問題に関する知識を有していること。また、水道の基本的な事柄に関する知識を有していること。
2 水道行政 水道行政に関する知識を有していること。また、給水装置工事に必要な法令及び供給規程に関する知識を有していること。
3 給水装置の概要 給水管及び給水用具並びに給水装置の工事方法に関する知識を有していること。
4 給水装置の構造及び性能 給水管及び給水用具が具備すべき性能基準に関する知識を有していること。また、給水装置工事が適正に施行された給水装置であるか否かの判断基準(システム基準)に関する知識を有していること。
5 給水装置工事法 給水装置工事の適正な施行が可能な知識を有していること。
6 給水装置施工管理法 給水装置工事の工程管理、品質管理及び安全管理に関する知識を有していること。また、建設業法及び労働安全衛生法に関する知識を有していること。
7 給水装置計画論 給水装置の計画策定に必要な知識及び技術を有していること。
8 給水装置工事事務論 工事従事者を指導、監督するために必要な知識を有していること。

以上が試験の具体的な内容になります。

合格基準

給水装置工事主任技術者試験は、科目ごとに合格基準点が設けられています。いわゆる「足切り」が存在しているため、国家資格の中でも難関であるとされています。

平成30年度を例として見てみましょう。(1問1点の必須6科目計40点、全科目で計60点)

給水装置工事主任技術者試験には、下記(1)~(3)の合格基準があり、「学科試験2」の免除者は(1)と(3)を、非免除者は(1)~(3)の全てを満たす必要があります。

(1)必須6科目(学科試験1)の得点の合計が27点以上であること。
最低基準点を獲得したうえで、更に合計で27点以上を取ることが必要になります。

(2)全8科目の総得点が、40点以上であること。
8科目の最低基準点は合計23点ですので、この基準を満たすためには最低基準点の2倍近くを獲得する必要があります。

(3)次の各科目の得点が、それぞれ以下に示す点数以上であること

学科試験1
公衆衛生概論 1点
水道行政 2点
給水装置工事法 4点
給水装置の構造及び性能 4点
給水装置計画論 2点
給水装置工事事務論 2点
学科試験2
給水装置の概要 4点
給水装置施工管理法 4点

以上が合格の基準です。

開催場所

給水装置工事主任技術者の受験地は、都道府県別ではなく下記に示す地域別の8地域で行われます。

開催場所:北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州、沖縄

受験願書を申請する際、希望の受験地を選択します。
詳しい試験会場は届いた受験票及び、受験票送付時期にWebページから閲覧できるようになります。

まとめ

この記事では、給水装置工事主任技術者の資格について詳しく紹介してきました。

給水装置工事主任技術者試験は難関資格であるため、試験の突破は容易ではありません。
しかし、難しい分やりがいのある仕事であり、人々から求められる仕事です。

興味のある人はぜひ勉強に取り組んでみてください。

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