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第一種電気工事士の必勝方法【暗記】を効率よくしよう

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第一種電気工事士の国家試験対策を始める際には、できるだけ効率の良い方法で行いたいもの。どんな勉強方法がよいのか悩んでいる方も多いでしょう。そんなあなたには暗記対策をおすすめします。本記事では、暗記が重要な理由や、効率よく暗記する方法などについて紹介していきます。

第一種電気工事士【筆記試験】の80%は暗記問題

まずは、暗記対策が重要な理由を解説します。その理由は、第一種電気工事士の筆記試験における問題のパターンにあります。実は、問題全体の中で暗記系の問題が80%を占めているのです。そのほかの20%は計算問題となっています。暗記問題と計算問題を比べると、どちらが学習した成果が得点につながりやすいでしょうか。おそらくほとんどの場合で暗記問題といえます。

計算問題も覚えれば解けてしまうものがありますが、あくまでも覚えられるのは解き方。一方の暗記問題は、覚えたものがそのまま問題の答えになる可能性があります。そう考えると、暗記問題の方が、勉強した分成果が出やすいといえるのではないでしょうか。また、問題の割合を考えると、暗記問題が完璧に正解できていれば、得点率は80%になる可能性もあります。そうすると、60%以上の正解率で筆記試験は合格のため、合格基準を満たすことができます。

暗記の重要性をさらに理解していただくために、第一種電気工事士の暗記問題例を紹介します。2019年の第一種電気工事士試験では、第12問に「電子レンジの加熱方式は。」という問題が出ていました。この問題の選択肢は、「イ 誘電加熱」「ロ 誘導加熱」「ハ 抵抗加熱」「ニ 赤外線加熱」です。この問題を見てもらうと分かるように、用語の定義等をおさえてしまえば簡単に解答できてしまいます。暗記が、学習の効果も高く得点につながりやすいことが、お分かりいただけたでしょう。その他の問題も暗記をしていれば解けてしまうパターンのものが多いです。

第一種電気工事士を効率よく暗記する方法

暗記の重要性が分かったところで、次は効率よく暗記する方法を紹介します。全部で5つ紹介するので、自分に合うものを実践してみてください。

間違えた問題に印をつけて繰り返し解く

まず紹介するのは、間違えた問題を繰り返し解くという方法。繰り返し解くことにより、知識が定着しやすくなります。繰り返し解くタイミングとしては、翌日、1週間後、1ヶ月後がおすすめ。エビングハウスの忘却曲線という研究により、人間は学習したことをすぐに忘れてしまうことが分かっています。ただし、繰り返し復習をする事で知識を定着できるようになるそうです。そのためには、問題を解いた翌日に再確認をするだけではなく、全部で3回に分けて解くのがおすすめです。特に過去問は全問正解になるまで繰り返し解くとよいでしょう。

声に出してテキストを読む

テキストを使用している場合は、声に出して音読するのもおすすめ。目で追っているだけの場合には、なんとなく「分かったつもり」になってしまっていることがあります。そのため、できる限り音読する習慣をつけるのがよいでしょう。目だけでなく耳からも情報を入れられるので、より暗記をしやすくなります。

イラストや図が豊富な教材を使う

教材を選ぶときには、イラストや図に着目するのがおすすめ。暗記をするときには、イメージとセットで覚えると、内容が定着しやすくなります。そのため、文字以外の情報で説明されているページが多い教材を選ぶのがおすすめです。文字だけの教材を選んでしまうと、「難しそう」といったイメージを持ってしまい、学習がなかなか進まないこともあるかもしれません。

短時間の暗記を繰り返す

先ほども紹介したように、短期間の暗記を繰り返すのがおすすめです。間違えた問題はもちろん、教材の中で覚えたいことをフラッシュカードなどにまとめて、スキマ時間に繰り返すと良いでしょう。長い時間集中して暗記しようとしても、なかなか覚えられないことがあります。そのため、短い時間を繰り返すことで、学習時間と量を積み上げていくのがおすすめです。

睡眠時間は削らない

そして、睡眠時間も大切です。学習したことは寝ている間に定着していきます。そのため、睡眠時間を削ってしまうと、なかなか記憶が定着しない可能性があるでしょう。直前期になればなるほど、睡眠時間を削りたくなってしまう気持ちもわかります。しかし、記憶の定着の面からいうと、睡眠時間を確保するのがおすすめです。

第一種電気工事士【実技試験】はまず複線図を暗記しよう

最後に、実技試験の対策についても紹介します。実技試験であれば、暗記をすることがないのではないかと思う方も多いでしょう。しかし、それは間違いです。実は、実技試験の工作物を作る前にも、複線図を見ないで書けるようになることが必要。そのため、複線図の暗記は必須といえます。

複線図を覚えるためには、まず単線図を複線図に書き直せるようになることが必要です。その練習として、解答例を参考にしながら複線図を書き写してみるとよいでしょう。はじめは、「なんでこうなるんだろう」と思うかもしれませんが、とりあえず書き写してみます。できれば、線の種類ごとに色分けして書くようにするのがおすすめです。線の違いが視覚的に分かるようになります。

最後まで書き写してみると、全体の大まかな構造や、単線図から複線図への変換の仕方が分かってくるでしょう。もちろん、一度で全てを理解する必要はありません。しばらくは、「なぜこうなるんだろう」という状態で構いません。あまり意味を考えすぎてしまうと、苦手意識を持つきっかけになってしまいます。

解答例を書き写す作業を何度も繰り返していくと、なんとなく理解ができてくると思います。また、見なくても書ける箇所が増えていくでしょう。そうなれば今度は、解答例を見ずに書いてみましょう。どれくらい書けるようになったかをチェックします。すると、自分で理解して覚えているところとそうでないところがはっきりします。

もちろん、ここで「思いのほか書けなかった」という場合でも心配はいりません。わからなかった箇所はもう一度重点的にチェックして、再度見ないで書いてみるとよいでしょう。本番までに書けるようになっていればよいので、焦らず諦めないのがポイントです。

見ないで書けるようになってきたら、書くスピードをあげていきましょう。本番は思っているよりも時間がありません。複線図がメインではなく、工作物の制作がメインだからです。工作物を作る際には、実際に使用するケーブルの長さやスリーブ記号を書き込むことが必要なので、そちらについても練習をしておきましょう。

まとめ

今回は、第一種電気工事士の必勝方法として、暗記という観点から紹介してきました。暗記はいつからでも始められます。また、始めるのが早いほど繰り返す回数が増えていきます。本番で1点でも多く点を取りたい場合には、今から暗記を始めてみてはいかがでしょうか。

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