これから電気工事施工管理技士の試験を受ける方の中には、「電気工事施工管理技士試験の学習をする際におすすめのテキストや選ぶ際のポイントを教えて欲しい」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、電気工事施工管理技士の試験内容はもちろん、おすすめのテキストや、テキストの選び方、勉強方法について解説していきます。
自分に合ったテキストを使うことで、合格率はグッと上がります。ぜひ参考にしてみてください。
目次
電気工事施工管理技士はどんな試験?
電気工事施工管理技士とは、どんな試験で、どれほどの難易度なのでしょうか。以下にて、紹介していきます。
電気工事施工管理技士とは
電気工事施工管理技士は、施工管理技士国家資格のうちの1つであり、国土交通省管轄です。区分は1級、または2級とされており、国家試験は年1回実施されています。
また、電気工事施工管理技士は、電気工事のスペシャリストともいわれています。
なぜなら、資格取得者は建設工事の現場にて、電気工事の施工計画・工程をつくり、安全管理を担うという責任の大きな仕事を行うためです。
難易度は高い?
電気工事施工管理技士試験の合格率は、1級・2級とも50%~70%程度です。
合格率が高いためやさしい試験であると思われがちですが、実務経験者しか受験できない試験であるため、やさしいとはいえません。
国家試験の中でも難易度設定は「やや易しい〜ふつう」程度とされています。これは、「独学での合格は十分に可能であるが、無勉強での合格は絶対にできない」という難易度です。
電気工事施工管理技士は第一次検定(学科)と第二次検定(実地)の2つの試験に分かれています。
また第一次検定はマークシート式で解答しますが、第二次検定はマークシートだけでなく筆記試験も必要になるので、筆記対策も必要になります。
電気工事施工管理技士試験で人気があるテキスト
電気工事施工管理技士試験受験者に人気があり、利用をおすすめするテキストは以下の4冊です。
分野別問題解説集「1級電気工事施工管理学科試験~スーパーテキストシリーズ~」
分野別問題解説集は、8年分の過去問題が収録されており、この本1冊で合格点レベルまで到達できます。
また、分野別に問題編集されていますので、出題の傾向がつかみやすくなるというメリットもあります。Web講義を視聴できるのも嬉しいポイントです。
令和5年度 分野別 問題解説集 1級電気工事施工管理技術検定試験
1級電気工事施工管理技術検定試験問題解説集録版
本書は、試験問題での出題傾向をしっかり捉え、年度別で編集されている点がおすすめのポイントです。
分野別問題集を購入するのであれば上記で紹介したスーパーテキストがおすすめです。
少し余談ですが、電気工事施工管理技士の試験は「前年度に出題された問題が出ない」という傾向があるため、あえて前年度の問題を学習しないというのも合格の秘訣になります。
1級電気工事施工管理技術検定試験問題解説集録版<2023年版>
スーパー暗記法合格マニュアル 電気工事施工管理技士
本書は、電気工事施工管理技士試験に合格するための内容が十分に盛り込まれています。 特徴としては、第一次検定および第二次検定が効率的に学習できるという点です。
過去の出題例に基づき、今後予想される問題が収録されています。ポイントをおさえた解説が人気となっている参考書です。1級と2級それぞれが出版されています。
電気工事施工管理技術テキスト【改訂第4版】
本書は、学習書としてだけでなく電気工事施工関連の幅広い分野が収録されているため、社内研修や新人研修のテキストとしても活用できます。
また、本書は電気工事施工管理技術検定試験の試験範囲を体系的にまとめあげたテキストとして、資格取得者からも多くの信頼を得ています。
そのため、電気工事施工管理技士について必要なことをしっかりおさえた参考書であるといえるでしょう。
電気工事施工管理技士テキストの選び方のポイント
ここでは、電気工事施工管理技士テキストを選ぶ際の3つのポイントについて解説します。 どのテキストを購入するか悩んでいる方は、絶対に確認しましょう。
人気のテキストから短期間で選択する
電気工事施工管理技士のテキストは、多くの種類が存在するため、どれを選択すればよいのかわかりません。
そういった際には、先ほど紹介した人気のテキストの中から選択しましょう。
というのも、人気のテキストはこれまでの受験者から多く選ばれているものなので、解説がわかりやすい参考書を選ぶ際の判断基準として役立ちます。
なかなか、参考書を決められずにいるのであれば、その間の勉強する時間がもったいないですので、人気のテキストの中から選択するとよいでしょう。
