電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士とは!?仕事内容や資格概要・取得の流れからメリットなどを徹底解説!

26,093人の方が、この記事を参考にしています。

建築や電気に関わる資格はたくさんありますが、業界内での転職やキャリアアップなどに大変有利に働くのが、管理業務に特化した「電気工事施工管理技士」です。

ここでは、電気工事施工管理技士の仕事内容や資格概要、資格取得の流れからメリットなどを徹底解説していきます。

1 電気工事施工管理技士とは?

電気工事施工管理技士とは、施工管理技士国家資格のうちの一つであり、電気施工管理技士1級と2級に区分されています。

資格を取得することで、建造物の建設や増築などに必要となる、「電気工事における施工計画の作成」、「工事の工程・安全・品質などの管理」、「電気工事の監督業」などを行えます。

 

施工管理技士は施工管理上の技術責任者として、高く位置づけられている重要な資格です。そのため、キャリアアップや転職において強力な武器になります。

試験を受けようと考えた方はまず、受験資格を確認しておきましょう。電気工事施工管理技士の試験は保有資格や学歴によって、必要な実務経験年数が異なるため、注意してください。

1級と2級の違い

1級と2級の違いを端的にいうと、ビルや商業施設など規模の大きい案件(総額4000万円以上)で下請けに依頼をするような現場で活躍できるのが1級、4000万円未満の中小規模の建設現場であれば2級でも活躍できます。

内容

1級

2級

特定建設業の電気工事の専任の技術者

×

特定建設業の電気工事の主任技術者および監理技術者

×

一般建設業の電気工事の専任の技術者

一般建設業の電気工事の主任技術者

※特定建設業とは元請けで下請けに総額4000万円以上発注する建設業のこと 

2 電気工事施工管理技士を取得するメリット

電気工事施工管理技士は、責任感が求められる仕事であり、需要が高く将来性もありますが、資格を取得する具体的なメリットには、どのようなものがあるのでしょう。

ここからは、電気工事施工管理技士を取得するメリットを解説していきます。

業界内において転職が優遇される

上記でも紹介しましたが、電気工事施工管理技士は業界内での需要が非常に高いため、特に電気工事をメインに事業を展開する企業においては、電気工事施工管理技士の国家資格の有無は転職に大いに影響します。

また、電気工事施工管理技士になると、建築業の営業所の専任技術者にもなれるため、大手の建築企業への転職にも有利です。

しかし1級と2級では、仕事の内容自体に差はありませんが、仕事を受注できる金額の規模が異なるため、転職先への応募の際は注意が必要です。

企業にとってもメリットがある

企業に電気工事施工管理技士の資格取得者がいた場合は、電気工事の技術の評価が上がり、入札制度を取り入れている施工会社の選定において大変有利に働きます。

そのため企業にとっても、電気工事施工管理技士の資格取得者を雇い入れることは大きなメリットになります。

電気工事施工管理技士も別途で資格手当を支給されるため、企業にとっても資格取得者にとっても、電気工事施工管理技士の国家資格は大きなメリットと言えます。

電気工事士も併せて取得すれば独立にも有利

電気工事施工管理技士は、電気工事の現場を監督し管理する立場の資格なので、電気工事を行うことができる第一種・第二種電気工事士の資格も取得すると、独立した際に多岐にわたった業務を展開することができます。

自身のキャリアビジョンに、独立も選択肢として増やせることは、電気工事施工管理技士を取得する大きなメリットと言えるでしょう。

3 資格取得の難易度や取得までの流れ

電気工事施工管理技士として働くためには、電気工事施工管理技士1級および2級の国家試験をクリアする必要があります。

ここからは、資格取得の難易度や、資格取得の流れなどを、項目別に解説していきます。

資格習得の難易度は?