過去問題の解説が丁寧なものを選ぶ
試験の勉強をするうえで欠かせないのが過去問題を掲載した問題集です。 問題集は、過去5~10年間の問題を掲載した解説の丁寧なものを購入しましょう。
過去5年以上の問題をくりかえし解くことで試験範囲の問題はカバーできるため、10年分の問題が掲載されたものを2周以上やり込むことで電気工事施工管理技士の問題を解く力が身に付きます。
しかし、問題の内容や解答を丸暗記しても合格できません。
試験範囲の内容については、十分に理解する必要があるため、丁寧な解説やわかりやすいイラストが用いられた問題集を選択してください。
持ち運びしやすいものを選ぶ
日中、仕事をしていらっしゃる社会人の方は自宅以外でもテキストを使用することがあるでしょう。
そういった際に大きいサイズのテキストは、持ち運びが不便なうえ、テキストを広げるときも場所を取ります。そのため、A5サイズまたはB5サイズのコンパクトなテキストを購入しましょう。
コンパクトサイズのテキストであればどこでも広げられますので、勉強する場所を選びません。 隙間時間を有効活用することが、電気工事施工管理技士に合格するためのポイントですので、購入する際には持ち運びしやすいテキストを選択しましょう。
電気工事施工管理技士試験の勉強方法
以下では、電気工事施工管理技士試験の勉強方法についてポイントごとに解説していきます。
独学での勉強をしっかりと進めることができれば、試験の合格は十分に可能です。ぜひ参考にしてください。
「参考書を読んで過去問題を解く」のくりかえし
電気工事施工管理技士の勉強法は、基本的に「参考書を読んで過去問題を解く」のくりかえしです。
ただ、参考書を読んで頭で理解したつもりでも、過去問題をスムーズに解けなければ、理解不足であるということです。インプットとアウトプットをいかに効率よく進められるがポイントです。
目安として、合格者は平均して4~5回過去問題を解いています。過去問題は1度だけでなく、くりかえし解くようにしましょう。
過去問題が解けない場合は該当箇所を読み返す
過去問題が解けない場合は該当箇所を読み返してみてください。これをくりかえすだけでも着実に力はつきます。
また、電気工事施工管理技士試験を受験する方のほとんどは仕事をしながら勉強されるでしょう。
社会人になると、学生時代のようにまとまった時間を勉強にあてることはできませんから、週末にまとめて勉強をしたいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、電気工事施工管理技士の試験の勉強範囲はかなり広いです。週末にまとめて勉強をする程度では、なかなか範囲が終わりません。
「毎日1時間だけでも進める」という根気強さも大切です。
独学の落とし穴
過去問題を解いているとわからない箇所も出てくるでしょう。その際は参考書を読み直したり、インターネットで調べたりしましょう。
それでもわからないとなると、心が折れて勉強を投げ捨ててしまいがちです。 正直、実務経験があったとしても「参考書を読んだだけではわからない・・・」という箇所も往々にしてあります。
しかし、そこであきらめてはいけません。ここであきらめてしまうようだと、独学での合格は難しくなります。それこそが独学の落とし穴なのです。
一度勉強の手が止まってしまうと、学習のスピードは遅くなるものです。「自分もそうなりそうな気がする・・・」という方はぜひ他の学習方法も参考にしてみてください。
独学が不安な場合は通信講座を使おう
独学で学習を進めることに不安のある方は、通信講座を利用することをおすすめします。
通信講座のメリットは下記のとおりです。
No | 通信講座のメリット |
---|---|
1 | わからない箇所を個別に質問できる |
2 | 受験する年の試験問題の傾向をプロが教えてくれる |
3 | 自分で勉強の計画を立てるのが苦手でもカリキュラムがある |
上記があげられます。
独学に不安がある方は通信講座を利用してみてはいかがでしょうか。
電気工事施工管理技士の参考書まとめ
この記事では、電気工事施工管理技士の試験内容と学習方法、おすすめのテキストやテキストを選ぶ際のポイントについて紹介してきました。
電気工事施工管理技士の難易度はふつうで、独学でも合格は十分に可能です。
ただし、あくまで「ふつう」の難易度であるためやさしくはありません。学習方法によってはつまずきやすいですから、あきらめてしまう方も中にはいます。
独学で進めるのが厳しそうだという方は、通信講座を利用することでスムーズな合格も見えてきます。 この記事で紹介したことを活かし、自分にあった学習方法で進めていきましょう。