電気工事施工管理技士に限らず、国家資格の取得を検討した際、その資格の需要や将来性と同等に気になるのは、その資格の取得難易度でしょう。

合格率は40~60%ほど

電気工事施工管理技士1級と2級で合格率にはあまり差がなく、ここ数年での合格率は1級と2級共に40~60%程度です。

一般的な資格取得の流れとしては、2級を取得してから1級を取得するというパターンが多いでしょう。電気工事施工管理技士の場合は、現場経験が長かったり、第一種電気工事士の資格を持っていたりすることで、2級を飛ばして1級から受験する方も多くいます。

難易度はやや低め

国内で取得できる国家資格を全体的に見た場合、電気工事施工管理技士の合格率は40〜60%程度のため、難易度としてはやや低めであると言えます。

しかし、いくら合格率は40〜60%程でやや難易度が低いとは言え、半数近くの方が落ちていることは事実なので、資格取得の際はしっかりと準備をしたうえで試験に挑みましょう。

資格取得までの流れ

電気工事施工管理技士の資格取得までの流れは、1級と2級で多少異なります。

1級電気工事施工管理技士

2級電気工事施工管理技士

1.学科・実地の受験申込
2.受験通知
3.学科試験の実施
4.学科試験の合格発表
5.実地受験の申し込み
6.受験通知
7.実地試験の実施
8.合格発表
9.合格証明書交付申請・合格証明書交付
10.資格の取得

1.学科・実地の受験申込

2.受験通知

3.学科・実地試験の実施

4.合格発表

5.合格証明書交付申請・合格証明書交付

6.資格の取得

このように1級と2級では、申し込みから資格取得までの工程の数に違いがあり、2級の場合は1回で学科と実地の試験を行います。

 

4 電気工事施工管理技士の試験概要

電気工事施工管理技士の試験の詳細をみていきましょう。

試験日程

試験日程の予定は以下のとおりです。今年は新型コロナウイルスの影響で、延期が発生しています。

項目 日程
1級 学科試験日 令和2年6月14日(日)(延期)
学科合格発表 令和2年7月17日(金)(延期)
実地試験日 令和2年10月18日(日)(延期)
実地合格発表日 令和3年1月29日(金)(延期)
2級 前期(学科のみ)試験日 令和2年6月14日(日)(中止)
前期(学科のみ)合格発表日 令和2年7月7日(火)(中止)
後期(学科・実地)試験日 令和2年11月8日(日)
後期(学科・実地)合格発表日 学科(後期):令和3年1月22日(金)
学科・実地、実地試験のみ:令和3年1月29日(金)

試験日は変更、延期している可能性があるため、必ず公式サイトをご確認ください。

一般財団法人 建設業振興基金

試験地

札幌・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄
(会場確保の都合上、周辺都市で実施する場合があります。)

受験料

1級 学科試験:11,800円
実地試験:11,800円
(消費税非課税)
2級 学科・実地試験:9,400円
実地試験のみ:4,700円
学科試験のみ:4,700円

願書の購入方法

願書は1部600円(消費税込み)です。購入方法は次のとおりです。

(1)インターネット販売

インターネットを利用して願書をご購入ください。
願書代、送料等のお支払いは、クレジットカード決済またはコンビニ決済です。

※願書代金のほかに次の送料・手数料がかかります。

クレジットカード決済の場合1~5部:250円、6部以上:1,000円
コンビニ決済の場合1~5部:350円、6部以上:1,100円

(2)窓口販売

窓口でも願書を購入することができます。販売書リストを参考になさってください。

願書の販売所リスト

受験資格

電気工事施工管理技士の受験資格に関しては、1級と2級で実務経験や学歴によって異なります。詳細は以下の記事をご参照ください。

電気工事施工管理技士試験の受験資格は?資格取得までの流れも押さえよう!

 

5 まとめ

電気工事施工管理技士は、業界全体の人手不足や高齢化、新技術の導入によってさらに需要が高くなると言えます。

将来性が高く、転職やキャリアアップなどにも有効活用できる国家資格なので、資格の取得を検討されている方、資格に興味のある方、この資格を初めて知った方などには、是非ともおすすめしたい国家資格の一つです。SAT講座では高品質な教材がいつでもどこでも受講できます。一度検討してみてはいかがでしょうか?

SATのWeb講座なら、分かりやすい講義動画で、どこでも手軽に学習できます。

『このブログについてお気づきの点等ございましたらこちらにご連絡下さい』

『電気工事施工管理技士とは!?仕事内容や資格概要・取得の流れからメリットなどを徹底解説!』の記事について

取りたい資格・知りたいことをお選びください